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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2003.07.04

iTTTi - Vancouver 
(旧 KTC Language Institute 2003



『雰囲気抜群!専門コースもさらに充実しています』

今回は、他校と一味違う『TEFL Kids』プログラムや、ビジネスプログラムの教材についても詳しく取材しました。現在、リーズナブルな授業料も提供していますので、情報ページもお見逃しなく。


日本の英語教室本部に履歴書とTEFLディプロマの証書を送ることが可能
(Robinさん:Marketing Director/教育学の修士号を持つ。)

−今回、専門コースが3つになったそうですね。

「はい、しかもディプロマプログラムですので、KTCの各専門コースを終えると、ディプロマが授与されます。ビジネス系の『Pre-MBA』、これは以前からある人気の『スモールビジネスプランコース』の名称が変わったものです。それから、大学進学を目指す人のためのアカデミック系『Full-Time TOEFL』、新しいプログラム『TEFL Kids』の3つです。」

−ではまず、新しい『TEFL Kids』について、教えてください。

「KTCで今年開発された『TEFL Kids』は、子供達にエキサイティングで面白く飽きないように英語を教えるトレーニングをするプログラムです。子供達は、5分と集中力が続きません。子供に英語を教えることができる人は、エンターティナーです。そのスキルを取得して、子供を笑わせて、その間に英語を教えることができるようになります。『TEFL Kids』の授業の内容は、3つの年齢層(2−6歳)、(7−12歳)、(13−15歳)教えるときの心構え、数多くのスピーキングドリルやそのテクニック、現代幼児英語教育理論などから構成されています。子供達が高校生・大学生になっても、英語に対して良い印象を持ってもらうためにKTCが出来ることは、英語を楽しく教えることができるパワーをもつ先生を送り出すことなのです。

このクラスを担当するRuby先生
(写真→)は、実際に日本で幼児を教えた経験があります。」

−ネイティブの先生だけでなく、日本人にも先生の需要があるのでしょうか。

「もちろんです。日本で英語を学ぶ子供達は、最低でも始まって2週間は、日本人の先生と一緒に授業をすることになります。その後、ネイティブスピーカーは、日本人の先生と一緒にクラスに入ります。日本のKTCグループの英語教室は現在日本に1000近くあり、先生の多くが『TEFL Kids』を学んだことのある若い女性で、採用にあたって海外での経験は優遇されています。」

−現在の国籍は、どんな感じですか。

「今週から始まったクラスは4名の少人数で、2人は韓国から、1人はスイスから、1人は台湾からの生徒さんです。」

−そのほかに、特にKTCで『TEFL Kids』を学ぶことの利点はありますか。

KTCを通して、日本にあるKTCグループ英語教室に履歴書とディプロマの証書を送ることが可能です。それから、35時間の実習時間には、カナダの小学校で教えることも含まれます。そこではカナダ人の先生の授業を見学してリポートを提出したりもします。毎週小テストがあったりと、内容は集約的で、授業と実習の両面で、生徒の力を評価する機会がたくさんあります。コース末には最終評価をします。このように、幼児英語教室の先生としてのキャリアへの道を開くためのプログラムを、KTCは自信を持って提供します。」

−名称が変わった『Pre-MBA』について、教えてください。

「『Pre-MBA』で使われている教材は、米国のNFTE:National Foundation of Teaching Entrepreneurshipが開発したもので、これは米国の教育出版協会の賞を受賞しています。KTCは、カナダで唯一、NFTEと独占的ライセンス契約を結んで、最低12週間という期間のプログラムを提供することを条件に、NFTEの教材を提供しているのです。

こちら(写真)のプレゼンテーション資料は、実際に明日のために生徒が作ったものです。プログラムが始まってすぐに、各生徒は、自分がこれから展開する会社またはビジネスの企画を決めます。午前の授業を基に、午後は調査を繰り返し、最終的にプロフェッショナルレベルのビジネスプランを作ります。ご覧のように、内容はマーケティングから資金関係まで詳細に渡り、プランを完成させるには12週間かかります。」

