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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2002.05.31

Canadian as a Second Language Institute (CSLI)


口コミで生徒が集まるという評判の、国籍バランス豊かなESL』

Canadian as a second Language Institute(以下CSLI )はカナダのバンクーバーのダウンタウン内のイエールタウンにある開校して今年で10年目を迎える中規模の語学学校です。実践的な会話に重点をおいたプログラム、充実したアクティビティー、きめ細かスタッフのケア、カナダ各都市に滞在し勉強するカナダワイドのプログラム等で、ほとんど宣伝活動を行うことなく多国籍の生徒からの口コミで高い評判を得ています。今回はその魅力を取材しました。


★充実した無料のアクティビティーやユニークなプログラム、生徒の表彰制度が自慢です。
(Mikiさん:Counselor/日本語、韓国語、スペイン語、英語の4ヶ国語が流暢に話せます)

−CSLIでのプログラムの概要を教えてください。
「基礎のESLプログラムであるPractical English Programを中心に、ビジネス英語を中心としたBusiness English/TOEIC Program、TOEFLのスコア改善を図るTOEFL Program、大学進学準備のためのAcademic Program、カナダの起業でのインターンを経験するInternship Program、英語教師としての資格を取得するためのTESOL Certification Program、ビジネスエグゼクティブ専用の英語コースであるExective Programがあります。また、カナダ各都市で学びたい人のために、CSLIとカナダ6都市にある提携校への入学・移動手続きをCSLIが無料代行し、学校登録費も免除されるCanada WIde Programがあります。」

−基礎コースであるPractical English Programについて詳しく教えてください。
「基礎のコースであるPractical Englishでは、会話に重点をおいた日常生活ですぐに使える英語を学ぶことを念頭においています。レベルは8段階で、レベル1と2と3の初級用、レベル4と5と6の中級用、レベル7と8の上級用で別 のカリキュラムを組んでいます。初級では予約の取り方、招待の仕方、苦情の言い方等の基礎を学び、中級ではプレゼンテーション、意思表示、読解などに発展し、上級ではディベート、意見のとりまとめ、メディアの英語等のトピックで総合的な英語の力を付けていきます。ランゲージファンクションと文法と発音といった3つのアプローチを取りながら、英語がスムーズに話せるようになることを目標にしています。」

−アクティビティーの特徴について教えて下さい。
無料のアクティビティーが充実していて、授業で習う内容が生かせるしくみになっていることです。毎週の金曜日には、例えばレストランで食事したりゲームを行ったりと色々なアクティビティーを企画しています。このときの参加費用、レストランでの食事や、美術館の入館料など全て無料で参加できるようになっています。アクティビティの内容は、毎週生徒と相談しながら決めているので、皆さんとても満足されています。また、他の多くの学校では費用を自分で払うのがあたりまえなので、無料であることはCSLIの大きな特徴です。また、授業で習ったプラクティカルな英語の表現を生かせるような場面 、たとえばレストランで注文したり、クレームをつけたり、支払いをするなど、授業で習ったこと、これから習っていくことと連動した内容になっています。アクティビティーに出かける前に必要なフレーズの練習を行って、その場で間違っても先生からきちんと指導して正しい英語に直してもらえます。今週の金曜日は月に1回の卒業パーティーとBBQが予定されています。色々なテーマにそって行っていて、生徒さんにはとても楽しんでもらえると思います。」

−その他学校の特徴について教えて下さい。
「CSLIでは、短期で滞在している生徒さんにも最大限に英語を学習してもらう環境を整えたいと考えているので入学したその日からもう授業に出席してもらうようにカリキュラムが組まれています。他の学校では初日はオリエンテーションだけというところが多いと思いますが、CSLIでは前もってリスニングとライティングのテストでレベル分けを行い、授業が始まる1時間前に来てもらってその後すぐに授業に移ります。短期間でめいいっぱい学習をしようとしている生徒さんのために、スタッフはアドミニストレーションの仕事を迅速に行っています。また、学習意欲のある生徒さんには大きな特典を準備しています。今年、創立10周年の同窓会のパーティーが行われる予定です。CSLIでは、スチューデント・オブ・マンスといって毎月優秀な生徒を選んで表彰するシステムがあるのですが、過去の受賞者にはこの同窓会に出てもらうために無料で往復の航空チケットをプレゼントします。また、スチューデント・オブ・マンスに選ばれた生徒の中から特に優れた生徒をアンバサダーとして選んでいますが、アンバサダーの生徒さんには、いつでも無料でCSLIの授業が受講できる権利をプレゼントしています。」


