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移民について

最終更新日:2020/06/05

ワーキングホリデーで行ける国は現在26ヵ国(2020年現在)
その中でも英語圏は
カナダイギリスアイルランドオーストラリアニュージーランド
5ヵ国だけなんです!

美しい大自然、おいしいプーティーン、移民の国ならではの混ざり合った文化建物、環境的にも住みやすいカナダに移住したい…!と思う人は多いはず!
なので今回は移民についてまとめてみたよ☆

まず、移民するために必要な永住権とは?

Permanent Resident Status(PR)
国籍は日本だけど、日本とカナダに住むことが可能。
PR取得後5年に1度更新が必要。
5年のうち2年はカナダ国内で居住していないとPRの資格がはく奪される。

永住権と市民権の違い

永住権と市民権は違うものなのです!
永住権・・・国籍は日本で5年に一度の更新があり。
カナダでの選挙権なし
市民権・・・国籍はカナダとなり日本の国籍ではなくなる。
ビザの更新をする必要がなく、カナダの選挙権も得る

では、その移民のためのビザとは…!?
カナダの移民申請制度は大きく分けて8つに分かれます。
つまり、8つのチャンスがある!?のかも。

いってみよう!!!!
あ、その前にここのカテゴリで必要な用語について。

☆CLB(Canadian Language Benchmark)

英語技能試験のIELTSやCELPIP、フランス語試験のTEFなど。
このスコアを取らないことには…!!

☆NOC(National Occupational Code)

職種ごとに決められた4桁のコード。
NOCには00、0、A、B、C、Dとクラスがわかれていて、Bまでに該当する職種の経験が移民には必要と一般的に言われています

さて、それでは本題。

其の壱 ファミリークラス(Family sponsorship)

●スポンサーになれるのは18歳以上のカナダ市民、もしくはカナダ永住権所有者
●スポンサーが、カナダに呼び寄せたい…!一緒に暮らしたい…!という熱い思いのある人のビザをサポート。

たとえば、配偶者コモンローパートナー両親祖父母などなどの家族にあたる人たち。
熱い思いがあっても広島風お好み焼きはファミリークラスには該当しません。自分で頑張って作ってください。
もちろんですが、スポンサーにもスポンサーを受ける側にも審査を受けて承認されなければ移民はできません。

コモンローとは?
事実婚、内縁のようなもの。
結婚と同等の権利が与えられるが、申請前に1年間同棲していることや、これまでの写真や手紙、航空券のチケットの提出など、事実婚を利用して不正にカナダにとどまろうとしていないかをチェックするため、一般的に査定が厳しい。

其の弐 スキルドワーカー(Federal skilled worker)

●その名の通り、スキルがあれば申請できるビザ。
●どこかの会社にスポンサーになってもらうワークビザとは違い、雇用主がいなくても申請可能。
カナダでの就労経験は関係なし

求められるのは心・技・体!!!(ちょっと違う)
カナダ政府が必要としている職業の知識、技術、経験を証明できればいいのだ!でもそれが大変なのだ!!(切実)
詳しくみてみると、、

申請条件
Your work experience must be:-in the same type of job as your primary NOC
-within the last 10 years
-paid work (volunteer work, unpaid internships don’t count)
-at skill type 0, or skill levels A or B of the 2016 National Occupational Classification (NOC)
-at least 1 year of continuous work or 1,560 hours total (30 hours per week).

You can meet this in a few different ways:
full-time at 1 job: 30 hours/week for 12 months = 1 year full time (1,560 hours)
equal amount in part-time: 15 hours/week for 24 months = 1 year full time (1,560 hours)
full-time at more than 1 job: 30 hours/week for 12 months at more than 1 job = 1 year full time (1,560 hours)

などなど。
つまり、NOCリストにある仕事過去10年のうち少なくとも1年以上していて、もちろんそれは給料が発生している仕事で、学歴とか職歴とか語学力もあって、年齢も適正で…とさまざま。ほんとさまざますぎる。
ジョブオファーを受けていれば資金証明はいらない

自分の職種がNOCに当てはまれば、チャンスあり!!!
CLBは…高いスコアが求められます・・・

其の参 スキルドトレード(Skilled trades)

●限定された職業(専門職)の人が申請できるビザ。
●カナダでのジョブオファーを受けていること
●CLBはスピーキングとリスニングが5以上、リーディングとライティングが4以上!
でも高いに越したことはない!英語の勉強も頑張ろう!

