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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2003.05.30

Century College


『公立アサバスカ大学の学士号をバンクーバーで取得』


何千人もの生徒の内の1人ではなく、少人数でアットホームな環境で、効率よく、大学の学士号を取得したい人に紹介するカレッジです。ESLで英語を基礎から勉強したあと、そのまま専門教育やアカデミックプログラムに編入できるのが魅力です。


★3年間で学士号取得可能!
(Minaさん:生徒/韓国から。現在はTESLコース受講中。)

―この学校を選んだ理由は何でしょうか?
「最初は、バンクーバーにあるいくつかの大きなカレッジへ行ったのですが、1クラスの人数が多く、途中で辞めました。その時、友達からこの学校のことを聞き、クラスサイズが小さかったことと、何と言っても学校スタッフの対応がとてもよかったので、この学校を選びました。」

―取得したコースについて教えてください。
「Century Collegeではアサバスカ大学のBachelor of Administrationの学士号を3年で取得しました。この他にも3年で取れる学士号があります。今年4月に卒業したばかりです。当時は、セメスター(学期)ごとに、3-4つのコースを取っていました。3年間のプログラムだと、30コースを取ることになり、4年間のプログラムだと、40コースになります。一つのコースにつき毎週3時間ほどのレクチャーがあり、とても充実した生活を送っていました。」


小規模な環境は、学生にとってベストだと思います。
(Fred 先生/ アサバスカ大学の学士号取得プログラムのコンピューターサイエンスとマーケティング専門。)

―先生の経歴を教えてください。
「講師としては、UBC、Langara College、BCITなどで教えた経験もあります。どこの学校でも留学生がいたので、留学生に教える難しさや抵抗というのは全く無くなりました。マーケティング業界で20年ほどの経験があるので、授業でも経験談を話すことがあります。」

―アサバスカ大学から提供されている教材はどうですか?
「アサバスカコースのカリキュラムはすばらしく、教材には、無駄なトピックはひとつもなく、全て重要かつ必要な内容です。」

―過去に講師をしていた大きな大学・カレッジと、小規模のCentury Collegeとの違いは何ですか?
「Century Collegeは、クラスサイズが小さいので、生徒ひとりひとりの顔を覚えられるし、大きな大学に比べて、生徒第一の授業をすることができ、アットホームな環境です。小規模な環境は、学生にとってベストだと思います。」


非常勤講師として働き、BC州のECEのライセンス(免状)を取得できます。
(Inga先生/ ECE 担当。ビクトリア大学のECEの修士号を取得中で、教育センターなどでの多くの経験を持っています。)

―まず、ECEとは、どのようなプログラムなのですか?
「Early Childhood Educator(幼児教育者)の略で、子供の発達、心理、健康、栄養などを勉強します。プログラムは、ECE、モンテソーリ、そしてECE&モンテソーリ複合プログラムに分かれています。1 4〜18ヶ月間のフルタイムプログラムと、約2年間の夜間パートタイムプログラムがあります。これらには実習が含まれています。」

―モンテソーリとは何ですか?
「これは、幼児教育の特別な教育法の一つです。カナダで幼児教育の分野で働くためには、モンテソーリトレーニングは必要です。実際には、モンテソーリトレーニングと、ECEトレーニングの両方が必要となります。」

―実習について詳しく教えてください。
「はい。ECEプログラムには3回の実習があって、合計600〜700時間です。通常、実習中1週間の3日間は、教室にて勉強をし、2日間は、実習をします。更に、セメスターの最初と最後にも、2〜3週間の連続した実習があります。」

―実習の場所は、どのように決まるのですか?
専任のコーディネーターがいるので、全ての生徒に実習の場を提供することができます。」

―卒業時にBC州からECEのライセンス(免状)を取得するには?
「まず、この分野での500時間のボランティアをし、非常勤講師として働きます。そしてその職場から、推薦状を書いてもらい、必要書類と共に、州都ビクトリアにあるオフィスに送ると、約6週間ほどで、ライセンスを取得することができます。」


★授業はとても楽しいし、役に立つことばかり。
(Sarahさん:生徒/アメリカのECEの学士号を持っています。ECEコースを受講中。)

―なぜ、ECEコースを受講することを決めたのですか?
「私は米国アラスカ州から来たのですが、カナダでは、幼児教育の分野で働くための条件が米国と異なるため、カナダで働くためにいくつかのクラスを受講しなければならなかったのです。アメリカのECEの学士号を持っているので、このコースのプラクティカムはやらなくて良いのです。自分が必要なものだけを学べるし、学校側の柔軟性が良くて、Centuryを選びました。」

―クラスや先生はどうですか?
「昼間のクラスは、20〜25人くらいで、留学生が多いです。日本人、中国人、台湾人の生徒です。みんな良い人たちで、会話するのも楽しいです。夜のクラスは、5〜10人くらいで、小さめのクラスです。私達の先生は知識と経験があるので、授業はとても楽しいし、役に立つことばかりよ。」

