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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2002.06.28

IECC, Internatinal English Community College

少人数制の会話重視のお得なESLプログラム

IECCはカナダのバンクーバーのダウンタウンにキャンパスを持つ少人数制の会話に重点を置いた語学学校です。ほとんど日本向けに宣伝活動を行っていなかったため日本人の生徒数が少なく、中級以上のクラスでは4名以下と徹底した少人数の環境がおすすめです。また、少人数の割にお得な授業料も魅力です。
☆IECCはECCTrainingCollegeから名称を変更いたしました。取材はECCTrainingCollegeの時のものです。


★ECC Training CollegeのESLは会話に力を入れたい生徒さんに最適なプログラムです!
(Manamiさん:Marketing Coordinator兼Counseling/日本人を対象にしたマーケティングとカウンセリングを行っています)


−ECC Training Collegeでのプログラムの概要を教えてください。
「基本のESLプログラムである会話に焦点をおいたESL Conversation Program、英語教授法を2ヶ月学ぶTESOL Diploma Programの2つに分かれています。

−ESLコースの概要を教えてください。
「ECC Training Collegeの基礎コースの
ESL Conversation Programは教科書を使わない会話に重点をおいたプログラムです。ビギナーレベルでは1クラス最高10名、中級以上は1クラス最高4名の完全少人数制で授業を行っています。会話と訂正、一般 的なセットフレーズ、パターンや複文の練習など話すことに力をいれたカリキュラムを行っています。」

−どういった生徒さんがECC Training Collegeに入学されていますか?。
「当校の日本人の学生さんは一度大手の語学学校に通ったことがある人が多いですね。日本から代理店を通 じて学校の申込をすると大手の学校を勧められることが多いと思うのですが、そういう大きい学校で一通 り一般的なESLが終ってから少人数制の学校で会話を伸ばしたいと考えている生徒さんが多いようです。大規模校だと1クラスは平均13人程度で、会話の時間が少なかったり学生同士のペアワークが多く、先生からの指導も充分に受けられないということもあって、ECC Training Collegeの少人数制のスタイルは会話の分野を思うように伸ばせなかった生徒さんの選択肢に入っているようです。今までほとんど当校を日本にご紹介していなかったので、集まってくる生徒さんは口コミがほとんどです。 では中級者の生徒さんだけが集まってくるかというとそうではなくて、海外生活が全く初めての学生さんがまず話せるようになろうと当校に入学してきます。全然話せない人でも、最大10名のビギナーのコースからスタートし1ヶ月もすればなんとか言葉も続くようになり、中級の4人クラスへとレベルアップし、次第に自身をつけて伸びる生徒さんもいらっしゃいます。

−4名限定のクラスは大変人気があると聞きましたが。
4人のクラスは現在10クラス程度を維持するのが上限です。これ以上拡大すると小さいクラスに合わせて、それだけ多くの先生を急にたくさん雇わなくてはならなくなるので授業の質も落ちてしまいます。生徒が増えるシーズンでは入校希望者にはレジスターをしていただいてウエイティングリストに載って待って頂くこともあります。今現在(2002年6月末)日本人の生徒さんは約20%以下とまだ少ない状態ですので、それほど待たれることはないと思います。」


★ECC Training Collegeのプログラムを通 じて英語を使う応用力が身に付きました。
( Mahoさん:学生 ESLコース/会社を一端退職してワーキングホリデーで来加)
( Naokiさん:学生 ESL セミフルタイム/大学を休学してワーキングホリデーで来加)


−カナダに留学に来たきっかけを教えて下さい。

Mahoさん:「一端就職したのですが、仕事の上でやはり強みがほしいと思い、もともと英語に興味がりましたので、留学を決意しました。最初はイギリスに行きたかったのですが、物価が高いこともあってあきらめました。カナダは旅行もしたことがなかったし、日本で通っていた英会話学校でカナダ人とかカナダに縁のある先生方に知り合ったのもあって決めました。」
Naokiさん: 「中学校の時にアメリカのカリフォルニア州サンノゼで2週間ホームステイをした経験があります。たった2週間でしたがとてもいい思い出になりました。しかし、そのとき中学生だったこともあって全然思うように自分の考えが言葉にならなくていらいらしたこともありました。それがきっかけとなって留学を決めました。あとは英語を勉強することによって世界が広がることも将来役に立つと考えています。」