−教材は難しすぎるということはありませんか。

「大丈夫!この教材は複雑でなく直接的なシンプルなものですし、インストラクターのErin先生(写真右手)8年のESL経験があり、韓国で3年間、ドイツでも教えたことがあります。」

−TOEFLも、12週間のコースなのですね。各クラスのサイズはどうですか。

「『Pre-MBA』と『TOEFL』は最高でも8人まで、『TEFL Kids』は10人までです。国際的なグループの中で学べ、しかも教師は一人一人に目が届く人数です。もちろん、一人からでもクラスを開講します。これはKTCグループ会長の考えかたでもありますが、KTCは質を大切にします。生徒をがっかりさせないことは、学校の質につながります。」

−それでは最後に、KTCの一般ESLのプログラムの特徴を、Robinさんから説明してください。

「僕自身が調査した結果を元に、KTCのプログラムは細かくスケジュールを組んであります。これによって、生徒は自分が何を勉強しているのか一目で分かり、生徒が過去に学んできたものと、KTCLIで学んでいることがとても近いものだという自信と安心感が生まれます。多くのESLスクールは、生徒が母国で学んできたものを受け入れず、北米式の、文法を軽視したスタイルを押し付けるきらいがあります。KTCでは、留学生の学んできたスタイルを理解し受け入れつつ、別のテクニックを用いて英語力を伸ばします。」


★のびのび勉強して、大学で専攻している英語の意義を、実感として感じることができた。
(Kenichiさん:生徒/午前上級IIクラス・午後TOEICクラス。)

−留学のきっかけを教えてください。

「KTCで勉強するのは、2回目です。大学の4年目を休学して来ていますが、昨年の夏にも一度来ています。英語を話したくて英文科に入ったんですが、大学での勉強に疑問を感じていました。昨年留学をしたのは、自分の勉強している英語というものの意義を再確認するためでした。こちらに来てみたら、外国からの友人もたくさんできて楽しかったし、英語が通じた時は嬉しかったので、もっと話せるようになりたいと思うようになって、今回大学4年目を休学してこちらに来ました。」

−またKTCを選んだ理由は?

「僕が一番KTCで気に入っているのは、とてもアットホームで、外国人の友達も出来やすい。僕は『勉強しろ』という雰囲気で縛り付けられるのが嫌いで、反発して勉強するのが嫌になってきます。そういった意味で、KTCはのびのびやれます。」

−昨年始めて留学するときは、学校選びに迷いましたか。

「実は結構適当に。学校紹介所の人に、どんな感じの学校かざっくり聞いて、あまり深く考えずに決めたけれど、それが当たりでした。」

−英語の上達度は。

「銀行の口座開設とか携帯電話の契約など、特に頼る人がいなかったので、当たって砕けろで一人で全てやってみたんです。大事なことなので、流さずに質問をたくさんしたら、ちゃんと質問できていて相手もこちらの言うことを理解していた。相手の言うことも理解できた。そういうところで、英語力が伸びているな、と実感として感じました。」

−今のクラスはどんな感じですか。

「今は上級II(一番上)のクラスで、授業はケンブリッジのテキストを使っています。難しいけれど、為になります。2ヶ月前に来た時は中級だったのに、先生の判断で、上のレベルにぽんぽんと進んできました。おかげでやる気が出ました。クラスではグラマー、エクササイズ、スピーキング、リスニングを全て勉強します。宿題は日記を書くことで、それが筆記の勉強になっています。クラスメートは先週一人卒業して、今は他に一人なんです。KTCでは、午前は自分のレベルのクラス、午後は自分の興味のある分野のクラスを取るのですが、僕は就職活動に備えて、午後TOEICをずっと取っています。」

−宿題は結構大変ですか。

「宿題は、多くないです。逆に、せっかく留学しているのに宿題ばっかりだとつまらないと思います。放課後は、アクティビティのカレンダーにあるように、いろいろ企画があるのでそれに参加して、いろんな国の友達と友人になれます。


