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2011.10.07

Westside Preparatory School

『小規模で行き届いた、小中高一貫の私立学校』
バンクーバーダウンタウンという便利なロケーションに位置する、2004年に設立された小学校〜高校まで一貫の私立学校。日本からも親子留学で入学される方がいらっしゃいます。少人数クラスで個々の生徒にケアが行き届いているだけでなく、勉強から生活指導までしっかりした指導が強み。留学生がスムーズにカナダ人と一緒に授業が受けられるよう、英語クラスから徐々にステップアップする仕組みがあります。質にこだわった教育をお子さんに受けさせたい方にお勧めの学校です。

「カナダとヨーロッパの教授法を融合!カウンセリングをしながら子供たちとしっかり向き合います」

Galyna Volyanskaさん(校長先生):カナダや海外で長い教師経験を持つ教育家のGalynaさん。フレンドリーで話しやすい方ですが、落ち着いた威厳もあわせもつ校長先生です。
この学校の理念はなんですか?

「子供たちの社会的、経済的なバックグラウンドは多種多様です。私どもは、どんな背景を持つ子供たちにも適切な教育環境を提供しています。当校のスタッフは皆、芯が強く、しっかりとした理念を持っており、生徒のためには援助の労を惜しみません。ですから子供たちは常に家族に囲まれているようなアットホームさを感じることでしょう。また当校では学ぶための様々な教授法や技術を駆使し、生徒が体験的に学習できるようなアカデミックプログラムをご提供することをお約束します。また勉学以外にも、倫理観や道徳観といったものも教室の内外で日々身につけてほしいと願っています」

他の学校に比べ、貴校の特徴はどんなところにあるでしょうか?

「当校の特徴はなんと言っても、カナダとヨーロッパの教授法のそれぞれの利点を融合させて実践しているところです。クラスサイズは小さく、一クラス最大15人までとしています。このくらいのサイズであれば、教師の目が生徒一人一人に行き渡りますし、教師と生徒の強い絆を築くことが可能です。また当校の教師陣は子供たちの学力を適切に高いレベルにまで伸ばせる教育熱心な者ばかりです。
最後に忘れてはならないのが、当校はとても美しいバンクーバーのダウンタウンという立地条件の良いところに位置していることです。」

留学生にはどのようなケアを心がけていますか?
「留学生は、家族と遠く離れていても、家族の一員であり、時にはその気持ちがホームシックを起こさせることもあるかもしれません。ですから当校では、新しい、海外での学校生活に慣れ、適応できるように、子供たちとのカウンセリングを重要なものと考えています。またESLでは、スムーズに主要科目のクラスに移行できるよう、常に実践的なサポートをするようにしています。」
Westside Schoolを選ぶ親御さんは、どのような方たちでしょうか?
アットホームで、十分なケアが行き届くような環境で、子供たちの学力を伸ばしたいとお考えの保護者の方が、当校をお選びくださっています。また勉強面だけでなく、集団行動の中でこそ学べるモラルや倫理観といったことも身につけられるような学校をお探しならば、私たちが自信をもって質の高い教育を提供します。海外から親子で来られる方も多く、安心して通っていただいています。」
日本からくる留学生にメッセージをお願いします。
「勉強をがんばりたい、カナダでいろいろなことを学びたいという留学生は大歓迎です。留学するということは大変そうに見えますが、「やろう!」という気持ちと決心があれば、達成できないことではありません。どうぞ、Westside Schoolに学びに来てください。世界中からの留学生がクラスメイトとしてあなたを待っています。Westside Schoolであなたの夢をかなえてください!」

学校の様子

授業中は真面目に先生の話を聞いています。 音楽の授業では、リラックスして、楽しく演奏を学びます。 机の勉強だけでなく、パソコンを使った授業も含まれています。

「生徒を我が子のように考えてケアをしています。外国から来たばかりでも心配いりません!」

Youngさん(カウンセラー):韓国人のカウンセラーYoungさんは、子供の教育を真剣に考えている、厳しく、そして優しい、生徒にとってお母さんのような存在。Youngさん自身が外国から来た移民として、留学生をメンタルからサポートしています。
留学生にどんなサポートをしていらっしゃいますか?

