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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2002.02.28

Pacific Gateway International College

(PGIC)


『情熱溢れる先生と厳格なEnglish Only Policy。徹底した英語漬け生活を送ろう。』

パシフィック・ゲートウェイ・インターナショナル・カレッジ(以下PGIC)はカナダのバンクーバーに本校を持ち、カナダのトロントとビクトリア、オーストラリアのブリスベンにも学校を展開している大規模な語学学校です。高い評判と充実したカリキュラム、目的をもった学習指導などで常に語学学校をリードする存在であるPGICの魅力をお伝えします。

★本当に 困ったときは日本語でカウンセリングができますので、安心してください。
(Tomokoさん:Executive Assistant/Japanese Coordinatorも兼任)

−プログラムの概要を教えてください。
「バンクーバー校では基本のESLコースであるEnglish Communication Programを中心に大学進学準備のためのTOEFL Program、 ビジネス向けのBusiness English Program、ケンブリッジサーティフィケート受験用のCambridge Program、会話に重点をおいたPower Speaking Program、英語とコンピューターを学ぶInternational Business Skills Program、 インターンシップが経験できるInternational Business Internship Program、資格がとれる TESL Program、English & Tourism DiplomaとPrograms English & Business Diploma Programの10のプログラムから構成されています。」

−基礎コースであるEnglish Communication Programについて詳しく教えてください。
「English Communication Programは6レベルに分かれており、入学時のプレイスメントテストとインタビューでレベル分けを行います。月曜から金曜の午前中はレベル毎のカリキュラムを行い、月曜から木曜の午後は2つの選択科目を選んで学びます。選択科目はレベルによって選べる科目が制限されますが、コモンエラー&ボキャブラリー、ファンクショナルイングリッシュ、発音、ライティングスキル、リーディングスキル、映画を通 じてリスニングとボキャブラリービルディング、時事問題、TOEFL対策、TOEIC対策、マイクロソフトオフィスユーザーシステム、自己表現スキル、思考力と問題解決力、プレゼンテーションスキル、ビジネス交渉スキル、ディスカッションスキル、社会問題の16の充実した選択科目があります。」

−授業以外に生徒が参加できる課外活動が充実しているそうですが。
「生徒が授業以外に参加できる課外活動は大きく分けて3つあります。1つめは少人数のグループで学ぶSpecial Language Workshopです。ここでは生徒の国籍にあわせて発音を指導するAccent Reduction Workshopと文法を強化するGrammar Workshopがあります。2つめは放課後のクラブ活動です。このクラブ活動には、カナダ人と少人数で会話をするCanadian Conversation Clubや、文法や語彙の強化を図るReading Club、生徒同士で映画をみて感想をディスカッションするFilm Clubがあります。また、授業以外のサービスとして、北米で大学進学を希望している人のためのカウンセリングを行うAcademic Counselingを受けたり、高速インターネット回線に繋がっているコンピューターセンターのコンピューターを、センターで授業が行われていないときはいつでも無料で利用することが出来ます。」

−さすが、大規模校ならではの充実したプログラムですね。
「ありがとうございます。また、PGICでは日本人学生の上限を35%としています。様々な国からの生徒との交流も期待できますよ。」


★カナダは2回目ですが、2度目もPGICを選びました!
(Mihoさん:English Communication ProgramのIntermediateレベル/ 普段は全然日本語を話さない生活をしているそうで、日本語でのインタビューに少し驚いていました)

−PGICを選んだきっかけは何ですか?
「大学の生協で旅行会社のパンフレットなどでバンクーバーの語学学校を調べていたのですが、他の語学学校は午前中だけしか授業がないといったところが多かったのです。午前中だけしか学校がないと、午後はきっと遊んで日本語をしゃべってしまうだろうなと思っていました。でも、PGICのプログラムは午前9時から午後4時まであるのでしっかり勉強できるし、あまり遊ぶ時間もないのでお金も使わないのです。去年の夏に留学したときにPGICで勉強したのですが、
そのときに先生にとてもよくしてもらったので今回もPGICで勉強しています。最初に来たときは全然話せなくて、ホストファミリーもとても困ったようでしたが、今回も同じホームステイ先を選んだので、前よりは話せるようになった私を見てファミリーもびっくりしたようです。日本に帰ってからもTOEICの勉強をしたのがよかったようです。今回は大学の冬休みを利用して3ヶ月滞在する予定です。」

