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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2004.04.16

Trend College

『湖と果樹園とワインの町・ケロウナでESLと専門コースを学ぶ』

オカナガン地方ケロウナにあるトレンドカレッジは、11年の実績を持つ私立のカレッジです。夏になると大勢の観光客が訪れるというケロウナの魅力と、リピーターをひきつけるトレンドカレッジとは。


★日常で使える英語を楽しみながら学んでいます。
(Hiromiさん:生徒/カナダに来たのは10月の末で、現在5ヶ月目になります。)

−4月上旬の現在の気候はどうですか。
「半そでのTシャツに、ジャケットを羽織って通学しますが、昼間はジャケットが要らないくらいです。」

-クラスはどうですか。
「今は一般英語クラスの、一番下のクラスです。文法、リスニング、リーディング、ライティング、発音、会話とスキル別にクラスが分かれ、スキルごとにレベルも分かれています。小さいクラスは2人、多いクラスでも8人程度、と本当に小人数クラスです。韓国、日本、台湾、スイスの人などがいて、数人で集まって買い物に行ったり、週末もみんなで集まってます。他の学校に行っていた話を聞くと、トレンドカレッジのクラスは本当に少人数らしいです。トレンドカレッジは休憩時間にもみんな英語を徹底して話しています。」

−一番好きな授業はどれですか。
「会話と、文法が好きですね。やっぱり一番話す機会があるから。でもレベルがまだ初級なので、先生主導で会話を勉強しています。今日のテーマはDuties。家事に関する言葉を覚えています。全体的に、日常で使える英語を学んでいます、楽しんで勉強してます。」

-ケロウナの人々についての印象は。
「フレンドリーで、顔を合わせるとみんな微笑んでくれます。みんなのんびりしている感じです。それから、バンクーバーから来た人によると、ケロウナのホームステイは、当たりが多い、ということです。家族の一員として、留学生を扱ってくれて、値段も手頃だと思います。」

−これからの予定は。
「ワーキングホリデービザで来ているので、来月で学校を終えます。ケロウナにも日本食レストランがあるので、そこで働くことを考えています。そして、ケベックやメキシコなどへ旅行にも行ってみたい、といろいろ考えています。」


★トレンドカレッジは大きすぎず、小さすぎずで、居心地が良いです
(Joanneさん:生徒/台湾から来ました。今回は、3ヶ月間の滞在です。)

-トレンドカレッジを選んだ理由を、教えてください。
「カナダに最初に留学したのが6年前で、そのあとも、6年間の間に、5回くらい往復しました。一番最初は、留学エージェントにトレンドカレッジを紹介してもらって来ましたが、今は自分で手配しています。そして、そのたびにケロウナに戻ってきてしまいます。中国の上海で、台湾人のボスの秘書として、通訳・翻訳や、英語でメールのやり取りをしますから、継続して英語を学んでいます。今回は仕事を休んできました。帰ったらまた、同じ仕事に戻る予定です。」

-なるほど。どうして、いつも、トレンドカレッジに戻ってくるのでしょうか。
ケロウナは美しい町で、トレンドカレッジは大きすぎず、小さすぎずで、居心地が良いのです。クラスは少人数で、先生方が一人一人の学生に目を配ってくれるし、どの先生も、とても忍耐強く教えてくれる。クラスメートは朝の文法クラスが6人、そのあとのビジネスクラスは4人ほどです。ビジネスクラスは、チーシャとシェリーという二人の先生から教わっています。シェリーは自分で会社を持っているから、ビジネスの知識も豊富だし、以前ESLで教えていたこともあるから、すごくわかりやすく教えてくれます。以前からトレンドカレッジで学んでいますが、今回もとても満足しています。あと、ホームステイファミリーは、6年間ずっと連絡を取り合っていて、本当の家族のようです。2人の息子がいて、一人は私より年上、もう一人は年下です。私自身、台湾に兄弟が二人いるせいか、この二人ともすごく気が合って、いつも英語で話せるし、本当の家族のようです。」