−ECC Training Collegeに決めた理由は何ですか?
Mahoさん: 「エージェントに知り合いの人がいたので、相談してECC Training Collegeに決めました。ワーホリビザを取得してきているので、働きたいと思っているのですが、働くには会話能力がまず必要だと思いました。文法とかは日本で散々やっていることなので、会話中心でやりたいことを伝えてここを紹介してもらいました。」
Naokiさん: 「来る前に色々探したのですが、実際見て廻ったほうが後悔なく選べるので、バンクーバーにきてからECC Training Collegeに決めました。本当に少人数制であるというということを重視したのが理由です。他の学校は少人数だと謳いながらも、実際は7-8人いることが多かったので、実際に4名という人数を守っているという点が一番気に入っています。スペースもゆったりしていて学校の雰囲気も気に入っています。」


−授業の様子を教えて下さい。
Mahoさん:「他の学校と比べると文法とかは重視されていないので、会話を中心に授業が進んでいくのですが、スラングとかイディオム表現などすぐに使える英会話表現をたくさん教えてもらっています。午後のクラスでは話していることをいちいち止められて間違っている個所をひとつづつ訂正してもらっています。紙の上では分かることも、話しているとなかなか自分では気が付かない誤りをしているので、分かっているけど使えていない状態にあることが自分にも分かりました。最初はあまりに自分が間違っていてたくさん直されたのでショックだったのですが、次第に慣れてきちんと訂正できるようになりました。」
Naokiさん: 「少人数だから発言する機会も多いし、自分が分からないことをすぐに尋ねたりしてフレキシブルにクラスのレベルを下げてもらうことも可能なところがよいと思っています。人数が少ないと発言もしやすくなりますね。」

−今後の予定を教えて下さい。
Mahoさん:「これから働くつもりです。帰国する前にまた学校に戻ってTESOLのコースを取りたいと思っています。学校で習っているとやっぱりESLレベルの会話しかできないので、実際に働いて英語のネイティブスピーカーと話すことで、より英語の能力をつけたいと思っています。」

Naokiさん:「ファームステイをしようと思っています。お給料はでないですが、食事はでるしいろいろ経験ができるので楽しみにしています。自分の場合は英語の能力アップもありますが、色々な体験をするために来ているので学校以外の場所にもどんどん出て行こうと思っています。 」


きちんと訂正を受け止めることができる生徒の英語の能力は、とても早く向上します
(Cheryl先生:Instructor ESL/TESL、TEFLの資格を持ち、スロバキアで英語を8ヶ月教えた経験があるそうです )


−ESLプログラムの特徴を教えて下さい。
「フレキシブルな授業の形態だと思います。おおまかな授業のレッスンプランやアウトラインはありますが、クラスで生徒の質問があったり、週末にあったことを話したりと話し合うべきことがある場合はそちらを優先することができます。そうすることによって、生徒自身が話したいことをどのようにして話すのかと試行錯誤できて練習になります。教科書を使わないECC Training Collegeのプログラムは最新の英語の教授法に従ってどんどん開発されています。文法は重視せず、会話を中心に授業を進め、会話でのトピックは時事的なことにあわせて常に新しいものになっています。 」

クラスが小さい利点は何ですか?
生徒ともすぐに親しくなれますし、生徒の進度や得手不得手な点など個人的に把握することができます。クラスの生徒が皆同じような間違いや発音の問題場合は授業のガイドラインを一端横に置いておいて、その間違いにみんなで取り組むようにしています。午後教えているクラスでは、その日の午前中に習ったことで質問がある生徒が殆どなので、それらに答えてからカリキュラムの内容に移行するようにしています。」

−授業の雰囲気はどうですか?
「先生がとてもユニークで面白い人が多いのもいいですね。いつも冗談を言い合ったりして和やかな雰囲気があります。また生徒と親しい関係にあることで生徒の英語の間違いを訂正するのはそれほど困難ではありません。目上の人から英語の間違いを指摘されるのは生徒にとっても嫌なことだと思いますが、先生と生徒が限りなく友人の付き合いに近い親密さを保っていることで、訂正をするときに「こんな風に言ってみたら?」という風に提案できるので、嫌な感じが残らないようになっていると思います。きちんと訂正を受け止めることができ、正しい使用法で練習していると生徒の英語の能力はとても向上するということに気が付きました。」

−生徒は何人の先生に習っていますか?
生徒はプログラムの時間割にもよりますが、だいたい2-3人の違う先生について授業を受けています。たまたま女の子だけのクラスを担当するとファッションの話等女の子同士の話でもり上がります。でも、男性の先生が来るとまた違うトピックで話をしています。トピックが偏ることがなかなかありません。こういう風に先生ごとに違う教授方法や、違う会話のトピックに触れられることができるのもECC Training Collegeの長所の一つだと思います。 」


集中して先生のインストラクションを聞いているうちに随分とリスニングが改善しました
(Kanamiさん:学生 Web Design Program/オーストラリアでのワーキングホリデーの経験があります)   


