毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報
2010.04.23

VanWest College

『暖かい雰囲気と、質の高い授業が魅力』
総合英語に選択授業を組み合わせた独自のプログラムと、ケンブリッジ・プログラムが人気の語学学校。

「スタッフ、教師、生徒の絆が強く、思いやりに溢れた学校です。」

Karenさん(Managing Director):「生徒のためにならいつでも時間を作り、困っている事があればどんなことでもお手伝いします。」とおっしゃるKarenさん。とても生徒思いで、皆のお母さん的な存在です。
この学校は先生方が高い評価を得ていますが、教師を雇う時の基準などを教えていただけますか?

当校はLanguage Canadaに認可されていますので、その基準に則って人材を雇う必要があります。学校の質を落とさないために優れた人材を選び、妥協はしません。学校の良し悪しは教師によって左右されますから、学歴、経歴のほかに、人柄をとても重要視しています。

どんなに良い学歴や経歴をもっていても、生徒を引っ張っていける統率力と、生徒を学校に行きたいと思わせる様な楽しいクラスのできる人でなければいけません。その点、当校の教師は本当に素晴しい!どんなに褒めても褒めたりないぐらい素晴しい教師達です。彼らの知識、辛抱強さ、柔軟性、生徒への愛情、プロ意識には感服するものがあります。」

会話クラブがあると伺いましたが、詳しく教えてください。

「はい。毎週月曜日から木曜日の放課後の一時間は、当校の教師とスタッフによる無料の会話クラブの時間になっています。全くの自由参加で、とにかく英語で話す勇気を持ってもらうのが目的です。イベント、映画、ショッピング、最近思うこと等、カジュアルに話したい事をなんでも英語で話す時間です。

場所は学校にこだわらず、みんなで喫茶店でコーヒーを飲みながら話す時もあれば、天気が良ければビーチに行っておしゃべりを楽しむ事もあります。

会話中の間違いは修正されませんが、文法や間違いを気にせずに、会話を楽しむ機会を持つ事に意義があります。この会話クラブで英語で話す勇気を得れば、それが授業中にも活かされますからね。

“Bill Day”と呼ばれる毎週水曜日は、もう20年以上もボランテイアで参加してくれている元警察官のビルさんが担当しています。彼はとても愉快な人物で、生徒も毎週彼に会うのを楽しみにしています。」

毎月の卒業式も恒例ですね。

「そうですね。卒業式は生徒にとっても私達スタッフにとっても、とても大切な日です。卒業生は学校中のみんなの前で卒業証書を受け取るのですが、その時、担任の教師が卒業生一人一人のエピソードを披露します。みんな目標を達成した充実感に輝かしい笑顔を見せてくれますし、教師の優しい言葉に感極まって涙する生徒もいます。優秀賞の授与があり、歌やダンスの披露、写真撮影、そしてたくさんのハグもありの実に気持ちの良い日です。

すでに卒業した生徒も、クラスメートだった友達のセレモニーを見るために、わざわざ学校に祝福に来てくれることが嬉しいです。友達を作ることは勉強と同じぐらい大切です。学校を卒業して、それぞれの国に帰ってからもずっと連絡を取り合う一生の友達を、ここでたくさん作って欲しいと願っています。」

ケロウナ(Kelowna)にもキャンパスがあるそうですね。

「はい。バンクーバーにはたくさんの語学学校がありますが、残念ながら、政府や教育機関によって認可された質の高いプログラムを提供している学校ばかりではありません。生徒の国籍の偏った学校も多く、そういった理由からバンクーバー以外の留学地が求められるようになってきました。私達はESL業界を担う学校の1つとして、新しい土地に質の高い語学学校を設立したかったのです。

ケロウナは人口約16万人、治安もよく、おだやかな雰囲気の地方都市です。語学学校も少なく、人口のほとんどがカナダ人で、留学生のイメージするカナダの姿そのものと言えるでしょう。バンクーバー校と同様に、フレンドリーで暖かい雰囲気のキャンパスです。」

この記事の読者にメッセージをどうぞ。

「当校で働く教師やスタッフは、ここで働く事に誇りを持っています。お互いを尊敬し、この学校が好きだという気持ちを共有していますので、校内にはそういうハッピーな空気が溢れてると思います。生徒達にもきっと感じてもらえてるはずです。」


「豊富な選択クラスで、各自のニーズに見合ったプログラムをデザインできます。」

Danaさん(General English Program教師):VanWest Collegeに勤めて14年。ほとんどのクラスを受け持ったことがあるベテラン先生。
この学校で長年教えていらっしゃる理由は?

