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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2005.09.26

New Image College of Fine Arts

『メイク、アクティング、モデリング、エステ、ネイルと、幅広く手がけている学校』

メイク(入門-プロレベル)、アクティング、モデリングと幅広く手がけている学校。新しくエステ、ネイルのコースも始めました。短期(3ヶ月〜)のプログラムもあります。ファッション全般に、興味のある方におすすめ。

★New Imageは、少人数制で、アットホームな感じのする学校です。ファッションは、芸術なので、カリキュラムに沿った授業のみならず、教師のクリエイティビィティーを表に出した授業展開をしています。
(Judayさん:Beauty Director) 

−経歴を教えてください。
「私は、プロのメークアップアーティストで、結婚式や写真館でのポートレイトなどのメークを主にやっています。また、ビジネス経営のバックグランドがあります。」

−メークアップのプログラムについて教えてください。
「メークアップは、2種類のディプロマから成ります。ディプロマTは、260時間のコースで、6時間の試験が最後にあります。まず、このプログラムは、業界への入門講座のようなもので、どのようにキャリアアップしていくかというようなことも含め、基礎的なメークの技術をカバーします。写真用のメーク、ブライダルメーク、ステージメークなどを学びます。

2つ目のディプロマは、上級者向けで、ディプロマTと同じく、260時間のコースで、6時間の試験が最後にあります。このコースでは、ヘアーや、エアーブラッシング入門、特殊メーク、上級ステージメーク、エンターテイメントメーク(ピエロ、タトゥーなど)、ハイファッションメークを詳しく勉強します。また、メークだけでなく、メークとカメラの関係や、洋服との関係など、モデルをどのようにしてきれいに見せるかを、様々な角度から、勉強、研究します。」

−New Imageの特徴を教えてください。
「いくつかありますが、1つ目は、少人数制なので、先生が各学生に細かく指導することができます。2つ目は、アットホームな点です。皆が皆の名前を知っているので、学校全体がとってもフレンドリーで暖かい感じがします。また、当校は、ダウンタウンの中心地で便利な場所にあるのも、学生にとっての魅力でしょう。

1つ大きく当校が他のファッションやメークの学校と違う点は、当校の教育姿勢だと思います。他の学校では、カリキュラムを組み、それに沿って教えることが多いでしょう。でも、当校では、きちんとカリキュラムを組み、必要な知識や技術を教えるのはもちろんですが、同時に、先生がクリエイティブに教えられるよう、多少フレキシブルにしてありますファッションは芸術なので、常にクリエイティビィティー(創造力)が必要だと思います。なのでカリキュラム通りに、教えるだけでなく、先生独自の技術などを紹介してもらえたらと思っています。」

−学生に、プログラム修了後、仕事の斡旋をしていますか?
「特に斡旋はしていません。ただ、当校は業界でも有名なので、よく雇用関係の電話が来ます。こういう人材を探しているとかという電話があると、必ず、校内のJob Board(仕事の掲示板)に張り出しています。」


ーリストとしての技術は、世界中どこへ行っても通用します!
(Amber先生:ネール専門、Nail Technology Program Instructor)

−経歴を教えてください。
この業界に入って、早7年になります。過去2年間は、イギリスのロンドンで、ネールのトレイナーとして、ネーリスト志望の方の訓練をしていました。そのほかにも、ネーリストや、一般対象のワークショップを計画、主催したりなどもしていました。
今年の3月末に、カナダに帰国し、それ以来、当校で働いています。

−この仕事をしていて、いい点は何ですか?
「まず、私は、この業界が大好きで、情熱を持って仕事をしています。もう、7年もこの業界に携わっているので、色々と学生にお教えできることがありますし、単なる基本的技術のみならず、プラスアルファーの部分もお伝えできますネーリストの仕事は、手に職があるという意味で、世界中どこに行っても通用するので、本当に役に立つ仕事だと思っています。」

−今日の授業内容を教えてください。
「今日の午前中は、糖尿病の症状など、解剖学、生理学などの理論をもとに勉強しました。昨日、ペディキュアのやり方を勉強したので、今日の午後は、学生同士で、実際に、練習しあいます。また、今日は、保健、衛生の小テストをする予定です。明日は、お待ちかねのネイルアートをします。」

−このコースは、宿題など、たくさんありますか?
「課題は、2週間おきにだしています。また、小テストは、毎日やっています。小テストをやることで、学生皆が同じペースで勉強できるのと、私も学生の理解度をチェックできるのでいいと思います。」

 


ファッションは、常に変わっていくものなので、基礎的技術だけでなく、最新のテクニックや流行なども取り入れて教えています。
(Jason先生:Make-up Instructor,メークの先生)


−経歴を教えてください。

「僕は、このファッション業界で11年の経験があります。もともと、高級ブティックのバイヤーで、ニューヨークに洋服の買出しに行ったりしていました。そのお店のメークアップの商品ラインも、買出しや管理をしていました。最近まで、ホルトレンフリュー(バンクーバーにある高級デパート)で65人の部下をかかえ、セールスマネージャーをやっていました。

先日、自分のアーティストエージェンシーを設立し、現在ウェブサイト作成中です。New Imageで働き始めてからは、約2ヶ月ですが、今までに多々のセミナーで教えたりしてきました。同時に、ブライダルのメークをやったり、ファション誌の編集や、コメントを書いたりしています。

−New Imageでメークを教えてみていかがですか?
「毎日、とても楽しくメークの指導にあたっています。僕が知っている全てのテクニックを教えたいと思っているし、ファッションは、常に変わっていくものだから、基礎的技術だけでなく、最新のテクニックや流行なども取り入れて教えています。

 

今日の授業では、何をされましたか?

