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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2002.05.10

Tamwood International College


アットホームな雰囲気とウィスラー・プログラムが人気の語学学校』

タムウッド・インターナショナル・カレッジ(以下Tamwood)はカナダのバンクーバーのダウンタウンとウィスラーにキャンパスを持つ中規模の語学学校です。バンクーバー校では少人数のクラスと適切なレベル分けにより、効果 的な英語学習環境を整えています。また、10月から5月まで開校されているウィスラー校では、スキーやスノーボードと英会話の授業がセットになったプランや、インストラクターの免許取得プログラム等があり、英語学習とウィンタースポーツが同時に学べるお得なプログラムです。今回はバンクーバー校を中心に取材しました。

柔軟な時間割や適切なレベル分けのあるESLを中心に、ウィスラー校でのプログラムなど特徴あるカリキュラムが自慢です。
(Tomoeさん:Marketing Coordinator/Japanese Counsellorも兼任されています)

−Tamwoodでのプログラムの概要を教えてください。
「基本のコースであるESLプログラムのCore English Coursesを中心に、TOEFL準備プログラム、ビジネス英語プログラム、ビジネスインターンシップを経験するUniversity of Cambridge Work Experience Certificatesプログラム、弁護士のための英語、ティーチャーズ・ホームステイ、プライベートレッスン、
ジュニア・バケーション。コース等の特別 プログラムがあります。」

−基礎コースであるESLプログラムについて詳しく教えてください。
「ESLプログラムは、入学時ミシガン大学のテストとエッセイで文法のクラスのプレイスメントテストを行い、インタビューで会話のクラスのレベル分けを行います。
文法と会話のレベルは別 になっています。午前中に文法と会話を勉強する週20時間のフルタイム、午前のプログラムに加えて午後に選択科目を1つ取る25時間のセミ・インテンシブ、午前のプログラムに加えて午後に選択科目を2つ取る30時間のインテンシブの3つの時間割から個人の目的に合わせて選択することが出来ます。選択科目は集中会話、ライティング、弱点強化文法、リスニング、ビジネス英語(Upper Intermediate以上)、TOEFL(Upper Intermediate以上)、日常英会話等があります。」

−どんなアクティビティーを行っていますか?
「アクティビティー中規模サイズの学校としては珍しいのですが、きちんと専門のアクティビティーコーディネーターがいまして、プラン作りやポスターの制作、宣伝まで行っています。ポーカーとかビンゴナイト、ライスクリスピーを料理するパーティー等、ホームパーティーのようなアクティビティーが多いです。また、月に一度はTamwoodパーティーといっていろいろ理由をつけて(?)パーティーを行っています。また、毎週金曜日にあるカンバセーション・クラブも人気があります。授業で習うのとは違った口語の英語、スラングやいいまわしなどを楽しくおしゃべりしながら学びます。また、違うレベルの生徒と知り合うきっかけにもなります。

−ウィスラー校でのプログラムについて教えて下さい。
「Tamwoodのウィスラー校では午前中の英語のレッスンのあと、午後はスキーやスノーボードを楽しむことができます
。授業は少人数のアットホームな環境で英語を学ぶことが出来ます。キャンパスには、スキーやスノーボードが保管できるストーリッジ・ルームやワックスをかけるチューンナップ・ルーム、ゆったりとくつろげるスチューデントラウンジ、無料のコンピューター・ルームがあります。プログラムは1週間から参加可能で、英語+スキー・スノーボードレッスン+リフトチケット、英語+リフトチケット、英語ONLY、英語+スキー・スノーボードインストラクター資格の4つがあります。ウィスラー校のプログラムはとても人気があり、リピーターがとても多いです。」


★ウィスラー校では無事スノーボードのインストラクターの資格を取得することができました。
(Yumiさん:学生 ESLプログラム/ ウィスラー校とバンクーバー校で学びました)