★生徒として、皆さんにCSLIをおすすめします!
( Mamiさん:Half-time 学生 TOEFLプログラム/大学進学を希望しています)

−カナダに留学に来たきっかけを教えて下さい。
カナダに友達を訪ねて旅行してきたときに今のパートナーと知り合って、日本生活していたのですが、カナダで生活することになったので、今後のことも考えて勉強しようと思い学校を探しました。最初はバンクーバー島で生活していたので、そちらのカレッジに通 って大学の進学準備のコースを受講していました。バンクーバーに移ってきて、こちらの学校でTOEFLを勉強しています。」

−CSLIに決めた理由は何ですか?
「知り合いを通じて5校くらい語学学校のトライアル・レッスンを受けました。色々比較してこちらに決めたのですが、アクティビティーが多く内容が充実していることが決め手になりました。毎日ぎっしり色々なイベントが計画されていますし、金曜日の無料のアクティビティーもとても楽しめる内容です。また、色々な国籍の生徒がいい具合に混ざっているのもとても気に入っています。トライアルで訪ねたほかの学校では、日本人と韓国人ばかりといった感じで皆が平気で母国語を話してしまい、よっぽどがんばらないと英語は身に着かないのではと思いました。でも、CSLIではドイツ人、南米系、メキシコ人、スペイン人、フランス人、台湾人、ベトナム人、韓国人、日本人がほどよく交じり合っていて、英語を学ぶ以外にも他の国の文化を学ぶという意味でとても素晴らしいと思います。今はドイツからの留学生が一番多いようです。」

−授業の様子などを教えて下さい。
「T
OEFLプログラムに関しては、4ヶ月サイクルで1つのテキストが終る仕組みになっています。月に一回模擬試験を受けてどのくらい進度が上がっているか確認しています。テキストに沿って、この問題はよく出ているとかコンピューターベースのテストのコツなど細かく指導してもらえるし、先生の話す速度もテストで出てくるような日常のスピードなので、それについていかなくてはなりません。今クラスは8名で少人数ですので、先生から丁寧に指導してもらうことができます。今まで一切テストを受けたことがなくてこのコースに入ったので、入る前と後での比較ができないのですが、今はコンピューターベースで200点、記入式だと550点くらいの点数になってきています。」

−今後の予定を教えて下さい。
こちらの大学に進学したいと思っています。カナダの大学入学に必要なTOEFLのスコアは220点程度ですので、もう少し点数を伸ばしたいです。大学では心理学を専攻してカウンセラーになりたいと思っています。」


スイスではなかなか外国人の友達ができないのでCSLIで学んで良かったと思っています。
(Evanさん:学生 Practical Englishプログラム/
スイスからの留学生です)

−カナダに留学したきっかけやCSLIを選んだ理由を教えて下さい。
「カナダ人の友達がいて、一緒にスイスで高校に通っているクラスメートだったのですが、彼がカナダはとても自然が豊かな国で、英語を学習するのにイギリス英語やアメリカ英語と比べてなまりや特別 な発音が少ないと聞いたのでカナダを選びました。学校の先生の友人がカナダによい学校があるということで紹介してくれました。それがCSLIでした。ここに4ヶ月滞在して英語を勉強する予定です。 」

授業の様子など学校の雰囲気はどうですか?
生徒がとても多国籍なことがとても気に入っています。南米の人やアジア人の人に知り合えるのはとても嬉しいです。なぜかというと、私の国スイスではアジア人の人はとても少なくてなかなか知り合うきっかけがないからです。またスイスの学校ではこれほど多様な国から生徒が集まってくるということはないので、CSLIで沢山の異文化に触れられるのはとても素晴らしいことだと思っています。また、金曜日の無料のアクティビティーは色々なトピックで内容が充実しているので、とても楽しんでいます。明日は卒業式で普段と少し違いますが、卒業式のテーマも色々変わるので工夫されていて飽きないです。この学校はとても雰囲気が暖かく、皆が仲がよく親切なのでそういう点でも気に入っています。」

