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2011.03.18

ELS Language Centers

『カレッジや大学進学を目指す学生50%。正確な英語力を身に付けたい学生が通う私立語学学校』

アメリカで創立以来50年の歴史を誇る私立語学学校、ELS Language Centers。インテンシブ・プログラムの規定レベルを修了すると、TOEFL免除で北米のカレッジや大学、専門学校に進学できることで知られています。今回ご紹介するバンクーバー校も、真剣に英語力を伸ばしたい学生が集まるアカデミックな学校。進学を目指す学生ばかりではなく、将来仕事で英語を使いたい人など、総合的に正しい英語力を向上させたい学生にも最適なカリキュラムを提供しています。

「インテンシブ・イングリッシュの課程を修了すると、TOEFL免除で北米大学進学できる!」

Mikeさん(ディレクター):とてもフレンドリーな校長先生です。
ELSの歴史を教えてください。

「はい。ELSの歴史は長く、今年なんと50周年を迎えます。
第一校目はワシントンに設立され、現在はアメリカのほとんど全州に、計55校のキャンパスを構えています。アメリカのみならず世界14カ国にネットワークを広げ、カナダでもバンクーバーとトロントの2都市で質の高い語学教育を提供しています。」

学校の特徴は?

「ELSはもともと、大学進学を目指す学生の為に設立された英語学校です。アメリカ国内にあるキャンパスは、そのほとんどが大学構内にあり、当校の課程を修了した学生は、TOEFLなしでストレートに大学に進学できる提携を結んでいます。現在アメリカでは600校にもわたる専門学校やカレッジ・大学と提携を結んでいるので、選択肢も広いですね。

当校はこの大学進学準備を目的としたプログラムを提供しているため、真面目でアカデミックな学校として知られています。実際に、当校へ通う50〜60%の学生がカレッジや大学、専門学校へ進学しています。カナダでもアメリカと同じプログラムを教えているので、高い学習意欲を持った学生の集まる学校という定評を受けていますね。
進学目的のあるなしに関わらず、総合的な英語力向上が計れる優れたカリキュラムと、チャレンジングな環境を提供しています。

ただ、真面目な学校と言うとつまらない印象を与えるかもしれませんが、それは違いますよ!ELSは、楽しく勉強できる環境が大切だと考えているので、学生がエンジョイできるアクティビティーの場も提供しています。学生は皆とても仲が良く、講師との距離も近いのでアットホームな雰囲気ですね。勉強ばかりをするのではなく、勉強はしっかりと、でも楽しむ時は楽しむ、というメリハリが当校のスタイルだと思います。」

国籍バランスはいかがですか?

「1つの国籍が30%を超えることはないので、とても国際的です。20カ国以上からの学生が学びにきていますよ。日本人は11%と低めですね。ラテン、アラブ、アジアのグループがバランスよくミックスされています。」


学校の様子

学校の外観 勉強はしっかり。 アクティビティーで学生大集合!

「進学を目指す学生ばかりではなく、総合的に英語力を向上させたい学生にも優れたカリキュラム」

TOMさん(講師):カリフォルニア出身。教師としての経歴は20年!各国のELSでの講師歴は10年以上。メキシコ、韓国、コロンビア、アメリカ、カナダで、子供から大人まで幅広い年齢層に英語を教えてこられました。
ELSのインテンシブ・プログラムの特徴は?