「ここには大きな学校にはない、独特の温かさがあるからです。私だけではなく、ほとんどの教師がここで長く働いています。18年も勤めている教師もいます。ここで働くと、もう他には行きたくなくなります。年齢に関係なく、教師、スタッフともに皆仲が良くて、気持ち良く働けるからじゃないでしょうか。

競争意識から、自分の教え方や教材については語りたがらない教師も多いと聞きますが、この学校ではみんな、良い教材があればシェアをする等していつも助け合っています。スタッフも生徒と教師のために常に配慮を配ってくれていますし、生徒の一人一人をとても大切にしています。この学校では資格のある教師のみを雇い、トレーニングもしっかりしています。また、生徒からの評価が高い教師が、長く勤められる様に配慮してくれます。VanWest Collegeは、学校の規模、教師、スタッフのサービスから見てもクオリティーの高い学校だと言えるでしょう。」

General English Program(ESL)はどんな授業内容になっていますか?

午前中は文法を中心とした集中総合英語のクラスで、午後は選択クラスで各自の弱点を克服するカリキュラムになっています。Pronunciation、Listning & Speaking、 TOEICやTOEFL、Job Skills、Travel & Tourism、Fun with Phrasal Verbs等、たくさんの選択クラスの中から、それぞれの目的に焦点を合わせたクラスを選び、英語力の向上を目指します。

午前の文法のクラスでは、楽しみながら文法や単語を覚えられるように、ゲームを取り入れたりして工夫しています。会話の時間も多くとる様にしています。リスニングの演習には、CDやビデオクリップを活用する事が多いです。ライティングは授業中よりも宿題で出すようにしています。一週間に一回日記を書くという課題もあり、丁寧に添削して返しています。宿題は毎日ありますが、無理のない程度です。」

生徒にやる気を起こさせる為に工夫している事はありますか。

「寝ぼけた脳を起こして活性化させるために、朝一番にゲームをしています。15分から20分の短い時間を利用したウォーミング・アップです。教科書を使った文法の練習問題なども、よく2チームに分けての競争にすることがあります。また、生徒達は会話が大好きなので、いつもいくつか会話のきっかけとなるテーマを用意しておいて、授業の合間にも会話の時間を持たせています。これですぐに盛り上がりますよ。」

生徒の国籍は?

「時期によって変動しますが、メキシコ、スイス、タイ、ベネズエラ、サウジアラビア、トルコ、台湾、中国、韓国、ブラジル、パナマ、コロンビア、イタリア、フランス、ドイツ、カナダのケベック州等、とても多国籍です。日本人は15%から多い時で19%くらいでしょうか。マーケターが国籍の調整をしているので、どの国籍も30%を越える事はありません。


学校の様子

学校の外観 オープンなデザインの受付 明るい教室
みんなが集まるラウンジ ハロウィーン・パーティー バーベキューで
盛り上がるテラス

「生徒一人一人へのケアを大切にしています。」

Chiakiさん(Japanese Counselor):もともとはこの学校の生徒だったというChiakiさん。生徒の立場に立った親切な対応をしてくれます。
VanWest Collegeではどんな仕事をされていますか?

「生徒さんへの日本語での対応やトライアル・レッスンの予約受付の他に、当校のブログを担当しています。カナダの祭日やイベントの由来を調べて書いたり、学校のイベントの様子を載せたり、アクテビティーの予告やその他のお知らせ、プロモーションの案内等を週二回更新していますのでぜひ覗いてみて下さい。VanWest College のウェブサイトから入れます。」

この学校の特徴は?

「教師の質が良い、生徒へのケアが行き届いている、国籍に偏りがない、というのが自慢できる点です。あとは雰囲気の良さですね。英語を話すということは精神的なことが関わってきますので、張り詰めた空気の雰囲気だと話せることも話せなくなってしまうことがあります。その点、当校は教師もスタッフもフレンドリーなので、話し易い環境だと思います。私自身、生徒としてこの学校で勉強していた時は、先生方がしっかりケアしてくれるのが印象的でした。働いてみてやっぱり思うのは、スタッフも教師も、生徒に対して一生懸命対応しているな、ということです。何とか生徒の力になりたいという気持ちが強い方ばかりです。」

General English Program以外だと、どんなプログラムが人気ですか?