−授業の様子や印象を教えて下さい。
「最初の1週間は慣れるだけで大変でしたが、それを過ぎると楽しんで学ぶことができます。先生方は熱意をもってよく教えてくれます。また、分からないことがあった時はすぐに質問できるような雰囲気があります。今のクラスは14人程度で勉強しています。
同じレベルで沢山クラスがあるので、 万一自分のクラスが気に入らなかったらクラスをかわることもできます。それと、友達が作りやすいということもとても良いと思っています。Canadian Conversation Club(CCC)で来る人は同じ人が多いので、知り合って仲良くすることができるのです。CCCは放課後、地元のカナダ人の方を自分で選んで会話するのですが、言い回しとかも教えてもらえて、カナダ人1人対生徒3-4人といった少数で英会話の練習ができるので、とても気に入っています。」

−今近い将来の目標はありますか?
「帰ったら来年で大学を卒業するので、大学院進学を考えています。大学院がもしだめだったら、カナダに来てもう少し勉強して北米の大学に進学したいと考えています。まだまだ色々考え中ですが、英語の勉強はこのまま続けていくつもりです。」


★真剣に勉強しようと思ったら、学校のなかにいくらでも学べる機会があるのです。
(Yukiさん:English Communication Program のUpper-Intermediateレベル/日本で薬剤師をされていたそうです)

−留学を決意したきっかけを教えて下さい。
「カナダに来る前は、病院で薬剤師をやっていました。高校のときも留学したことがあって、英語の勉強も好きだったのですが、大学に入ると薬学ばかりになってしまって、英語を勉強する暇がなかったのです。そうやって英語を忘れていたのですが、仕事をするようになって英語に直面したときに、もっと勉強したいなと思いました。英語ができないと外国人の患者さんに適切な服薬指導もできないのです。患者さんのいっていることもわからなくて、患者さんも神経質になってしまうという状態でした。医学関係の文献も最近はドイツ語ではなく英語になってきているので、英語ができたらと身にしみて感じたのです。」

−PGICを選んだ理由は何ですか?
「母親の友達の息子さんがちょうど1年前にPGICで勉強していてとてもよい学校だと勧められたのもありますが、どのエージェンシーに行っても、バンクーバーで真剣な語学学校を探しているというと、皆にPGICを勧められました。
別の学校に留学した友達の数人は、楽なほうに流れて流れ、特に何も得ず帰って来て残念だったと言っていたので、きちんと勉強できるという点で学校を選びました。PGICではTOEICも毎月受験できて自分で目標を立てて勉強できるし、アクティビティーも充実していて楽しい雰囲気もありますが、イングリッシューオンリーポリシーがあって、何度も日本語を話していると退学になるという厳しい面あるので、それでPGICに決めました。」

−PGICのどういうところが気に入っていますか?
「学校の仕組みがとてもしっかりしていることです。また私はとてもよい先生に恵まれています。担任の先生は話す機会を沢山与えてくれるのです。みんながいっぱい話していて、なかなかわりこめなくて引いてしまうようなときでも、先生が気配りして自分に意見を聞いてくれたりします。またTOEICを毎月受けているのですが、自分の弱い分野を先生もきちんと把握しれくれていて、その部分を重点的に指導してくれます。リーディングが弱いと読むときにさしてくれるとか、そういう先生の細やかな心配りがとても気に入っています。また午前と午後の授業だけでなくても、自分がグラマーをもっと重点的に勉強したかったら、ワークショップもあるし、発音指導もあるし、出席する人も大勢ではないので、時にはマンツーマンで教えてもらえることもあります。自分が真剣に勉強したいと思えば、学校の中に機会はいくらでもあるのです。」

−これから将来の目標はありますか?
「今回はESLの6ヶ月で最初は帰国しようと思っていたですが、他の専門学校でメディカルカウンセラーとしてのディプロマを取得しようと思っています。最終的には日本に帰って、外国の薬の輸入に関わる仕事に携わって英語を活用していきたいなと思っています。」


★全ての生徒に満足してもらうことがPGICの大切な使命です。
(Kenさん:Director of Education/プログラム作成や、講師のトレーニング等の責任者ですが生徒にも教えています) 

−PGICのプログラムの特徴を教えてください。
「充実したプログラム内容があるとともに、プログラムの改善がとても早くできることです。以前は公立の学校で教えていたことがあるのですが、コースの内容を変更するのに1年もかけていたりしました。PGICはプログラムの開発や改善にとても積極的です。交渉術や時事問題、プロブレムソルビングスキルなど他の学校にはない特化したプログラムがいっぱいあります。カリキュラムは午前中はきちんとした英語の能力をつけることを目的にしていて、午後は流暢にその英語を生活の中や職場におい使っていくことを目的にして作成されています。総合的に実生活やキャリアにおいて役立つ英語の収得を目指しています