★最終的に生徒が自信を持って英語で会話できるように導いています。
(Jennifer先生/大学修士課程を終えた99年から移民に英語を教え始め、日本の大阪でも一年以上教えた経験を持つ。)

−現在のクラスの様子を教えてください。

「午前の中級I は10人のクラスです。リスニング、リーディング、筆記、語彙、文法、会話などを少しずつ、色々なアクティビティを交えながら勉強します。皆、とっても良い生徒達よ!宿題もしっかりやってくるし、小テストでもよい成績を取っています。」

−今日はどんなことを勉強したのですか。

「今週のテーマは大量消費、つまりショッピング。今日は、語彙の復習の後、苦情についての会話をたくさん練習しました。例えば品物を買った後、壊れていたり質が悪かった場合、第2言語の英語で苦情を言うのは簡単ではないですよね。苦情・返金・品物の返却・交換などの語彙を使って、比較級や最上級といった文法も含んだ会話を、スケジュールに基づいて練習しました。」

−午後のクラスについて。

「選択授業で、TOEFLを教えています。隔週で模擬テストを行い、採点結果を見て、生徒は自分がどのくらいのスコアを取れるのか分かります。その後、テストで分からなかった部分を解説し、復習する日を設けています。また必修の文法とリスニングを学ぶ以外に、生徒達に何に焦点を当てたいかを聞いて、フレキシブルに内容を組み込んでもいます。」

−これは12週間のフルタイムTOEFLプログラムとはどう違うのでしょう。

「生徒によって、大学進学という目標を持っている生徒には、フルタイムTOEFLをお勧めします。Debbie先生のクラスは進学準備コースであり、カナダの大学・カレッジというキャリアに方向づけられています。私のパートタイムクラスは、ESLの範囲内で、リスニングと文法をたくさん学びたい生徒に向いています。」

−どんな先生を目指して教えていますか。

生徒を楽しませる、活動的であるとともに、勤勉な教師。私はそうであるし、そうありたいわ。生徒には進歩を期待しますし、実際に彼らは期待に答えてくれています。私が教えている形式は、PPPモデルというものです。プレゼンテーション(魅力的に勉強の内容を導入し紹介する)、プラクティス(スケジュールに基づいて、会話の練習を繰り返し行う)、そしてプロダクション(スケジュールから離れて、実際に会話に応用することで自信をつけてもらう)。これをいかに楽しく進められるか、を心がけています。」

−KTCの、どの点が気に入っていますか。

「とてもたくさんあるわ!(笑)ESLスクールはたくさんあるけれど、KTCは一番環境がいいと思います。リラックスしていながらも、しっかりした雰囲気。KTCの教師やスタッフは皆生徒達に、"物怖じせず、間違いを恐れずに英語を話すこと”を励ましています。そしてプログラムはスケジュールに基づいたものなので、必須の会話を漏らさず学べます。他に、アクティビティも充実しているので、各国からの生徒達とすぐ仲良くなれるわ。」


★学校と授業の風景
新しく塗られた壁は清潔感がある。今日の放課後のアクティビティはビリヤードです。
手前の快適なソファからキッチンを撮影。左手は大きなテーブル。PCルームへ続く扉など四方が開放された風通しのいい設計。
写真撮ってもいい?と聞いたらポーズを取ってくれようとしたメキシコからの生徒さん。自然に!とお願いしてこうなりました。となりの男の子は「僕も日本人!」と主張していましたが真相は不明。
入り口の様子。イエール・タウンは他と一味違う個性的なお店が並ぶ一角。私立図書館にも近く便利。
受付そばの壁には、クラスと担当の先生の名前が一目瞭然。というのも、午後の授業は興味のある分野によってクラスが再編されるからです。
Robinさんが大事にしているアクティビティの時の写真をお借りしました。フォルス・クリークのおもちゃのようなミニフェリーの上で撮影。
ノースショアの山の中で記念撮影。
私立図書館の前でツーショット。
PCコーナーはつかの間の家族とのコミュニケーションの場。