−ケロウナでは、どんなことをして楽しみますか。
「夏になると日が長くなるので、学校のあと、オカナガン湖に行ってボートに乗ったりする機会も多いです。湖は、とてもきれいで、湖水は温かいから、泳いでいる人もたくさんいますよ。ホームステイファミリーが、キャンプや乗馬に連れて行ってくれたりすることもあります。夏は本当にアウトドア・アクティビティが豊富です。冬は日が短いので、ほとんど学校と家で過ごします。アウトドア・アクティビティはスキーが中心です。」


★もうすぐ、TEFLカナダ委員会のレベル3の資格が授与される予定です。
(Judy先生:継続して、教師としてのスキルを向上する努力をしています。)

−先生の経歴を教えてください。
「シアトルの小学校で教えはじめ、その後カナダのモントリオールで、 英語教育の高校でも教えていましたが、子育てを終えてケロウナに移り住み、1996年から本格的にESLを教え始めました。トレンドカレッジは6年目になります。OUC(オカナガン・ユニバーシティ・カレッジ)でTESLのサーティフィケイトを取り、現在、VCCの通信教育でTEFLディプロマコースを取っています。」

−時間割は、スキル別にクラスが分かれているのですね。
「トレンドカレッジでは、担任制ではなく、リスニング、文法、スピーキング、リスニング、発音と、スキル別にクラスが構成されています。各学生がより多くの教師と接することができるように、と工夫されています。」

―現在、どのレベルのクラスを教えていますか。
「朝は、上級文法、上級リスニング、午後は、中級リーディングと中級ライティング、初級発音のクラスを教えています。毎月、学生の人数は上下しますが、クラスの平均は5名と少人数です。夏の間は、人数が増えて倍になることもありますが、それも短い期間です。生徒の国籍は、アジア圏からの学生と、南アメリカの学生、そしてスイスやドイツなどヨーロッパの学生が混じります。」

-トレンドカレッジのESLと、他のESLの違いはありますか。
「トレンドカレッジでは、聴くことと、話すことに力を入れ、『会話のための英語』に焦点を当てています。トレンドカレッジでは、勉強すればするほど会話力が身につくし、リスニング力も上がります。それから、トレンドカレッジはクラスが少人数で、生徒1人ひとりに、教師の目が届きます。生徒に何か相談事を持ちかけられたら、教師たちは、生徒と1対1で座って、話を聞く余裕がありますね。」

−いただいた写真には、食べ物がたくさん並んでいましたね。
「ESLキッチンが、ESLのクラスの中にあるんですよ(笑)!スタッフキッチンもあるし、合わせて2つのキッチンのほか、ラウンジには、エキストラの電子レンジとカウチがそろっています。毎月一度は、文化をテーマにしたイベントがあって、そのときはだいたい、食べ物が並んでいますね。誰かしらの誕生日にはいつも、大きなバースデーケーキでお祝いしているわよ。あとは、卒業式もお祝いするし、各国籍ごとに、お国の食べ物を手作りして持ち寄って、ポットラック・パーティーをすることもあるのよ。そうそう、ケロウナでは、日本食レストランも人気で、Sushiバーも入れると、6軒くらいあるんじゃないかしら。」


★学校と授業の風景
IBECのクラス風景。
メキシコの独立記念日には、タコスを囲んでお祝いしました。
クラスメートとオカナガン湖でくつろぐ。オカナガン湖は最高にきれい!
オカナガンのフルーツを囲んで。
これはイベントで日本の文化(茶道)を披露している場面。
学校にはPCが10台あるので、メールやビジネスの授業にも使えます。
果樹園でアクティビティ。 オカナガン湖の伝説の怪獣・オゴポゴの前で。 トレンドカレッジ校舎概観。

毎月一回は、カナダと地域の文化に触れ合えるアクティビティを企画。
(Joyce先生:香港やスイスを始め、ヨーロッパやアジアの各国で英語を教えていました。)

−先生の経歴を教えてください。
「トレンドカレッジで、8年間ESLを教えています。現在は、イギリスのバーミンハム大学の通信教育で、TESLの修士号を、楽しみながら取得中です。」

−どのレベルを教えていますか。またクラスは4週間単位で変わるのですか。
「朝は中級文法、初級リスニング、そして午後はリーディング、ライティングと発音、の中級の上を教えています。トレンドカレッジでは、4週間ごとに、学生の能力を評価ます。その結果、1つ上のレベルへ進むことができますし、1つ下のクラスで、じっくり、ゆっくり学びたい、という学生は、それも可能です。」

