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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2003.05.09

Greystone College

 ILSC Career College)


『実績ある語学学校のサポートが充実したホスピタリティとトラベル&ツーリズム』

今年開校したキャリアカレッジは,以前に紹介された大規模語学学校ILSCの姉妹校です。
プログラムの内容と,現在のクラスの様子をうかがってきました。
→ESLの取材ページはこちら
次ページのスカラシップの詳細もお見逃しなく!

私はキャリアカレッジのプログラムのクオリティを保証することができます。
(Lindaさん:Marketing Director/ILSCの誇る各国マーケターを率いる。)

―ILSCキャリアカレッジのプログラムについて教えてください。

「ホスピタリティマネジメントプログラムはホテルやレストラン産業のマネジメントを、トラベル&ツーリズムプログラムはトラベルエージェンシーやコンベンション産業など、旅行業全般を学びます。いずれも4週間のプラクティカムをプラスすることが可能です。一見長いプログラムのように思えますが、この中のどれが欠けても完全なディプロマプログラムになりません。一方で、全てを取る時間の無い人にも、一科目から受講することが可能なんです。地元の生徒は全科目をとるでしょうが、留学生はカナダに滞在できる期間が限られていますからね。」

―卒業時、取得できるディプロマとサーティフィケイトについて教えてください。

「ホスピタリティの各科目ごとに世界的に通用するAH&LAのサーティフィケイトが取得できるので、全ての科目を修了すると計6つのサーティフィケイトが取得できます。加えてILSCキャリアカレッジからディプロマが取得できます。トラベル&ツーリズムの科目はカナダの旅行業基準ACCESSに沿っています。修了時にILSCのディプロマが取得できます。開校から半年以上たってからACCESS本部に認定されるので、近いうちにILSCでもACCESSのクレジットを取得することが出来るようになります。」

―ILSCキャリアカレッジで勉強することの利点とはなんでしょう。

「まず、生徒の多様性。ILSCの語学学校には、13人の各国語を話すマーケターがいるのですが、その多様性がそのままキャリアカレッジにも反映します。キャリアカレッジの国籍の比率は、地元の学生が40%、留学生が60%になるよう望んでいます。また、既に成功している語学学校を最大限に利用できるため、授業料においても他校と競合可能です。値段が高くないから質が低いということではありません。

それから、インストラクターがすばらしいこと。現在のところ1人のインストラクターがずっと担当しています。ホスピタリティーのインストラクターのJo-Anneは生徒と良いチームワークを形成していますし、彼女の業界経験とインストラクター経験がプログラムの質を保っています。トラベル&ツーリズムはこれから開講します。

そして、バンクーバーという場所でホテルと旅行業を学ぶという環境。キャリアカレッジのキャンパスはガスタウンという歴史のある観光名所にあります。多くの観光客がバンクーバーを訪れます。現在も夏は観光客の数が住民より多いんですよ。この2つのプログラムをバンクーバーで学ぶことにはとても意義があると思います。2つのコースとも、国際的に認められるプログラム内容なので、世界のどこに行ってもキャリアカレッジで学んだことを活かすことができます。

台湾からの生徒達は、ILSCの語学学校で学んだ後、カウンセラーの勧めでILSCキャリアカレッジで学んでいます。カウンセラーを信頼しているからこそ、この生徒達は新しいプログラムに参加しているということです。ILSCの語学学校は既に良い評判を得ていますが、キャリアカレッジが質の低いものを提供すれば、語学学校の評判まで落ちてしまいます。ILSC全体の質を保つためにも、キャリアカレッジは質の高いプログラムを提供するよう努めています

―入学時の英語のレベルはどうでしょうか。

「ILSCの英語レベルAdvanced 1、もしくはTOEFL540点以上です。もし英語のレベルがそれより低ければ、英語を理解しようと忙しく、プログラムの専門知識を学ぶことは難しいでしょう。これより入学基準を低くすることは、卒業生の質を良いものに保てないでしょう。コミュニケーションスキルもA1レベルであるべきです。ILSCの語学学校ではアカデミックカウンセラーを置いて、入学当初から専門学校へ進学するためのカウンセリングを行っています。ILSCにはESLだけでもたくさんのプログラムがありますからね。」

―インターンシップについて教えてください。

「希望制で、最低4週間です。本格的に業界で働く前は生徒は落ち着かないものでしょうから、業界に慣れる為にも、それより長くインターシップに参加することも可能です。これには既存のILSCのインターンシップ派遣先企業のデータベースが活用できます。」


店の経営についてしっかりしたものを学びたかったんだ。
(Eliさん:生徒/ホスピタリティマネジメントプログラム4ヶ月目。とてもおっとりしたジェントルマン。)

―この学校に入学したきっかけを教えてください。

「僕はレストランやナイトクラブで働いたことがあって、それらのマネジメントにすごく興味があったんだ。どうやって店を経営していくのか、しっかりしたものを学びたかったのです。独立して店を経営したいか?もちろん!最終的にはね。」