NEW!! ロブソンストリートにメインキャンパスができました。

新メインキャンパスは、ロブソン通りとシーモア通りの角にあります。
エレベーターで3階へ降りてすぐの受付。
建物の一階にあるBLENZコーヒーショップ。
教室からはロブソン通りが見えます。
窓が大きいです。 Pre-MBAクラスは教室の中にPCも完備されています。
金曜日の今日はこれからカラオケパーティーです。テーマは”KOWBOY”。飾り付けに精がでます。
パティオはスモーカーにはとってもうれしい。夏にはテーブルを用意してランチも食べられるようになります。
飲料水とコーヒーやホットチョコレート用マシン。


言語セラピストを目指し、大学で第2言語の習得について理論的に学びました。
(Debbie先生/Full-Time TOEFLディプロマプログラム担当。)

−担当のクラスについて教えてください。

「フルタイムのTOEFLの専門コースを、私自身が構成し、自ら教えています。午前はグラマーとリスニング、午後はリーディングとライティングというように分けて、変化をつけています。また私一人がクラスを担当し、クラスメイトも12週間ずっと同じで、4週間ごとの生徒の入れ替わりもないので、生徒達はとても仲良くなり、リラックスして勉強できるのよ。」

−12週間、全く入れ替わりが無いというのは珍しいですね。対象のレベルは?

「中級から上級の生徒が対象です。入るのにKTCの中級III以上という基準を設定していて、これは文法の基本を理解しているレベルです。でも、例えば、もし異なるレベルの生徒を一緒に教える状況になった場合、私は各生徒が一回に必ず1つ何かを得る、学ぶことを目指します。クラスでは生徒の誰が理解していて、誰が理解していないか分かりますから、それに柔軟に対応していきます。現在のクラスは、最高でも8人までの少人数制なので、各生徒に目が届くのです。少人数というのは、生徒にとってもいいことね。」

−カナダの大学進学を目指す生徒さんが多いのですか。

「もちろん進学を目指す生徒もいますが、TOEFLに興味があって、スコアを伸ばすことにチャレンジしたい、TOEFLを利用して英語力も伸ばしたい生徒もたくさんいます。」

−KTCで教えていて、どうですか。

「KTCは、初めて訪れたときから、他の学校と比べてとても雰囲気が良かったの。生徒も教師も、素晴らしいです。」



<取材後記>

KTCグループでは、日本の英語教室の為に、カナダ人に教師のトレーニングをして、日本に送り出しています。そのため、学校のスタッフが日本を訪れる機会も多く、日本の教育環境を熟知しています。今回、新しく紹介した『TEFL Kids』のディプロマプログラムは、そのKTCグループの恩恵を受けられるプログラムの一つ。少人数クラスで、日本で幼児を教えた経験のあるインストラクターに学び、日本全国約1000校の教室に履歴書とディプロマ資格を送ることが可能です。地方にもたくさんある大手の教室ですので、就職先としても安定感があります。さらに、35時間の実習時間の中で、地元のカナダ人の小学生とも触れ合う機会があります。こちらの教育風景を間近に観察できることはあまりない機会ですので、貴重な体験となりそうですね。英語に興味があって、子供好きな方には、イチオシのプログラムです。

KTCグループの経営者は、ビジネスに終始せず、少人数制の教育を最優先する、おおらかな理念を持っているそうです。KTCで採用を担当しているMr.Inouyeも、人と同じことをしない独創性を尊重する方で、先生を採用する際も、この点にこだわって独創的な教師を採用しているそうです。選ばれた先生方が、各国の英語教育を尊びつつ、カナダのおおらかさで学生を受け入れ、校内の雰囲気もとても明るく感じられます。せっかく中・高・大学と英語を勉強してきたからには、話せるようになりたい。外国の人と英語で話してみたい。他国からの留学生と楽しく英語を学びたい。のびのびとやってみたい。そんな日本の皆さんの理想の留学を実現する為に、KTCはあります。

レポート Jpcanada.com取材班(kiri)



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