授業以外の様子はどうですか?
「ホームステイ先はダウンタウンなので何かと便利で通 学しやすいです。大きな家でホストファミリーはとてもいい人達です。自分専用の部屋にきちんとした家具もついています。
また他にも生徒が4人いて仲良くなれたのでとても良かったと思っています。」

−これからの予定を教えて下さい。
CSLIに4ヶ月滞在して英語を勉強したあと、残りの2ヶ月でカナダの色々な地域を旅行しようと思っています。カナダは自然が豊かな国なので色々見て廻りたいです。旅行が終ってからはスイスに戻って就職する予定です。ここで身に付けた英語を生かして行きたいと思います。」


★学校と授業の風景

学校の外観。
通りに面した1階のフロアです。

受付。
壁には世界各国の時計が。

ラウンジに飾られた万国旗。
入学すると自分の名前のシールが
はられたカップが与えられます。
ミッシェルさんとお話。
ラウンジでの昼食。
立ち話中。
コンピュータールーム。
自由に使えます。
学校の紹介ボード。


クラスが始まる前の様子。
ヨーロッパ系の生徒が目立つ。


過去に行われた料理イベント。
それぞれ国名入りの帽子で参加。


スチューデント・オブ・マンス
に選ばれた生徒さんの名前。
将来に渡って名前が残ります。



★CSLIでは常に生徒の要望に敏感であり、きちんとケアができるように努めています。
(Geoff先生:Assistant Head Teacher/Practical Englishの Advanced とIntermediateの会話を教えています) 

−CSLIの長所、強みを教えて下さい。
CSLIの特徴の1つは私たちが生徒により生徒個人に適したプログラムを提供できるという点です。まず少人数のクラス行い、学校のサイズも小〜中規模で皆と知り合える大きさで親密な雰囲気があります。生徒同士が仲良くなれると同時に先生も生徒のことをきちんと理解し、目をかけていくことができます。また、生徒はクラス以外でもアクティビティーやイベントを通 じてどんどん友達を作っていくことができます。また大きいサイズの学校ではないですが、生徒の国籍のバランスがとれていることもCSLIの長所の1つだと思います。またPractical Englishのプログラムでは会話に重点をおき、実際に英語を使うことをゴールとしています。午前中と午後で違った先生学び、1ヶ月ごとに先生が変わっていくので、色々な教授法に触れることができます。」

−授業で気をつけていることは何ですか?
授業では生徒がどんなニーズをもっているか、何を求めているかということに敏感であるようにしています。英語に関して言えば、生徒個人個人に丁寧な指導をより多く行うように努めています。授業以外でも、生徒がこの学校でバンクーバーで楽しんで生活しているかということも気にかけています。CSLIの講師は生徒ひとりひとりに時間をかけ生徒の苦手な分野や得意な分野、これから興味をもって学ぼうとしていることに特別 な注意を払っています。また、スタッフと協力して生徒が満足しているかどうかをきちんと調べています。」

シャイな生徒がクラスにいる場合はどうしていますか?
「なかなか話すことが苦手だったりシャイな性格の生徒がいる場合は、一緒に遊ぼうと誘ったり、他の生徒に紹介するなどして先生がイニシアティブをとって生徒を自然とクラスに参加させられるようにしています。生徒はクラスの前や休み時間、昼食時、放課後いつでも先生に話したいときに話せます。休み時間の間は先生は控え室ではなく、生徒とおなじラウンジにいて生徒が話し掛けやすいようにしています。」

−CSLIで教えていてもっとも楽しんでいることは何ですか?
「たくさんの生徒と知りえることが本当に楽しいと感じています。世界中の色々な地域から異なった経験をしている生徒とCSLIを通 じて知り合えることは、かけがえのない経験だと思っています。生徒の中には非常に親しくなって、生徒が帰国してからも電子メールのやりとりをしていたりする人もいます。」


学内に寮を作ったりプログラムの内容を充実させるなど、学校の質の改善に努めていきたいと考えています。
( Michelleさん:Manager/以前はハンガリーで教えていた経験があります)