「カウンセラーは、生徒たちが卒業するためにどのプログラムを選択すればよいのかアドバイスをしています。また、子供たちが新しい環境にうまく適応できるよう、出身国との文化の違いについても教育しています。また、何よりも生徒たち自身が「きちんとケアをしてもらえている」と感じてもらえるよう心がけています。」

どのくらいの英語力があれば、貴校に入学できるのでしょうか。

私たちは、生徒が学びたい、がんばろうと思っている限りは、どんな英語力の生徒に対しても手を差し伸べたいと考えています。留学生用の英語クラスがどのくらいの期間必要かについては、年齢や個々の英語力によって変わりますが、生徒の英語力が十分なものになったら、ESLを修了し、地元カナディアンの生徒たちのクラスに合流して学ぶようになります。学びたいとがんばっている生徒には、私たちがしっかりと支援・指導をしていますから、落第するようなことはありません。」

留学生のケアに当たるときに最も注意していることはどんなことですか?

「親子留学で来られる生徒さんが多いですが、私たちも生徒一人一人を我が子のように考えケアに当たっています。その一方で、生徒の保護者との連絡を密にすることで、実際の距離は遠くとも、常に家族の一員であると思ってもらえるよう心がけています。生徒の心身の成長のために、適切な規律のもと、全員に平等な指導を行っています。」


学校の様子

音楽クラスの演奏会
高校生のクラスは高度な実験も
受付カウンター。スタッフやカウンセラーがいつも待機しています。
アクティビティでアイススケート
幼稚園も併設されているので、6歳未満のお子さんも通えます

「生徒の英語力の伸びを丁寧に観察しています」

Boudreauさん(英語クラス講師):小学生から高校生までの指導経験があり、英語の苦手な子も丁寧にやさしく指導する、若くて明るい、ハキハキした先生。
授業はどんな雰囲気なのでしょうか?

「クラスの様子は常にアットホームです。教師の一方的な授業ではなく、生徒の理解度などに合わせ、生徒中心に進行しています。ですから意見も述べやすいですし、積極的に授業に参加しています。楽しく学べれば、生徒たちの自信や進歩につながると私は思っています。」

英語力が初級の生徒でも、ついていけるのでしょうか。
ESLクラスの時間割サンプル
(クリックして拡大)

「最初の日は、みんなとてもシャイでただ聞いているだけということがよくあります。ですが、子供たちの適応能力はとても高いので1週間もすれば、授業やクラスメイトに溶け込みはじめます。さらに数週間後にはすっかりなじみ、クラス活動や課題などにも完全についていけるようになります。」

カリキュラムやテーマなどはどのように組み立てられるのですか?

「私どもの学校では、BC州の教育省による指導要領に基づき、主要教科にスムーズに移行できるようなカリキュラムを作成しています。生徒の学力を丁寧に観察し、英語力の伸びによって、カナダ人のクラスに「授業単位」で少しずつ参加させます。例えば算数は英語力が低くても比較的学びやすいので、初めは算数だけカナダ人と一緒に学ぶ、といった方法です。」

授業中どんなことに注意して教えていますか?

「何よりもまず、私は生徒を温かく迎えるようにしています。そして私のクラスで安心して学べるよう生徒たちと信頼関係を築くよう努力しています。生徒が環境に慣れたら、英語力を伸ばすために、語彙やスピーキングなど様々なことを教えていきます。」


「先生は厳しいけど、すごく優しい!楽しく勉強しています!」

Harukaちゃん、Eikiくん:現在ESLクラスに通っている、お姉さんと弟さんのお二人。明るく元気な二人は、学校でもしっかり勉強をしていました!
入学したばかりの時はどんな感じでしたか?