―トレンドカレッジでは、TOEICの勉強もできるのですか。
「ええ、TOEICの公式テストが2ヶ月に一度行われるし、模擬テストも定期的にいます。実は、今日は朝9時から11時半まで、この模擬試験だったの。ESLでは、レベルによって、週に3回から5回、TOEICトレーニングを提供します。上級レベルでは、週2回のTOEICリスニングと、週3回のTOEICリーディングを組み込んでいます。私たちの経験から言うと、優秀な生徒の成績は、4週間ごとにTOEIC30点上がりますから、どのくらいの期間勉強したら、目標の点数に近づけるか、だいたい予測することができるわ。」

−先生と学生が一緒にするアクティビティには、どのようなものがありますか。
「たとえば、3月は、シュガリング・オフという行事があって、フレンチカナディアンの文化を祝いました。メープルシロップの歴史や、製造工程などを勉強しながら、フレンチカナディアンの笛を演奏する、二人組みの女性を招いて、その音色を聞きました。春と秋には、ケロウナの有名なワイナリーをめぐる、ワイナリーツアーがあるし、産卵のために鮭が生まれた川に戻ってくるのを見学に出掛けたりもしますよ。10月には、りんご園に行って、りんごがどんな風に栽培されているかを見学したり、りんごをもいだり。チェリーが特産だから、夏にはチェリーを摘みに行ったりもします。雪が降ったら雪そりで遊んだり、馬に乗ったりもできます。7月と8月は、オカナガン湖でチュービングや、水上スキーを楽しめるのよ。毎月一回は、カナダと地域の文化に触れ合えるものを企画しています。」


ホームステイは、私が家族と直接お話をして、良いと思った家庭だけを選んでいます。
(Barbさん:ESLとドメスティック・プログラムの入学・マーケティング・ホームステイの全てに通じている。)

−ドメスティック・プログラムの中で、留学生に人気のあるコースは、どれですか。
「ビジネスプログラムのうち、特に『コミュニケーション・マネジメント』と、『マーケティング&セールス』ですね。そのほかに、ネイルテクニシャンや、コンピューターのプログラムが豊富です。プラクティカムは希望制で、コースの最後に、コーディネーターが相談にのります。レジメの作成や、仕事の探し方、キャリアプランニングなどの時間も用意されています。実績として、地元のホテルに採用された日本人の卒業生もいますよ。」

−Vet Office assistant(動物病院アシスタント)は、おもしろそうなプログラムですね。
「このプログラムは、経験のある動物のお医者様から教わります。プログラムの中では、実際に、蛇、ラット、犬、猫、フェレットなどの小動物を扱う機会があります。」

−ESLからドメスティック・プログラムへの入学要項について、教えてください。
TOEIC600点程度の英語力があれば、手続き自体は難しいことではありません。トレンドカレッジのESLだけでなく、他の英語学校からでも、TOEIC600点という基準は、変わりません。それから、TOEICの公式スコアがなくても、オンラインテストを受けてもらい、その結果、英語力が十分であると判断されれば、入学が可能です。ただ、日本から直接、ドメスティック・プログラムを申し込む場合は、ESLに一ヶ月なり参加して、様子を見るほうが良いと思います。ぜなら、筆記力や文法力が高くても、会話力とリスニング力が足りないかも知れないからです。ドメスティック・プログラムのクラスでは、インストラクターは留学生のために授業を遅らせるわけにはいきません。一旦ドメスティック・プログラムに入ったら、もうESLではないから、自信と、コミュニケーション力は必要です。教科書を読んで理解する力も必要です。コンピューターの分野なら、学生は母国である程度のスキルを習得しているはずですから、それほど大変ではないでしょう。以前、TOEIC590点でネットワークのプログラムを取った日本人の学生は、主席で卒業していましたからね。私たちは、彼が優秀な生徒だと知っていたから、ドメスティック・プログラムへの入学を応援しました。このように、学生がドメスティックで成功するかどうかは、TOEICのスコアでなく、学生によることが多いです。」

