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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2007.07.06.

Canadian College of Shiatsu Therapy


『手に職をつけながら、英語も同時に身に付けよう!
指圧プラクター資格取得の為の専門学校』

世界中(日本を除く)で使える資格、指圧プラクターの資格取得のための専門学校。カナダ人学生と共に学び、英語の授業にしっかりついていくことで、英語力も向上すること間違いなし。指圧プラクター不足から、ワークビザや移民の道が開ける可能性も。(過去実績:下記参照)


★指圧師は、患者から常に深く感謝される、とてもやりがいのある仕事です。
(池永先生:Shiatsumaster、カナダ指圧カレッジ創始者、日本厚生省認定指圧師、公認国際指圧インストラクター。池永先生のお父様が指圧師で、患者から常に深く感謝されている姿を見て育ち、この道を選んだと言う。)

読者の中には『指圧』を良く知らない方もいらっしゃると思うので、簡単に教えてください。
「はい、指圧は、字のごとく、指を使ってプレッシャーを与える(沢山あるつぼを押す)ことです。

1つ、西洋医学や針灸と、指圧が大きく異なる点があります。それは、通常、西洋医学や針灸では、医者に行き、問診などで診断を受けます。診断を元に、病名が与えられ、それによって針などの治療や、薬物療法を受けます。指圧は、このようなステップを踏みません。指圧では、患者の身体にまず触ってみます。触ることによって押すべき所、つぼがわかるの
です。つまり、触ることが診断であり、診断が即治療になっているのです。

もちろん、押すべき場所、つぼは、知識ではなく、経験を積むことでわかってきます。また、西洋医学だと、高血圧の患者には、血圧を低くする薬、低血圧なら血圧を上げる薬を投与します。しかしながら、指圧では、高血圧でも、低血圧でも、同じ治療をするのです。体調が元に戻れば、血圧も通常の範囲に戻るという考えからです。」

―指圧カレッジのプログラムは、とても教育水準が高いと伺いましたが。
「はい、当校はカナダBC州の学校法に基づき、カリキュラムにおいては、英語圏で最高教育水準を誇ります。日本で指圧師になるには、厚生省が認可する計2200時間のプログラムを修了する必要があります。当校のプログラムも2200時間となっており、日本で指圧師を目指すのと同じくらい、しっかりとした勉強をすることができます。また、当校のカリキュラムでは、カナダ人学生も多く学んでいるので、日本の伝統的な見方や考え方も教えています。指圧を学ぶ上で、日本語を使った言葉も沢山あるので、授業は英語で行うものの、日本人学生には、有利だと言えますね。アメリカやヨーロッパに行っても、誇りを持って指圧を施すことができるはずです。

プログラムは、2200時間の指圧プラクター本科課程が中心ですが、その他にも、スパ指圧サーティフィケートコース、チェア指圧/クイックマッサージサーティフィケートコース、指圧基礎サーティフィケートコースとご用意しています。また、医療関係従事者の方には、必要科目だけを履修する科目単位での申し込みも可能です。

また、指圧師(指圧プラクター)は、カナダではまだ新しい資格で、資格保持者が不足しています。よって、ワークビザが取得できる可能性もあります。過去の実績で、7名の方がワークビザを取得しています。」


★スパ(エステ)で、リラクゼーションの一貫として、マッサージ、リフレクソロジ―、指圧を提供しています。
(Judy先生:元卒業生で、現在は、指圧プラクター、指圧カレッジ講師、BC州のカナダ指圧協会のディレクター。ユーモアあふれる楽しい感じの先生。学校のロゴの入った制服でポーズ。)

―指圧との出会いを教えてください。
「はい、7-8年前にヨーロッパに長期の旅行に行き、カナダに帰国後、何か新しいことを始めたいと漠然と思っていました。そんな時に、SHARED VISION(こちらで、スピリチュアルヒーリングや癒しなどに関する専門誌)で、指圧カレッジの広告を見て、惹きこまれるように、プログラム申し込みを決めました。当時は指圧の名前は知っていたものの、指圧を一度も受けたこともありませんでした。指圧カレッジには、夕方のプログラムがあり、当時昼間は普通に働いていた私にとって、スケージュール的にも都合が良かったのです。授業を受け、SELF指圧を学び、最初の印象は、マッサージと正反対のことをするんだということでした。セルフ指圧では、自分の内から癒される感じがしたからです。」

―現在は、スパで指圧をされているそうですが。
「はい、スパで勤務するようになって4-5年になりますね。ここでは、エステ/リラクゼーションの一貫として、リフレクソロジ-、マッサージ、指圧と3種類、お客様に提供しています。リラックスできるとご好評頂いています。」

―夕方の授業も担当されていらっしゃるそうですね。
「はい、一番難しいと言われる理論のコースを担当しています。授業はもちろん英語ですが、このコースは英語を母国語とする学生にとっても、一番大変なコースと言えるでしょう。日本人留学生にとっては、最初の10クラスは特に大変なようです。でも、一旦専門用語を学んでしまえば、後はその応用なので、楽になるはずです。理論を終えると、セルフ指圧や学生同士指圧をし合う練習に入ります。その段階に入ると、学生の多くが、授業をより心待ちにするようですね。」


★クライアントから感謝の言葉を頂き、一層やる気がでます。人のためになり、かつ感謝される仕事です。
(Tsutomuさん:学校の卒業生で指圧プラクター。現在は、ロンズデールキーにある指圧クリニックを任されている。将来は、カナダで指圧をより広めようと移民も視野に入れているそう。一見真面目そうに見えるが、話すと面白いTsutomuさん。学校のロゴの入った制服でポーズ。)