―今後の予定を教えてください。
「すでに、教師としてのフルタイムの仕事をしているので、勉強していることを更に活かし、頑張りたいです。」


★学校と授業の風景

アサバスカ大学のクラス。ほんとに集中しているところを頼み込んで撮影させてもらいました。
取材に応じてくれたLara先生の一般ESLのクラス。10人以下の少人数
自習室では、仕切りのついたコンピューターを使ったり机でテキストを開いたり。
放課後、授業が終わって帰る生徒達。お疲れ様でしたー!
モンテソーリの教室に飾ってある手作りのおさかな。他にも壁一面にとってもかわいい図画がいっぱい。
モンテソーリの教室は、本当の幼稚園に入ったよう。実際に使っている教材は子供の興味を引くようなものばかり。
カフェテリア。ちょっとした売店もあり、スナックやドリンクも買える。手前はランチも出来るラウンジ。
パティオは一服したりランチを食べたりする生徒に活用されている。お天気が良い日は最高!
パティオから見えるノースショアの山々はバンクーバーならではの風景。


★目標は大学進学!
(左:Berylさん:生徒/カナダへ来てまだ1週間。ESLのレベル5。)
(右:Phionaさん:生徒/Berylさんとはクラスメイト。カナダへ来て8ヶ月。)


―学校はどうですか?
Berylさん:「先生はとても我慢強く、生徒の気持ちをわかってくれるから、勉強がはかどります。それから金曜午後のアクティビティーが豊富で、気に入っています。この間の金曜日は、カナダの伝統的な料理を食べに行きました。カナダへ来たばかりなので、メニューの見方もわからないし、どのような料理なのかもわからないので、自分のためにもなったアクティビティーでした。」

―授業内容について聞かせてください。
Phionaさん:「午前中は、英語を総合的に勉強して、午後は、毎日トピックがいくつかあって、それについてディスカッションをしたりします。それぞれ先生が違います。私のクラスの人数は、午前中は6人、午後は9人です。宿題は毎日のようにあります。毎日教科書約3ページ分くらいですが、プライベートの時間がなくなるほと大変ではありません。」

―進路は決まっていますか?
Berylさん&Phionaさん:大学進学希望です!」


★教えることが大好きだし、何より、生徒が大好き。
(Lara先生/ ESL&TESL担当。計4年間の講師歴。)

―ESLプログラムの概要を教えてください。
「午前中は、テキストを使った総合的な英語を勉強し、午後は、会話中心の授業を行っています。大学進学を考えている学生も多いため、アカデミックな英語です。レベルは7つあるのですが、レベル7のあとは、アカデミック英語コース(APP)を受講することができます。レベル1つ上がるのに、平均2ヶ月くらい必要です。エスカレート式に上がることはありません。金曜日の午後は、課外授業があります。美術館へ行ったり、レストランへ行き、様々な文化に触れたり、大学キャンパスを見学したりします。」

―TESLコースも教えていらっしゃるんですね。
TESLコースは、合計100時間で、フルタイムで1ヶ月です。20時間のプラクティカムはオプションですが、同校のESLクラスで教えることになります。私自身、教えることが大好きだし、何より、生徒が大好きです。」


日本語も堪能なアカデミックアドバイザーが高校生の進路をアドバイス。
(Lanny さん:ハイスクールのアカデミックアドバイザー/小学校での先生や日本で英語講師の経験もあり、日本語もお上手。)

―ハイスクールの生徒は、どのような進路を選択していますか。
「何人かの生徒は、Century Collegeのアサバスカ大学コースを希望しています。他の大学への進学を希望している人もいますし、母国へ帰国する人もいます


―ハイスクールプログラムの申し込みで考慮しなければならない点は?
「スタート時期です。日本の学校は3月に卒業式がありますよね。こちらのHigh School(グレード8-12)は、年に3回(春・夏・秋)スタート日がありますので、日本からの生徒さんの場合は、丁度夏(5月)から開始することができます。それから、日本の高校から編入したい場合は、日本の高校の成績証明書を見て、編入可能か判断することになります。」

―入学条件として、高校生でも英語力は必要ですよね?
「高校に限らず、語学レベルの診断テストを受けていただき、授業に必要な英語のレベルに達していないと判断された場合、ESLプログラムから始めることになります。」



<取材後記>

講師の全ては、学士号を持ち、6割以上の講師は、修士号を持っているというCentury College。学位だけではなく、経験も豊富な講師が揃っているからこそ、充実したコース、カリキュラムが可能で、生徒からの信頼と強い支持があるのではないかと思います。何千人もの生徒の内の1人ではなく、少人数でアットホームな環境で、効率よく、大学の学士号を取得することができるため、ESLには、大学進学希望者も多くいます。図書館、カフェテリア、テラスなどの設備も整っており、学生サービス課や学生委員会なども設けられ、学校運営に学生の声を反映できるような体制をとっています。

幼児教育のモンテソーリとは、あまり聞きなれない教育法ですが、これは、イタリアで女性として初めて医学博士号を得た、マリア・モンテッソーリが打ち出した特別な教育法なのです。彼女は、一方的に何かを教え込むことなく、医学的・心理学的に考えらえた適切な教育法を発見し、それに必要な環境設定をし、自立に役立つ教材を考案しました。そんな教材が、たくさん並んでいて、本物の幼稚園の雰囲気がある教室でした。

レポート Jpcanada.com取材班(Sawa+Kiri)



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