※ケベック州では独自のスキルドトレードプログラムがあるためこれには当てはまらない。
専門職で頑張ってきた人は大いなるチャンスが!!!
このビザでれっつごーとぅーきゃなだ!!

其の四 各州ノミネーションプログラム(PNP)

●カナダでの就労経験もカナダ国外での就労経験も、NOCもCLBも
『州により異なる』!!

各州がそれぞれ決めた条件で、その州に必要な人材であることを証明できれば取得できるビザです。
州から移民局へ申請するというちょっと特殊なビザ
わたし!スキルドワーカーの職歴があって!この州のために貢献できるんです!
という個人の熱い思いとちゃんと証明を持って州に立候補!
人口が少ない州だと可能性も上がるかも!
たまに噂で聞く、マニトバ州は永住権が取りやすい、というやつはここから来てるんでしょうね。

其の五 カナディアンエクスペリエンスクラス(Canadian Experience Class)

●申請する前3年間以内に、1年以上カナダ国内でのフルタイム相当の就労経験あり

NOCは0、A、Bの人が該当
CLBは0、Aの該当者はAll7以上、Bの該当者はAll5以上
※これもまたケベック州では当てはまりません><!

そんなに高い壁ではなさそう…?
カナダ国内で1年以上フルタイム相当の就労経験という事なので、パートタイムの合算でも可能。

其の六 ケアギバークラス(Caregivers)

●カナダ国内で過去4年間のうち2年以上フルタイムで働いていた
●CLBは5以上
●専門学校、短大、大学等の学校で1年以上の該当コースを受けて修了していること

ケアギバーには子どものため、と介護として、の2つがあり、
介護についてはさらに条件が加わって、NOCリストの特定の職種で働いていなければダメなのです。
そして該当職種によってCLBレベルも変わってくるので要注意!

其の七 自営業クラス(self-employed person)

●アーティストやアスリート、農業系経営で申請できる
●過去5年のうち2年間の経験が必要

アスリートとしても世界レベル、アーティストとしても世界クラス!
いずれにせよ世界レベルの秀でた才能が必要なのです。

其の八 スタートアップビザ(Start-up Visa Program)

●Do you have an innovative business idea? If you can get support for your idea from one of the designated organizations, you may be able to immigrate to Canada.
これに限る!つまり、革新的なビジネスのアイディアがあってオーガナイザーの誰かから『いいね!』されて、サポートするよ!ってなればこのビザに申請可能!
●CLBは5以上

しかし!新しく事業をするための資金はカナダからはでないよ。
ってことに注意!

以上、8つの移民のためのビザ紹介でした☆

<最後にもうワンポイント!!!>
Express Entryというシステムをご存知でしょうか??これらの8つの永住プログラムのうち
其の弐 スキルドワーカー(Federal skilled worker)
其の参 スキルドトレード(Skilled trades)
其の五 カナディアンエクスペリエンスクラス(Canadian Experience Class)
この3つについて、総合ポイントが高い人から順に申請してもいいよ、のレター(ITA)が届きます。
申請順ではないので、ポイントが高ければ高いほど永住権ゲットまでが短くなります!!
エクスプレスエントリーは情報登録をオンラインでするだけ!
申請してもいいよ、のレター(ITA)が届いてから90日以内に書類をアップロードする必要があります。
書類の中には無犯罪証明書や、IELTSのスコアなどもあり、有効期限も気にする必要があるものもあるので事前に取るとまた取らないと、なものもあるので注意ですね。このリンクから自分のポイントを計算だ!!!
↓ ↓ ↓
公式の計算ポイントページ

以上!おっしまーい★