ケンブリッジ・プログラムが良い実績を出しています。大学の入学条件にケンブリッジを扱ってる所も多いので、こちらの大学を目指している方がよく当校のケンブリッジ・プログラムを受講されています。私も今受講中で人気のCambridge Business English (BEC)は、午後のみのパートタイムプログラムです。フルタイムでは、FCE(First Certificate in English) とCAE(Cambridge Advanced English)がありますし、その他午前中だけのパートタイムプログラムPET(Preliminary English Test)等もあります。ケンブリッジのテストはTOEFL等に比べ、スピーキングが大事な要素になっているため、クラスでは文法の他に、語彙、リスニング、アクセントにも力を入れています。語彙ではイギリスとアメリカの単語の違いを、アクセントでは、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどアメリカ以外の英語も扱うので、楽しみながら学べます。ESLより徹底したプログラムでリーディングも多く難易度も高いですが、目的達成を目指すプログラムとしてお勧めです。

その他にはインターンシップ・プログラムもあり、最短3ヶ月からお取りいただけます。インターンシップ・コーデイネーターによる面接を通して、各自の英語レベルやバックグラウンドを考慮した上で研修先を斡旋していきます。オフィスからレストランのウエイトレス等職種はいろいろあります。レベル2や3でも受講可能です。」


「フレンドリーで話しやすい環境なので、自己表現が苦手な人や、英語初心者にもお勧め。」

Ayakoさん:General English Programでスピーキングとリスニングのクラスを受講中。
この学校を選ばれた経緯を教えてください。

「日本の職場の先輩にオーストラリアへワーキングホリデーを利用して行った方が居て、話を聞いているうちに私も海外へ行ってみたいと思うようになりました。私はスノーボードが好きなので、英語の勉強を兼ねて、バンクーバーへ来てみました。VanWest Collegeは、日本でエージェントが勧めてくれた学校です。先生方の評判が良くて、生徒からの感想が良く、アクティビティーも盛んと聞いて決めました。」

実際に勉強してみて感想はいかがですか。

「この学校にして良かったと思います。授業が楽しくて飽きないし、まだこちらに来たばかりですが、すごい量の単語を覚えました。私は高校の時以来今まで英語を勉強することがなかったので不安だったのですが、この学校の先生方は優しくフレンドリーで、英語が全く話せなくても、最後まで一生懸命聞いてくれます。変な質問をしても、とても丁寧に教えてくれるので、恥ずかしがらずに話せます。また、いつも話しかけてくれたり、いろいろと助けてくれたりと、とても親切です。」

アクティビティーはいかがですか?

「毎月予定表をもらうのですが、毎日何かのアクティビティーがあります。例えば先日はセント・パトリックデイだったのでみんなでパブに行きました。その次の日にはホッケーの試合を見に行き、アクティビティーを通して友達がたくさんできました。この学校は日本人がとても少なく、クラスでも日本人は私1人なので、いろいろな国籍の友達ができました。私は違うクラスのメキシコ人の女の子と仲良くなり、一緒にビクトリアに旅行しました。学校の休みの日や放課後にも、友達と一緒にいることが多いです。貴重な経験をしていると思います。」

学校からの宿題の他に、どうやって英語を勉強をされていますか?

「私は日本から全く英語ができない状態で来ましたが、ホームステイ先のホストマザーが毎日会話の時間を作ってくれています。とてもゆっくり喋ってくれるし、発音や単語を教えてくれるんです。「上手に話せなくても、構わずどんどん話しなさい。」といつも言ってくれるので、とにかく話すようにしていたら、思ったより通じるようでいつの間にか友達がたくさんできていました。度胸もついたと思います。良いホストマザーに会えて、本当にラッキーだと思っています。」


<取材後記>

この学校の特徴はなんといっても、その和やかでフレンドリーな優しい雰囲気!

皆さんの笑顔と親切な対応に、教師もスタッフも楽しんで仕事をしているのが伝わってきました。校内も明るい色合いとオープンな作りで居心地が良く、バンクーバーのダウンタウンにありながら、緑も多く落ち着いた環境です。

豊富な選択クラスと人気のケンブリッジ・プログラムは、しっかりしたカリキュラムで実績を得ています。

アクティビティーも盛りだくさんで、英会話クラブ、行事ごとのパーティ、各種スポーツ、映画、ボートクルーズ等の他、週末にはキャンピング、ウィスラー、ロッキー山脈、シアトルなどへ足を伸ばして小旅行も楽しめるそうです。 国籍に偏りがなく、いろいろな国の友達ができるのも外せないポイントです。

学生に目が行き届く、ちょうど良い中規模サイズと、あらゆる面でサポートをしてくれる思いやりのあるスタッフ。初めての語学留学でも安心して通える学校、という印象を受けました。

レポート Jpcanda.com取材班(Nicky)
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