−先生とプログラムの質を保つためにどんなことをしていますか?
「まずはきちんとした資格のある先生を雇うことから始まります。PGICはPrivate English Language Schools Association と British Columbia Organization for Teachers of English as an Additional Languageという団体に所属しているのですが、この2つの団体はとても質の高い資格を出しています。その資格をもっている人を候補にします。また最低限学士と著名な団体からのTESLの資格をもっていて最低限の経験がある人を選びますが、インタビューをして10人会って1人を雇うか雇わないかというぐらい厳しく選んでいます。その理由は、PGICの他の先生と上手くやっていけるかということもありますし、経験や資格だけでなく、教えることに真の情熱をもっている人を探しているからということもあります。新しい先生は60日間観察期間におかれます。その間最低2回は私が授業を見学し、沢山の項目のある評価シートに記入します。その後、フィードバックの面 接を行い、良い点と悪い点を指摘して自分か先生のトレーナーが改善するよう指導します。残念ながらうまく改善しない場合は雇えないこともあります。その他、プログラムや経験のある先生については3カ月おきに生徒の調査を行っています。新しい先生のクラスでは毎月調査を行います。アクティビティーの内容についても3ヶ月に1回調査を行い、生徒が満足しているか、どういう点が悪いのか等きちんと確認しています。このような努力なしでは、決して良いプログラムを維持できません。

−生徒の学習効果を上げるために何を行っていますか?
PGICの最も大事なミッションは全ての生徒に満足してもらうということです。満足するということのなかの大切な要素は、英語が上達するということです。生徒に満足してもらうために、PGICでは2つのポリシーを作り、厳しく守るようにしています。そのポリシーの1つはアテンダンスポリシーです。生徒は4週間から成る1セッションで3日休むと、教育スーパーバイザーから注意を受けます。それ以降1日でも休むと生徒は保護観察期間に置かれます。保護観察期間の間は休んだり遅刻したりする度に、オフィスに報告に行かなくてはいけないのです。その期間に入っても3回以上休むと、退学になります。もう1つのポリシーはイングリッシュオンリーポリシーです。生徒は学校の中や学校の前で英語以外の言語を話したら、1回目はイエローカードを与えられます。2回目はレッドカードを与えられます。3回目は1日家に帰るように言われてしまいます。それ以降も守らないようだと、退学の処置を行います。その反面、学校のイングリッシュオンリーゾーン以外で先生やマネッジメントの人がバスの中や通りで生徒が英語を話しているのを見たら、グリーンカードを与えることにしています。グリーンカード2枚で、ギフト券がもらえます。グリーンカード3枚で特別なギフト券がもらえるだけでなく、生徒の顔写真が校内の廊下にある栄誉の殿堂に飾られます。私達は学校だけでなく、学校以外でも英語を使うことを奨励しています。」

−他の校舎(カナダのビクトリア、トロント、オーストラリアのブリスベン)でもバンクーバー本校と同じように教えているのでしょうか?
「他の学校も本校と同じように管理しています。人数の少ない学校では開講できない特別プログラムもたまにあるます
が、どこの学校でもほとんどプログラム構成は同じです。ポリシーも同じですし、先生の雇い方も訓練の仕方も同じです。授業の監督やコントロールも同じように行っています。コミュニケーションも頻繁にしていて、本校から私や他の責任者がたびたび出かけてきちんと同じように管理できるようトレーニングも行っています。」


★学校と授業の風景

明るくてきれいなメインの受付。

授業中のディスカッション。

新しいコースができるとすぐに
告知されます 。
手続きをする時に使う7階の受付。
コンピューターセンターの様子。
お昼を食べるときにつかうラウンジ。
電子レンジやポットもあります。

噂のグリーンカード
Hall of Fame(名誉の殿堂)。

授業の様子。
皆さん集中しています。

先生の控え室。
たくさんの資料が準備されています。

先生方のサマーキャンプの写真。
先生同士でとても仲が良いようです。
国籍別発音矯正のワークショップの案内。参加希望者は名前を書く
アクティビティー担当者作成のアクティビティーカレンダー。
毎日違ったアクティビティーがあります。

言葉の教育を通 じて国や文化や信条をとりはらって文化の橋をわたすような人間を育てたい。
(Sammyさん:学長 /数々の素晴らしいアイデアは、Sammy学長とKenさんが考え出したもの。今回は出張中のため電話インタビュー。)