このプログラムでは、基礎から、ハイファッション(ファッションショーメーク、映画用メーク、特殊メークなど)まで、全てをカバーします。ブライダルメークはもちろんのこと、ヘッドショット(モデルの顔写真)などのメークもやります。今日は、スモーキーアイをやっています。今日の午後の授業では、モデリング(モデル)プログラムの学生と合同で、授業をします。モデルコースの学生に、実際のヘッドショット用のメークをして、カメラマンがヘッドショットを撮ります。」


★学校と授業の風景

ペントハウスのある学校
広々とした受付

暖炉にソファなどがある
高級感あふれるラウンジ

ネールクラスの様子

エステコースの教室

エステコースの
練習用サロンの個室
アクティング(演劇)のクラス
自己表現の練習


★バンクーバーは多人種の都市。人種によって、メークで似合う色も違えば、髪質も違う。日本にいたら、勉強できないようなことが勉強でき、日々貴重な体験をしています。(ちとえさん:学生4月21日からADVANCED)

−どうしてNewImageで勉強しようと思われたのですか?
「私は、日本でフラワーデザイナーとして、ウェディングのフラワーアレンジメントを長年担当していました。ウェディングコーディネーターになりたいと思い、フラワー以外のこと、例えば、結婚式のヘアーやメークもできるようになりたいと思って、このコースをとりました。」

−コースをとってみてどうですか?
「毎日、すごく勉強になっています。日本でブライダルの勉強をしていては、絶対学べいことがたくさんあります。例えば、バンクーバーは、色々な人種がいるので、人種によっては、想像もつかないようなファンデーションの色を使ったりします。ヘアーにしても、日本人とは、髪質がだいぶ異なったりと、本当に、日本にいたら体験できないことを、日々体験している感じなので、とても楽しいですね。」


'Nothing's wrong, Everything's correct.'と、先生が、いつも言っているので、間違いを恐れずに、何でも挑戦できるのがいいですね!
(りょうこさん:学生、アクティング)


−どうしてNewImageで勉強しようと思われたのですか?
「私は、カナダに来て約5ヶ月になり、最初の3ヶ月はESLをとっていました。ESLの先生の中で1人、すごくいい先生がいて、その先生の授業は、すごく楽しめたんです。その先生は、表現力が豊かだったので、表現力があれば、言葉が通じなくても、通じるんだと強く思いました。その先生がアクティングをとっていたのが、役に立ったと言っていたので、私もやってみようと思いました。」

−コースをとってみてどうですか?
「曜日によって、先生が違って、シアター(劇場)理論や、ボイストレーニングなどをやります。先生がよく1人1人学生を観ていて、苦手な分野がよくわかるようです。私は、アイコンタクトをもっと積極的にするよう言われました。ある先生は、'Nothing's wrong, Everything's correct.'といつも言っているので、間違いを恐れずに、何でも挑戦できるのがいいですね。また、このコースは、幅広い年齢層の学生がいるので、楽しいですね。主婦の方もいらっしゃるんですよ


−授業でどのようなことをしましたか?
「つい最近、授業でやったのは、短い会話の台本をわたされて、それを色々な感情で読むのをやりました。先生が'angry' 'happy'とかという感情を指定し、その気持ちを込めて台本を読みます。それを、クラスメートがどの気持ちで読んでいるか、当てるということをやりました。楽しかったです。」

 



<取材後記>


New Imageは、ダウンタウンバンクーバーにあるファッション専門の学校です。取材をしてまずビックリしたのは、New Imageの校舎でした。高層ビルのペントハウス(最上階)にあり、足を踏み入れると豪華そのもの、ハリウッド映画のセットの中にいるのかと思ってしまいました。(上の写真をご覧ください。)また、ファッションの学校だけあって、先生方も皆おしゃれで、モデルさんと接しているのかと思うほどでした。

学校の雰囲気としては、少人数制だからでしょうか? 先生と学生との距離があまりなく、皆和気藹々と課題に取り組んでいました。また、学生同士、互いを練習台にしてメークなど練習するので、学生も皆仲がいい感じでした。

メークとモデリングのクラスが、時には、合同授業を行って、メークの学生がモデルコースの学生のカメラ撮り用のメークをしたりと、実践の練習をしており、こういった体験は、学生にとって貴重でしょう。また、こういう合同授業ができるのも、ファッション関係のプログラムを幅広く提供しているからでしょう。

最近、エステ、ネイルコースを開講した事もあり、エステの教室、また、練習用のサロンや、個室のエステルームがあったりと、施設の良さには、目を見張る物がありました。

New Imageが、他のファッション系の学校と異なり、留学生にプラスな点は、短期のプログラムがあることでしょう。入門として、どのようなことを勉強するのか試してみて、気に入ったら本格的に勉強したいという方も、New Imageなら、気軽に始められるではないでしょうか。もちろん、自分のやりたい事がはっきりしている方は、長期のプログラムを、また、ある程度の経験がある方は、途中のレベルから、とってみてはいかがでしょうか。



 

レポート Jpcanada.com取材班(kiki)

 



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