−カナダに来たきっかけを教えて下さい。
「英語が話せるようになりたかったのがあります。実は以前ワーキングホリデーを利用してオーストラリアのシドニーにいたのですが、ジャパレスで働いていてほとんど英語を使わない生活をしていたのです。この失敗をもとにワーキングホリデービザをとって、カナダでは英語に集中してやりたいと考えてこちらに来ました。」

−ECC Training Collegeに決めた理由はなんですか?
「会話を中心としたクラスを探していて、ダウンタウンにあるエージェントに相談にいったらECC Training Collegeはとてもよいと勧められました。ECC Training Collegeでは中級以上では1クラスは4名以下という約束が徹底しているので、会話力を伸ばすのによいと思って決めました。最初は10人のビギナーコースを受けていましたが、ウェブデザインのコースに移ったら今は3名という少人数になりました。」

−プログラムの内容や授業の様子はどうですか?
「大まかに言うと1ヶ月の期間で自分のホームページを作るということをやっています。デザインの決め方とか、どんなテーマにするかなどを一通 り学んで、自分の興味があるコンテンツを開発してインターネット上にアップするところまでを英語を使いながら学んでいます。このプログラムを取って、リスニングがとても伸びたと感じています。というのも、全部インストラクションや方法の説明が英語で、言われたことを実際やらなくてはいけないので、かなり集中して聞いているうちに随分と改善したように思います。わからないこととかもESLの資格もある先生に教えてもらっているので、これはどういうスペルですかという英語に関した質問も気軽にできたのが良かったです。英語の理解力もアップしたうえにホームページ制作の技術も身に付けることができたので一石二鳥でした。」

−今後の予定を教えて下さい。
「ボランティアと仕事探しをしようと思っています。ボランティアは幼稚園とかのチャイルドケア等でボランティアをしたいと思っています。仕事はジャパレスはとりあえず前の経験があるのでとりあえず避けるようにしています。」



★きちんと訓練されたトレーナーから学ばなくては真の英語教授法の技術は身につきません
( Richard先生:Instructor of TESOL Program/通信教育でマスタープログラムを履修しているそうです)

ECC Training Collegeの学校としての魅力を教えて下さい。
「ECC Training Collegeに在籍している全ての先生が感じていることですが、他の学校にはあまりない独特のリラックスした雰囲気があることです。他の学校では先生がプロフェッショナルとして教えるということに重点を置いていることもあると思いますが、教育方法というのはここ40年の間どんどん進化していて、教師に求められるのはただ教えることだけではなく、グループをまとめる世話係のような役割がますます重要になってきています。先生がスーツをかちっと着ていたり、話しにくい雰囲気をかもし出すとそれだけで生徒との見えない距離ができてしまいます。ですので、ECC Training Collegeでは生徒と同じようなカジュアルな格好をして先生としての威圧感を与えず、生徒との距離を縮めるようにしています。」

−TEFOLのプログラムについて教えて下さい。
「バンクーバーには沢山のTESOLプログラムがありますが、基本的に内容は同じようなものだと感じています。その中でも違いが出てくるのはトレーナーだと思います。ある学校では普通 のESL教師をTESOLのトレーナーとして雇っているところもあると聞いたことがありますが、そんなに簡単にいくものではありません。私はSELTAというケンブリッジ大学から公認されたTESOLインストラクターとしての資格を持っていますが、この資格は世界的にトップクラスの評価を得ているものです。生徒は実際に訓練されたトレーナーから学ばなくては、真の技術は身につきません。現在4名と少人数で生徒もとても目的意識が高く、勤勉な人ばかりです。このようにECC Training Collegeでは質の高いTESOLプログラムが提供できていると思っています。」

−毎日プラクティカムを行っているのですね。
「クラスは最初の週は実際の教育方法論等を学ぶインフォメーションセッションが主で、2週目からは毎日お互いを教えあう形をとったプラクティカムを行っています。理論をすぐ実践できるのが長所だと思います。ECC Training CollegeのTESOLではどれだけ英語の能力が向上したかを大切にするよりも、教えることについて経験するプロセスに重点を置いています。 というのも、教育について学ぶのはこの2ヶ月間だけでないからです。このプログラムは教えることについて勉強する最初の一歩であり、コースが終ってからも続くものです。その基礎作りとプロセスを生徒に経験してもらいたいと思います。」


★学校と授業の風景


受付。忙しそう?