−PGICを始めたきっかけは何ですか?
「大学を卒業してから英語を教えだしたのですが、普通 の英語教授法以外にこういうことをしてみたいなという発想がたくさんでてきたのです。例えば、積極的に発言することから始めなくては、英語はうまくならないということに気がつきました。そこから自己表現スキル(アサーティブネス・スキル)を教えるというプログラムを考えました。次に授業で手を上げられるようになっても話す意見がないと困るので、思考力を教えるプログラムを考えました。自分の意見でなくても、違うことをパターンに従って考えて発言するという思考力(シンキング・スキル)のプログラムを作りました。文法とか固いことをいうよりは、自己主張方法からアプローチすることによって英語力が伸びるというのがPGICの考え方であり、学校の基礎となる方法論です。」

PGICが目指しているコンセプトは何ですか?
「将来は英語を教える学校というだけではなく、言葉の教育を通 じて国や文化や信条をとりはらって文化の橋をわたすような人間を育てる教育機関になりたいという信念をもっています。例えば、私達の学校で学んでいる韓国人の生徒がいます。生徒が母国に帰った時いくらサラリーがよいからといっても、北朝鮮との関係を悪化させるような仕事につくことにははっきりノーと言えるような人間に育って欲しいと思っています。このようなビジョンを実現するために、将来は大学設立も計画しています。地球人のために役立つ教育機関を作りたいのです。実際に、アメリカのある州政府の援助もあり、生涯教育の教育機関が今年中に実現するかもしれない段階にきています。個人的に英語学校を大きくするだけでは目標である大学までギャップがあって結びつかないな思っていたのですが、この教育機関の設立はそのギャップをうめるよい足がかりになりそうです。」

−94年に開校してからこれほど短期間に成功した理由は何だと思いますか?
「学校が新しいとか古いとかいうよりも、最初の建学の哲学が全てではないかと思っています。どこまで大きな夢と理想がもてるかということです。ただ学校を作ってみたいというだけだったら簡単にできるのですが、どこまで大きなビジョンをもっていられるかということが大切ではないかと思います。新しい大学や専門学校はいっぱいできていますが、感動するような建学の哲学を持っている学校は少ないと感じています。 私は、生徒には英語を勉強することによって自分のアイデンティティー、日本人であれば日本人とは何かというのを、考えて欲しいと思っています。最近の若い人たちは自分達のアイデンティティーを無くしつつあるように思えます。アジアの国では北米の文化を取り入れることに熱心な若い人達が多いですが、英語を学習することによって、自分のアイデンティティーを西洋化させるのではなく、自分の国の文化を再発見する機会にしてほしいと願っています。 ですので、教師陣には、生徒はカナダの言葉と文化とを学びにきていて、自分達が鏡であると思ってもらっては困るのです。お客様である生徒の文化の背景を講師陣はしっかりとわかっていなくてはならないと思っています。カナダの文化と言葉を教えてやるという態度でいると、そこが学校の教育の限界になるのです。このような信念に基づいて、生徒には自国の文化の再発見を促すようなプログラムを作り、講師陣は生徒の様々なバックグラウンドを尊重するように訓練しています。」



<取材後記>

PGICは大規模校でありながらも、個々の生徒へのケアが十分に行き届いています。クラスが担任制ですので、先生は生徒一人一人への強い関心が持てます。何か不安があれば日本人コーディネーターに相談することができ、PGICの4つのキャンパス間の転校ができるのも、大規模校ならではの強みです。

また、紹介した2つのポリシーやグリーンカード制度も、生徒のやる気を向上させるのに十分貢献しています。特にEnglish Only Policyは徹底しており、私達の取材の間も、打ち合わせ室で扉を閉めない限りは、一切日本語を使わせてもらえませんでした。

また、PGICはTOEIC公開テスト認定校(バンクーバー、ビクトリアでは唯一)として、正規のTOEICテストが受けられます。ESLのカリキュラムには、毎月のTOEICテストが含まれているため、客観的に自分の弱点を知ることができるので、効率的な英語学習を続けることができます。

学校全体の雰囲気としては、活気と情熱に溢れていました。スタッフ達それぞれが、「どうすればより良い環境を作れるのか」を常に考えている姿勢が感じられました。これは、ひとえに、学長のSammyさんや教育DirectorKenさんの力強いビジョンの現れだと感じました。

真剣な留学生活を目指している方には是非ともお勧めしたい学校です。

レポート Jpcanada.com取材班(abe)



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