「はい。当校のインテンシブ・プログラムは、カレッジや大学に進学し、授業についていくために必要な英語力を養うことを目的としたプログラムです。そのため一般的な英会話だけではなく、大学で必要不可欠なリーディングやライティング、そしてディベートやプレゼンテーションにも重点をおいています。レベルは12段階あり、それぞれのレベルで何を勉強するのかが明確にきちんと構成されています。英語力全般を伸ばすカリキュラムなので、進学を目指す学生ばかりではなく、総合的に英語力を向上させたい学生にも最適です。

授業は、SSP(Structure and Speaking Practice)と呼ばれるメイン・クラス、会話、ランゲージ・ワークショップ、リーディング&ライティングの4つのクラスで構成されています。各クラスごとに講師が異なりますので、同じレベルで1日最高4名の講師がつくことになりますね。」

具体的にはどういった授業内容ですか。

「まず最初の2時間のSSPの授業は、文法とスピーキングの練習が主な内容です。コミュニカティブ・メソッドをとっているので、文法問題をずっと解いていくようなクラスではなく、習った文法を会話に用いて練習するスタイルです。語彙、発音、リスニングなどもカバーします。レベルごとに教科書があり、上級レベルに行くごとにトピックがベースになった授業展開になります。例えば『環境』や『良い親とは』等といったトピックがユニットごとにあり、そのトピックにからめた内容で文法やスピーキングを学んでいくかんじですね。

会話クラスでは、リスニング、スピーキング、フルーエンシー(流暢さ)、北米の文化などを学びます。プレゼンテーションや討論、グループ・ワーク、研究課題などが主な内容です。

その次のランゲージ・ワークショップは、選択クラスです。各レベルに見合った選択科目の中から各自で特に訓練の必要な分野を1つ選び、一ヶ月通して学んでいきます。ビギナーは基礎力をつけるために文法中心のクラスに限定されますが、中級になると、文法、リスニング、発音、語彙などと選択肢がでてきます。上級レベルでは、マルチメディア・ラボを使っての自習もできるようになります。(マルチメディア・ラボ=コンピューター完備の自習室。)

最後のリーディング&ライティングのクラスには、特に力を入れています。初級レベルはセンテンスから段落の作り方等、基礎をしっかり学びます。中級レベルでは、比較エッセイ、叙述エッセイ、説得力のあるエッセイなど、いろいろなエッセイ・スタイルに挑戦します。上級レベルになると、カレッジや大学進学準備として、リサーチをもとに論文を作成する訓練をします。枚数もかなり多くなりますね。

104以上のレベルの学生は、このリーディング&ライティングの代わりに選択クラスを選ぶこともできます。セッションにより異なりますが、ビジネス英語、iBT TOEFL、IELTS、英会話などの選択肢があります。」

ライティングではどのような題材を扱いますか。

「テーマをあげることもありますが、だいたい各自の好きなことを自由に書いてもらっています。とは言え、各エッセイのスタイルに沿ったものでなくてはいけません。上級のライティング授業の目的は大学でも通用する文章を書けるようになることなので、アカデミックなライティングである必要があります。上級、マスターレベルでは特にみんな丁寧にリサーチを重ねて、素晴らしいものを作り上げていますよ。

オートバイに関する20ページの論文を書いた学生もいましたね。歴史だけではなく、テクノロジーやスタイル、マーケティングにいたるまで、実に良く分析されていて素晴らしかった。僕からのフィードバックを随時受けながら、授業中に2ヶ月掛けて書き上げたんです。難しい話を興味深く仕上げてあって、見事でしたね。」


学校の様子

ライティングは丁寧に
添削してくれます。
学習意欲の高い学生が
多い学校です。
国籍豊かなクラス
ラウンジ マルチメディア・ラボでの授業 学生用のコンピューターがずらり。

「ビジネスにも必須の、ライティングとプレゼンテーション力が身につく!」

Yumiさん(日本人スタッフ):ご自身もELSで学ばれたことがあるので、カリキュラムの質の高さは身をもって経験済み!ELSで培った英語力を現在のお仕事でも活かされています。
おすすめのプログラムは?