Eikiくん「すっごく緊張していました。日本では、お母さんや、英会話の先生と一緒に少し英語を勉強してきたけれど、間違えたらどうしようって心配でした。クラスの友達に教えてあげたいことがあっても、うまく伝えらなかったし、それから、電子レンジの使い方がわからなくて、教えてもらいたかったんだけど、「使い方を教えて」ということが伝えられなくて困ったこともありました。 あと、先生の話す英語がとても速く聞こえて、わからないこともありました。」

英語がわからない時は、どうしているんですか?
Harukaちゃん 「クラスの先生は、忘れ物など勉強内容に関係ないことには厳しいけれど、英語を教えるときはすごく優しいです。それに、クラスの友達もとても温かくて助けてくれます。だから、授業中にわからないことがあっても、「わかりません」と先生や友達に気軽に聞ける雰囲気があるし、先生は根気強く丁寧に教えてくれます。 それでもどうしてもわからない時は、英英辞書を引いて、単語を指し示すようにしています。」
どうやって、英語を勉強していますか。
Harukaちゃん復習をしっかりしています。例えば、ライティングの授業では、先生はいつも、「一行おきに書きなさい」と言います。これは先生が間違いをチェックしたところを、後から書き直すためなんですが、そうやって、できなかったところはあとできちんと復習して書き直しています。この間、おとぎ話を書きましたが、全部で4ページも書けました!」

Eikiくん 「僕も、毎日家で復習しています。学校でもらったプリントはバインダーに挟んであるので、家に帰ってから見直しています。それから、日本語を忘れないために、家では日本語を使うんですが、でも、例えば「Mom!」とか「Wait a minute!」とか、覚えた英語はチャンスがあったらできるだけ使うようにしています。 」
日本で勉強するのと、カナダで勉強するのは何か違いますか?
Harukaちゃん「全然違います!!日本では日本語で英語を習っていたから、頭の中ではまず日本語で考え始めていました。でも、今は英語で英語を習っています。最初はなかなか慣れなかったけれど、今は自分の脳がだんだん英語で直接考えられるようになってきたなーと思います。それから、毎週金曜日にその1週間で勉強したことのテストがあります。満点を取ることは難しいけれど、テストがあるおかげで、ちょっとずつ毎日復習できるようになっているのがとてもいいです。 」
カナダに来てから、英語が上手になったなと思いますか。
Eikiくん 「はい、そう思います。特にリスニングが一番最初に上手になったと思います!!先生の話は速くて、大変だけど、毎日がんばって聞いているからだんだん聞けるようになりました。あと、今は、Family Guyっていうアニメとか、ドラマのFriendsを家でよく見ています。最初は難しかったけれど、字幕を見たり、声の感じとか、表情を見たりすれば、「こういうときに、こういう風に言うんだ」とわかるからとてもいい練習になっていると思います。Friedsはお母さんもお姉ちゃんも好きで、よく一緒に見ています。リーディングとライティングはまだ難しいなと思うので、がんばろうと思っています。」
勉強以外にはどんなことをしていますか。
Harukaちゃん韓国、中国、サウジアラビア、ウクライナ・・・いろいろなクラスのクラスメイトがいますが、おしゃべりをしたり、ペットショップに動物を見に行ったり楽しんでいます。日本人の年上の友達には、時々英語を教えてもらうこともあって、早く私もあんなふうに、英語ができるようになりたいな、と思っています。それから、学校のアクティビティではボーリングにいったり、プールに行ったりしました。とっても楽しかったです!」

<取材後記>

取材をして一番心に残ったのは、先生やスタッフ全員が「子供たちをしっかり見つめている」という印象でした。小規模な学校だけに、逆に生徒へ十分な視線を注ぐことが出来、私自身同じ子供を持つ母として、安心して子供を預ける事が出来る学校だと感じました。
特に、カウンセラーのYoungさんは、教育については厳格に考えつつも、子供たちを我が子のように温かい目で見守っている、素晴らしい方という印象でした。
HarukaちゃんEiki君へのインタビューでは、最後の「カナダの学校は楽しいですか?」という質問に、二人同時に大きな声で「はい!」と答えてくれました。 教室に戻ってすぐに「何してたの?」「どこに行ってたの?」と早速クラスメイトと英語でおしゃべり。カナダに来たばかりなのに、これだけ馴染めているのは、環境の良さが背景にあるに違いないと感じました。

レポート Jpcanda.com取材班(Mimi)
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