―指圧カレッジに入学を決めたきっかけは、何でしょう?
「はい、もう5年ほど昔の話になりますが、カナダに観光でブラーッと訪れたことがあります。その時に、もっと長く滞在したいと強く思い、半年後に、学生ビザを取得し、ESL学生としてカナダに戻ってきました。そのESL学校での勉強を終える頃に、やっぱりカナダにもっといたい!と思い、ビザの延長を視野に入れ、カナダで何ができるか考えました。その時に指圧カレッジのことを知り、カナダにも、指圧について学べる学校があることを知ったのです。2年間のプログラムで、英語が身に付くのと同時に手に職がつくことと、小さな頃から、親に自己流でマッサージなどをするのが好きだったことから、迷わず、申し込みを決めました。」

―実際にプログラムが始まって、授業の様子はいかがでしたか?
「はい、プログラム開始当初は、カナダ人と一緒に勉強するので、授業についていくのがやっとでしたね。カナダ人も聞き逃すくらい、早口の先生で、3ヶ月間は正直つらかったですが、おかげでリスニング力がアップしました(笑)。学校で授業にでた後、家で3-4時間勉強していました。まあ、学校の授業にでるだけで、もうぐったりしていたので、3-4時間勉強できれば良い方だったという感じでしょうか?解剖学など、覚えることが多く大変でしたね。」

―スクールクリニックで、実習があるそうですが、大変でしたか?
「はい、スクールクリニックでは、全身指圧(75-90分)を延べ300人のクライアントに施すことが、課されています。初めは、つぼの位置など考えながら、押していたので、疲れましたね。100人くらい全身指圧の経験を積んだ頃に、体が慣れて覚えてきたせいか、いちいち考えなくても押せるようになりましたね。」

―現在では、ロンズデールのクリニックを任されているそうですが、いかがですか?
「はい、そうですね、クライアントに喜んで頂き、一層やる気がでますね。カナダ人に限らず英語を話す方は、表現豊かなので、強い感謝の気持ちが、伝わってきます。人のためになることで、かつ相手(クライアント)に喜んでもらえるので、指圧をやってて嬉しいですね。より指圧を広めていきたいと思います。」

 


★学校と授業の風景
ロンズデールキーから徒歩5分
わかりやすい赤の看板
教室には、人間の身体の
模型や表が沢山

指圧チェア―

クリスマス時にモール内で
デモンストレーション
ロンズデールキ―の
指圧クリニック
ローヒード主任の
Mikiさん
ローヒードモールの
指圧クリニック
JPスタッフ
指圧体験中!


学校の学生も、クリニックのクライアントも、カナダ人が多いです。
(Chiharuさん:アドミニストレータ―)

―学生もクリニックのクライアントも、カナダ人の方が多いですね。
「はい、バンクーバーはカナダの中でも特に、東洋医学へ強い興味を示す方が多い都市で、カナダ人でプログラムにお申し込みをされる方が多いですね。中には、伝統中国医学(TCM)の医師の資格を持っている学生もいました。クリニックも、クライアントの9割がカナダ人という状況です。マッサージのオイルが合わないからと言って、指圧を選ぶクライアントも多いです。」

―Chiharuさんは、指圧の経験はおありですか?
「はい、もともと興味はなかったのですが、学生に影響され、基礎クラスを受講したことがあります。たまにスクールクリニックで指圧を受けるのですが、そのたびに感動しますね。以前、私に指圧をしてくれた学生は、ちょっと指で押しただけで、最近こういうものを食べたかとか、内股(外股)かなどといったことを当てていましたね。」

―指圧師には、どのような方が向いているのでしょうか?
「はい、人を治したい、癒したいという気持ちがあることが大切と思います。指圧師の気持ちが指を通して伝わります。人を癒したり、人のためになるのが好きな人が集まっているので、学校全体が、自然と良い雰囲気になりますね。」

―解剖学など英語が大変そうですが、皆さんきちんと合格されているのでしょうか?
「はい、まず英語力不足でパスできなかったと言う人はいないので、ご安心下さい。ESL学校に通うと、外国人同士で集まって、ちょっと英語を話すと言う感じだと思いますが、当校では、英語と手に職をつけるのが同時進行になります。なので、正直初めのうちは、大変ですよ。でも2年間のプログラムで、2年目になると、留学生の英語もカナダ人に引けを取らないくらい上達しますね。」

―プラクティカムがあるので、Co-opビザが取得できると聞きましたが。
「はい、当校の留学生は、学生ビザとCo-opビザを取得します。4ヶ月目からプラクティカムに入るので、その時までに、Co-opビザを取得するようになりますね。」



<取材後記>

1998年創立で、来年創立10周年を迎える指圧カレッジ。ノースバンクーバーのメイン通りに位置し、またロンズデールキーからも数ブロックととても便利な場所にあります。校内は、教室とクリニックになっており、教室には、骨格模型や、数々のつぼや筋肉に関する掲示物、また、指圧のための特別な椅子などが設置してあります。

プログラムは、英語圏で最高水準を誇る、最も信頼の置けるコースです。2200時間という2年にわたる本科コースから、指圧を少し勉強してみようかな?というようなお試しコースまで、数種類のプログラムが用意されていて、どのコースをとっても、本科コースに進む際には単位が認定される制度になっているそうです。セメスターにより学生数も、カナダ人と留学生の割合も、かなり変化があるようですが、皆頑張って勉強しています。

北米、ヨーロッパで幅広く指圧プラクターとして、活躍されたい方には、是非お勧めのコースです。

レポート Jpcanada.com取材班(Kiki)



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