―日本人は一般的に、リスニングや会話より、文法力のほうが強いですよね。以前に、日本から直接ドメスティック・プログラムを申し込んだ学生はいましたか。
「ええ、ビジネスコミュニケーション・マネジメントを日本から申し込んだ日本人の学生は、TOEIC800点を持っていましたが、ここへ到着したときは、英語で会話ができませんでした。そこで私は、彼女に、平行してESLクラスを8週間取ることを勧めました。これは、カレッジから無料で提供されました。ドメスティック・プログラムは、AMかPMのどちらか4時間だから、残りの半日に、ESLでリスニングや会話クラスを取るということが可能です。ンストラクターもとても親身で、放課後、彼女のために時間を取って、質問に答えていましたよ。彼女は講義をテープに録音して、それを家でまた聴く、という工夫もしていましたから、無事に卒業することができました。」

-ホームステイについて、教えてください。
「私が直接出かけていって、家族とお話をして、良いと思った家庭だけを選んでいます。私自身、20歳と23歳の子供がいるので、自分の息子達を滞在させたい家庭かどうか、が基準なんです。ロケーション、清潔さも、同時にチェックしますよ。そして選ばれた家庭に、ホームステイとしての指針(ガイドライン)を渡し、カレッジ側の考えを理解してもらいます。このガイドラインは生徒にも渡されます。」


★ケロウナは、ワインヤードと、IT産業と、美しい湖のある町です。
(Terryさん:プレジデント/時間のあるときには、学生たちと一緒に湖にボートに乗りに行ったりもします。)

-トレンドカレッジの創立と、その歴史について、教えてください。
「トレンドカレッジの創立は、約12年前になります。ビジネスカレッジに小さなESLを併設した形で始まり、コミュニティに支持されて徐々に拡大し、現在では3階建ての校舎を持つカレッジです。ここケロウナには、他にもビジネスカレッジがありますが、トレンドカレッジが地元の支持を得たのは、プログラムとインストラクターの質を高く保っていること、需要に見合ったプログラムを提供していることが、口コミで評価されてきたと信じています。ケロウナの人口は2万5千人と、大都市に比べたら小さい町ですから、評価が下がればすぐに信用を失ってしまいます。」

-小さいとはいえ、ケロウナは観光地としても有名ですね。
「ええ、ケロウナは、旅行雑誌などでたびたび『BCのパームスプリングス』(南カリフォルニア:北米屈指のリゾート地)と称されるほど、人々が住みたくなる魅力を備えた町です。トレンドカレッジは、このオカナガン湖のすぐそばにあって、周りにはレストランやカフェなどが並んでいる、絶好のロケーションなのですよ。Barbをはじめ、スタッフ一同、暖かく皆さんを迎えます。私たちが、アジアなど外国に行ったときに体験する人々の親切を、私たちも、ここで留学生の皆さんにお返ししたい。そういう気持ちでいます。暖かい人々と、最高の環境にある英語学校を探しているなら、ケロウナのトレンドカレッジはきっと、留学生の皆さんに満足していただけると思います。」



<取材後記>

今回は、バンクーバーから少し離れた内陸の町、ケロウナにある学校の紹介です。トレンドカレッジは12年の実績があり、BC州のppsecという学校団体に所属しています。

ワインの生産で有名なケロウナは、斜面に葡萄園やりんご園が広がる、とても趣のある町。せっかくのカナダ、大大都市はどうも、という人には最高の環境です。のんびりした人々と、自然環境・・インタビューに応じてくれた皆さん、ケロウナに大変満足しているようで、その理由をあげてもらったらきりがないようです。

ESLの特徴は、少人数で会話を中心に学べる、暖かい教師とスタッフ、ホームステイファミリーが期待できるという点ですが、専門学校への編入の敷居が低いのも特徴の一つです。また、Joanneさんが取っているビジネス英語のコースも、新しくフルタイムで開講されています。このプログラムは、ビジネスで使われる英語を学ぶだけでなく、実際に模擬会社を作るプロジェクトを通してビジネスを学んだり、地元のビジネスオーナーに話を聞いたりする機会を儲け、さらにTOEICも勉強できるので、帰国して仕事で英語を生かすための、ESLと仕事のブリッジ・プログラムとして位置づけられています。

レポート Jpcanada.com取材班(kiri)



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