「やはり当校の強みは、大学提携をしていて進学率の高い、インテンシブ・プログラムですね。ELSは長年このプログラムを専門にしてきた学校ですので、自信を持っておすすめできるカリキュラム内容です。選択科目は多くない分、読み、書き、話す、聴くの4スキルを徹底的に身につけるためのカリキュラムを常に研究し、アップデートしています。アメリカ提携校600校以上から認可されていることをみても、プログラムの質の高さを分かっていただけると思います。TOEFLなどのテストを取るよりも、当校で英語を学んでから入学するように指導している提携学校も多く、とても信頼を得ているプログラムです。

このプログラムでは、大学や職場で必要とされるプレゼンテーションや、リーディング/ライティング・スキルを養えます。
特にリーディングやライティングは、どれだけの量を限られた時間内でこなしていくか、という能力が成功を左右しますので訓練が必要です。会話では自分の気に入った表現ばかりを繰り返し使いがちですが、ライティングをすると正しい英語が身につきますよ。エッセイの間違いも全て訂正されます。

私も実際この学校で学んだことが本当に役に立っています。お陰でインターンシップをした時も困ることがほとんどありませんでしたし、現在の仕事にもここで学んだ英語力、特にリーディング、ライティング・スキルが活かされています。英語を使う環境でのお仕事を考えている方には、本当におすすめですね。」

カナダ国内の提携校にはどんな所がありますか。

「バンクーバーではDouglas College、Fairleigh Dickinson University、The Art Institute of Vancouver、Ashton College、トロントではHumber Collegeなどと提携を結んでいます。特に大学編入プログラムがあるDouglas Collegeと提携を結ぶようになってからは、日本人の学生さんでも進学をされる方が増えてきました。(大学編入プログラム=最初の2年をカレッジで学んだ後、3、4年目をカナダの大学で履修し、学士号を取得するプログラム。)当校は、公立カレッジとTOEFL免除という形の提携を結んだ、BC州で最初の私立語学学校なんですよ。これからも大学、コミュニティー・カレッジ、ビジネススクール、専門学校など、どんどん提携校が増えていく予定です。」

カナダのELSで勉強してもアメリカの大学へ入学することができますか?

「はい、可能です。現在の状況では、提携校に先に連絡を取ってカナダのELSのレベルが認められるか確認を取る必要がありますので、事前にご相談いただいています。現在までの例では、殆どのケースが認められています。」

インターンシップのプログラムも提供されているそうですね。

「はい。経験豊かな外部インターンシップ斡旋会社と提携し、無給の企業研修を提供しています。医療とチャイルド・ケア以外の分野は全てカバーしており、学生さんの英語力や経験によって研修先を決めていきます。英語のレベルは当校の108修了が必要です。大学を卒業したばかりで職歴の無い方でも大丈夫ですよ。」


学校の様子

セミ・インテンシブ・クラス ビジネス・クラス インターンシップも経験できます。
カナダ・プレイスの前で。 バンクーバーの町を散策 ウィスラーで。

「今まで通ったどの学校よりも、先生方の質が良い!」

Rieさん:インテンシブ・プログラムとセミ・インテンシブを受講された卒業生。現在はバンクーバー市内で働いています。
留学先にELSのバンクーバー校を選ばれた理由は?

「アメリカより治安が良いという点でカナダを選びました。バンクーバーは綺麗だと聞いていて、前から一度行ってみたいと思っていたからです。以前ELSの他のキャンパスに通ったことがあり、カリキュラムがとても気に入っていたので、学校は始めから迷わずELSにしようと決めていました。」

実際にこちらの学校で勉強されてみていかがでしたか。

「大変でしたが、とっても楽しかったです。私は全く話せない状態でこちらに来たので、始めはクラスについていけなくて、うまく話せないもどかしさから泣いたこともあったんですが、先生方がいつもあたたかく応援してくれました。練習すれば誰でも上達すると何度も励ましてくれて、それを信じて頑張ったら本当に上達しました!プレゼンテーションも、最初は人の前に立つだけで手が震えていましたが、先生にプレゼンテーションの際の振る舞い方などを教えてもらいながら回数をこなすうち、少しずつ楽しめるようになっていったんです。これが自信に繋がって、次のビジネス学校でのプレゼンテーションではぜんぜん緊張しないですみました。」