ESL中級以上の授業。

生徒は3名。
こちらは2名!
先生と会話が進みます。
こちらも2名。少ないです。
初級のクラス。定員は10名ですが、
今は6名のクラスです。
 
コンピュータールーム。
キッチンも自由に使えます。


生徒に意義深い国際交流経験をしてもらい、そのポジティブな経験を自国に持ち帰って役立ててほしいと願っています
(Michelleさん:Director of Studies/高校の先生の資格を持ち、世界中を旅行している国際人です)

−プログラムの特徴について教えて下さい。
「生徒と先生、生徒同士がとても親密になれる少人数制のクラスを提供していることです。中級のクラスでは最大4名まで、初級のクラスでは最大10名までのクラス編成を行っています。カリキュラムの最大の焦点は会話です。会話スキルや会話パターンの能力の向上や、セットフレーズの学習、イディオムやスラング等口語英語の語彙強化など、日常で実際に使う英語の会話能力を多角的に教えています。教科書に書かれている英語を読んで理解するのと、その書かれた英語が話せるかということは全く別 です。海外で生活する上で必要な会話能力に焦点を絞ることによって教科書の学習とは違った即戦力となる英語を身に付けられるようにカリキュラムを開発しています。少人数制のクラスにすることによって生徒はより多く会話を練習することができます。ECC Training Collegeのプログラムで学んだ生徒は全体的に見て会話能力が向上するのが早いと感じています。」

学校としての特徴は何ですか?
「とても暖かいフレンドリーな雰囲気があることはECC Training Collegeの特徴のひとつです。生徒、スタッフや先生のそれぞれが違った文化から来た人や異文化での生活を経験したことがある人で、とてもよいバランスで交じり合っていることも学校のよい雰囲気を作り出す一因だと思います。学校のサイズも比較的小さいので、色々な人と知り合って話をし、親しくなるのがとても簡単にできます。またアクティビティーも充実していて、連休があるときには遠出をするなど積極的に課外活動も行っています。今週は連休なので、希望者はロッキー山脈に旅行をする予定です。毎週金曜日のアクティビティーもスポーツしたり遠足をしたりと生徒にとってよい気分転換になっていると思います。」

どのような先生を雇っていますか?
「ECC Training Collegeでは教師陣は全てきちんした資格があり、海外で教えた経験がある人を選んでいます。海外で暮らしたことがある先生は、異文化で生活しはじめたばかりの生徒の苦労や問題について敏感になることができるからです。ECC Training Collegeの先生はきちんとした資格があり海外暮らしの経験があるだけでなく、修士号を持っている人や色々な語学に関する資格をもった優秀な教師陣です。また幅広い経験があることによって生徒に偏りのない様々な会話トピックを提供することができます。また先生は授業のアウトラインにしたがって自分の授業内容を自分のスタイルで自由に組み立てていてクリエイティブな側面 も持っています。」

−ECC Training Collegeが目標としていることは何でしょう?
「もっと色々な国から生徒を集めて、優秀な先生を雇いさらに国際的な学校を作り上げたいと思っています。拡大するといっても、ESLの4名までの少人数のクラスは急に拡張すると質が落ちてしまうので、いままでどおりの規模で質を維持しようと考えています。その他のTESLやビジネス英語プログラムなどを拡大していきたいと考えています。実際この建物の1階に新しく校舎を拡張していてあと2週間程度で完成する予定です。新しい教室、新しい生徒とたくさん仕事は増えますが、とても楽しみにしています。このように生徒を迎え入れる環境を充実させることによって生徒に充実した留学生活をおくってもらいたいと願っています。ECC Training Collegeのゴールは生徒に質の高い英語学習教育を提供し、意義深い国際交流経験をしてもらい、そのポジティブな経験を自国に持ち帰って役立ててほしいと望んでいます。 」

※この取材は2002年6月のものです。2003年7月現在、English Conversationの中級以上の1クラスは6名までとなっています。



<取材後記>


頭で分かっているけれどもなかなか口には出てこない、紙に書くことはできるのになぜか間違った構文で話してしまうなど、英語を理解することとそれを使えることは別 であるという事実にたくさんの日本人の語学学習者は悩んでいるように思います。ECC Training Collegeではそういったギャップに真正面 から取り組んでいる学校であるように感じました。

ECC Training CollegeのESLでは教科書を使いません。実際に授業風景を見学してみるとゆったりとした明るいクラスで先生と生徒が活発に話し合ったり、一緒に考えたりしている様子が伺えました。とにかく英語を話せるようになること、そして話せることによって異文化でのコミュニケーション能力を改善していくことを目的としたカリキュラムづくりも大変魅力的だと思います。

語学学校の中には少人数制の授業を謳いながら実際は生徒が多くなるシーズンには実行できない学校もありますし、完全に少人数制の学校であるけれども授業料が高くてなかなか手がどかないということもあります。ECC Training Collegeの中級以上のクラスは完全に4名以下であること、授業料がそれほど高額でないことの2つによって、会話に力を入れたい生徒さんに最適の学校です。

 

レポート Jpcanada.com取材班(abe)



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