―この学校に入学する決め手となったものは何ですか。
「この学校のプログラムは、24週間で終えることができて、ディプロマとサーティフィケイトが取得できる。これはほとんどの学校のホスピタリティプログラムの期間より短めなんだ。修了後すぐに仕事をしてもっと経験を積みたかったからね。プログラム修了後、インターシップがあるっていうのもいいね。」

―クラスが終わった後は、毎日何をしていますか。
「勉強と、クラスメイト、友達、恋人、家族と過ごしているよ。
(スキューバダイビングのコースも取っている!)宿題は、問題を解くものや、読むものがたくさんあるけれど、英語が母国語だからそれほど難しくないですね。」

―英語が母国語でない場合は、そこがかなり大変になるのですね。


★学校と授業の風景
クラス風景。2003年5月現在のクラスは3人でアットホーム。テキストはなかなか厚みがあるようです。
9時から午後4時までみっちりやった後はガスタウンへ飛び出してフリータイム。
入り口の壁にかかる、作品。なんとなく学校のロゴとタッチが似ている?
ラウンジでくつろぐみなさん。外がにぎやかな割に静かで落ち着く雰囲気でした。
ラウンジの中にあるPCは現在リサーチなどにも利用されているそう。
gastownはバンクーバー発祥の地。蒸気時計と赤レンガ、オレンジの街灯が素敵な場所。


現時点では小さく、それが逆に、各自に目が配れるので利点となっています。
(Jo-Anne先生/とてもしっかりした印象の業界経験豊富なHospiality Managementインストラクター。)

―先生がここで教えられるようになったいきさつについておしえてください。

「実はつい最近までアメリカで働いていました。カナダに戻り、以前にもカレッジでホスピタリティを実際に教えていたことがあり、現在でもこのようなプログラムがとても人気で必要とされていることに気がつきました。私自身、学校を選ぶ目はとても厳しいんですが、ILSCの代表者と話したとき、施設はもちろん、その姿勢にとても感銘を受けました。そしてこの学校で教えることになりました。」

―このプログラムが特に優れている点について教えてください。

「ILSC語学学校の10年以上の安定した人気と評価。ロケーションは、これ以上ないというほどの好立地のガスタウン。観光名所で周辺にはホテルやコンベンションセンターなどに歩いて行ける距離です。私はバンクーバーにあるホテルのフード&ビバレジ部門でマネージャーとして働いたことがありますし、また、ホテルチェーンでミーティング・コーディネーターとして、大小限らずイベントに何度も携わりました。そういった業界での経験を授業に活かしています。また現時点ではクラスが小さいので、各生徒に目が配れます。この点はとても重要だと思いますね。この先カナダ人の生徒も増えることでしょう。地元の生徒と留学生が一緒に勉強することは利点が大きいのです。生徒達はお互いに学び合えます。地元の生徒がクラスにいると、いやでも留学生の英語のレベルがネイティブスピーカーとコミュニケーションできるレベルまで最大限に引き上げられますし、お互いの文化の発見もあります。3人とも仲がいいですよ。」

―校外に見学に行かれる機会がありますか。

「ええ、年に一度のFOOD EXPOを見学したり、ハウスキーピングの事を学んでいたときはウォーターフロントホテルのその部署に見学に行きました。フォーシーズンズホテルとホテルジョージア、それからメトロポリタンホテルのDIVA(レストラン)にも行ってきました。プログラムの内容が詰っていますが、出来るだけ見学に行こうと思っています。今のところは4回ほど実際に見学する機会がありましたが、あと2回ほど見学の機会を設けたいと思っています。」



<取材後記>

キャリアの基礎となる知識を、最短の期間で学べるという2つのプログラムです。ディプロマを丸々取らなくても、一科目が4週間で終了でき、サーティフィケイトももらえるという、期間もお値段も、目に見える分かりやすい設定になっています。一つ一つ単位を取ってゆくことで、ディプロマまで進む前に自分のキャリアを見直す機会がありますし、途中で働いて経験を積んでからディプロマを終えることも可能です。

信頼と実績の語学学校ILSCで語学面とインターンシップのサポートがあることは、このキャリアカレッジの大きな特徴です。語学学校でもインターンシップの希望が多かったため、ILSCのデータベースはとても大きく、アクティブだそうです。また南アメリカやヨーロッパ、アジアの各国語と英語を話すマーケティングチームの皆さんは、生徒達と信頼を築くように日々、努力しています。まずESLに入学し、各国からの多様なクラスメイトと共に英語力を引き上げてから、スムーズに専門課程へ移動することができます。加えて今のところ「超」がつくほど少人数制であるので、専門学校と聞いただけで雰囲気に飲まれてしまいそうな人も、入学後はアットホームな雰囲気の中で勉強に集中できそうです。

高めの英語力を入学条件にしていることも特徴ですが、これはクラスと卒業生の質が高くあってほしいという学校の期待を裏付けるものでしょう。留学生にとっては専門的な知識のつまったテキストを読むことも、コミュニケーション力も必須です。入学前に英語力を高めておけば、クラスでもインターンシップでも、より成功を収めることが出来るでしょう。

レポート Jpcanada.com取材班(kiri)



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