この学校では真面目に勉強する学生が多いと聞きました。

「そうですね。ビジネス学校や大学に進学を目指す人達が多かったので、みんな一生懸命勉強していました。予習をしてくる人も多かったです。プレゼンテーションは毎週1〜2回はあるし、リーディングやライティングの宿題が毎日あるので授業はハードなんですよ。レベルをクリアするためのテストは簡単ではないし、みんな必死でしたね。」

卒業後も先生方とコンタクトをとっていらっしゃるとか。

「はい。今でも先生方と一緒に美術館に行くなどして会っています。この学校の先生方は、フレンドリーだし、本当に大好きです。フェイスブックで話をしていると間違いを直してくれる先生もいて、本当に真剣に生徒の英語を考えてくれているんだな、と思います。悩みを相談するといつも親身に答えてくれるし、信頼できますね。私はバンクーバーで合計4校に通いましたが、この学校の教師の質はどこよりも格別に良かったですね。
この学校が好きで、一度国に帰ってもまた戻ってくる生徒も多いですよ。」

現在のお仕事はどのように見つけられましたか。

「私は今、バンクーバーの某ホテルの経理で働いています。ELSを卒業してからビジネス学校に通ってインターンシップを受けたんですが、その研修先が今働いているホテルでした。インターンシップをして数週間たってから正式に雇っていただけるというオファーを頂いて、自分でもびっくりしました。ビジネス学校では英語を学ぶ授業はほとんどなかったので、ここで培った英語力のおかげだと思っています。」


「リーディングから文法を学び、ライティングから英語で考える脳をつくる!」

Miguelさん:ベネズエラからの留学生。インテンシブ・イングリッシュを受講中。
学校はいかがですか?

「 It is Amazing! 僕は子供の時から英語が好きで、自国でもいつも独学で勉強していましたが、独学だと発音がすごく難しくて伸び悩んでいたんです。でもここに来てからはたった4週間で信じられないくらい上達しました。本当に信じられない。Amazingとしか言いようがないです!」

この学校はリーディングやライティングにも力をいれているそうですね。

「はい。この学校ではリーディングの課題がたくさん出ます。最近ぼくにとって初めての英語の本を読み終えたところなんですが、すごく楽しめたし、文法が身につきました。リーディングをとおしてこんなに力がつくとは思いませんでしたね。それにぼくは英会話をする時もスペイン語で考えてしまいがちなんですが、ライティングは英語で考える訓練になります。すごく力がつきますね。」

それではこの学校にして正解?

「もちろん!もう帰りたくない!ずっとここに居たいです。クラスメートにはいろんな国籍の人がいるから、他の文化についても学べてすごく楽しいし、ずっと英語でコミュニケーションが取れる。本当に素晴らしい環境です。」


<取材後記>

進学準備のカリキュラムに50年の経験と実績のある、ELS Language Centers。
インテンシブ・イングリッシュの規定レベルを修了すると、TOEFL免除でストレートに北米の専門学校やカレッジ・大学などへの進学ができます。600校にも及ぶ提携校があることからも、プログラムの質の高さに定評があることがうかがい知れますね。進学率が高いのが特徴ですが、進学目的がなくても、総合的に英語力を高め、将来の仕事に役立てたい方にも最適なプログラムでしょう。

取材にご協力いただいた卒業生のRieさんは、この日、お仕事を休んで母校に駆けつけてくれました。それほどこの学校に対する思い入れが強く、先生方に感謝しているとのことです。今カナダで働けるだけの英語力があるのは、ELSのおかげだと、絶賛されていました。

校風はアカデミックでありながら、学生はとても仲が良く、放課後や週末は揃って出かけることが多いようです。真剣に学び、友達との交流の時間も大切にする・・・ELS Language Centersバンクーバー校は、そんな学生達が集まる学校です。

レポート Jpcanda.com取材班(Ryoko)
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