−マネージャーとしての視点からCSLIの特徴を教えて下さい。
「CSLIでは、生徒に細かい注意を払っているということで他の学校とはかなり違った特徴があると思います。バンクーバーの語学学校の多くは規模がとても大きく、夏季に生徒数がふくれあがるところがありますが、そういった生徒の増加があるとCSLIでは生徒に細かいケアができないと考えます。私たちはバンクーバーで10年学校を続けている老舗ですが、拡大するアプローチをとらず、生徒個人を把握できる大きさでありたいと考えています。私たちは生徒が学校で満足しているか、きちんとカナダでの生活を楽しんでいるか、問題はないかどうかといったことを個別 に把握していて、学校を理由も無く欠席していると電話をかけることもあります。また私たちは経営者であるダイレクターの夫婦、マネジャー、アクティビティー・コーディネーター兼インターンシップ・コーディネーター、ホームステイ・コーディネーター、学生カウンセラー、アドミニストレーター等中規模の学校にしては多くのスタッフを抱えていて、生徒にいつでもこまやかなケアが行えるようにしています。」

−英語だけの環境を維持するのに何かポリシーはありますか?
「私達は英語の学習を真剣にうけとめてほしいので、イングリッシュ・オンリー・ポリシーをとっています。生徒が母国語を話しているのを先生やスタッフに聞かれたら、最初はイエローカードを出します。2回目になると1週間停学措置になります。3回目になると退学処分になるという厳しいシステムです。母国語を話すのはその生徒の立場を悪くするとともに、話し掛けられた生徒にも迷惑をかけてしまうことになります。バンクーバーでは楽しいこともたくさんあり、フィールドトリップやコンテスト、オークション、ゲストスピーカーなどをアクティビティーとして行っていますが、根本的な目的としてはCSLIに英語を学びに来ているということを生徒に理解してもらいたいと思っています。」

−CSLI が目標としていることは何でしょう?
「他の都市にブランチを開くといったことは考えていません。カナダワイドプログラムを通 じカナダの6つの学校と協力して提携関係を築いています。それらの学校とは運営方針といったことでも同じ意見をもっているので、この組織を通 じてカナダ自体を英語の学習に最適な場としてプロモートしていきたいと思っています。また、学校を拡大するというよりも、もっと充実したサービスを生徒に提供していきたいと思っています。その一環として今年の10月に学内に寮を完成させる予定でいます。また、プログラムの内容に関してもどんどんとマーケットの需要が変わってくるので、それをリサーチして新しいプログラムを提供していきたいと思っています。例えば、最近日本からはシニアやエグゼクティブの人向けのプログラムの需要が大きくなってきています。それに応えていけるように学校を充実させていきたいと考えています。」


★2002年9月、待望の学内寮(学校まで徒歩0分)がオープン!

男子部屋。
ベッドは 2段ベッド。

男子部屋を逆方向から撮影。
8人で一部屋。

女性の部屋は4人部屋。
2段ベッドの下はベンチにもなる
リビングルーム
リビングルーム
キッチンは自由に利用可。

ダイニングテーブル。
同じサイズのテーブルが
もう一つある。

バスルーム。
もちろん男女別。

ランドリールーム。



<取材後記>

この学校は、他の学校にはないユニークな特長がいくつかあります。

生徒一人一人に与えられる名前入りのマグカップは、昼休み等に、生徒同士で気軽に声をかけやすくしています。これは、個々の生徒を大切にしたいという、学校側の配慮の一つだと言えます。

また、今年の秋からオープンする予定の、学内にある寮も非常にユニークです。現在は工事中でしたが、本当に学内の廊下の向こう側に作っていました。朝起きてから夜寝るまで英語学習をしたいという方には、お勧めかもしれません。

毎週金曜日に必ず行われる、バラエティに富んだアクティビティも特徴的です。これは授業の一環なので、それぞれの生徒には会話のきっかけが与えられ、間違えなどはその場で指摘してもらえます。授業の一環ということで、追加の参加費がかからないというのも魅力です。

学校のポリシーとして、規模よりも質を挙げていたのも印象的でした。口コミで世界各国からバランス良く生徒が集まるというのも、十分説得力があります。実際、他校では目立つアジア人が、ここではそれほど目立ちませんでした。

授業料は他校に比べたら少し高めですが、毎週のアクティビティの費用が授業料に含まれるという点を考慮すれば、十分納得のいく金額です。実践的な会話力を身につけたい方にお勧めしたい学校です。

レポート Jpcanada.com取材班(abe)



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