−カナダに留学に来たきっかけやTamwoodに決めた理由を教えて下さい。
ずっと短大を卒業したときから留学したかったので、働いてお金が充分たまったので、仕事をやめてカナダに来ました。もともとスノーボードのインストラクターの免許がとりたかったので、ESLと免許をとるためのレッスンが組み合わさっているプログラムを探していました。日本にいるときに、留学センターいって、そういうプログラムがある学校を探してもらい、Tamwoodを薦められたので決めました。」

−最初はバンクーバーで1ヶ月学んだそうですが、感想を聞かせてください。
「最初はとても不安でしたが、クラスメートも優しくて先生にも恵まれて本当に留学生活に早くなじむことができ、ホームシックにもなにもなりませんでした。クラスはとても人数が少なくてその時は6名しかいなくて、セミプライベートのような授業でした。とても細かく指導してもらうことができました。また、滞在先もTamwoodから紹介されたウエストバンクーバーの家でホームステイして、ウィスラーから帰ってきた今も同じおうちに滞在しています。とても裕福なおうちで、留学生は自分だけです。ホストファミリーにとてもかわいがってもらってとても満足しています。」

−それからウィスラー校に移られたそうですが、ウィスラー校での生活について教えて下さい。
「ウィスラーでの授業 は、朝は英語をESLの教師について勉強して、午後は山にいってプロのインストラクターに指導してもらうスタイルでした。朝の英語の授業は最大で生徒は12人でした。私が入っていたプログラムは、インストラクターの資格を取るためのプログラムだったので、午後3時まで山で実技の練習をした後、週に3回くらいは夕方から夜7時くらいまでスノーボードのインストラクションに必要な理論等を学ぶためのレクチャーを受けていました。みんなくたくたで夜は早く寝てしまいます。疲れますが、とても充実していたように思います。無事、インストラクターの試験をパスすることができて、カナダで教えることができる免許を取ることができました。」

−今後の予定を教えて下さい。
カナダ国内旅行に行って、またバンクーバーに戻ってきてきちんと勉強したいです。次回はスノーボードに走らないで、また学校に入って英語を勉強したいです。その後はワーキングホリデーで戻って来たいなと思っています。スノーボードのインストラクターとして働けたら本当にいいですね。」


★一度、他の学校に通 ってはみたのですが、やっぱりTamwoodの雰囲気が好きで戻ってきました。
(Shinsukeさん:学生 ESLプログラム/ 1年半弱で下から2番目のレベルから始まって最上級のAdvancedレベルに入っています


−カナダに留学したきっかけやTamwoodを選んだ理由を教えて下さい。
「英語を学びたいと思って、親に相談したところ、母の友達のいとこがカナダに住んでいて、知っている人がいるほうが何かのときにいいだろうと思ってカナダにしました。 学校はかなりの授業料を払うものなので、きちんと調べようと思い、 一度バンクーバーに下見に来ました。その母の友達のいとこに会って留学エージェントを探してもらい、大手の学校から中堅の学校まで10校くらい見学しました。トライアルを受ける時間もなかったので、自分の行きたい学校の条件、つまり大規模校ではないこと、アットホームな雰囲気があること、ビジネスライクではないところなど3つの条件をエージェントに話してTamwoodに決めました。」

−授業の様子や感想を聞かせてください。
「アットホームで温かみがある授業ですね。一時期、BCITという工科系の専門学校に行こうかと思って、その準備のために他のESLスクールに通 ったことがあるのですが、すごく雰囲気的に殺伐としていて友達ができそうにないことがわかったので、またTamwoodに戻ってきてしまいました。ここの学校のおだやかで皆と仲良くなれる環境がとても気に入っています。先生がプロフェッショナルだけれど、とてもフレンドリーなところもよいと思っています。いつも分からないことがあるたびに本で調べたりと丁寧に指導してもらえます。あとスチューデントラウンジが部屋でないつくりがいいとも思います。部屋だと必要がある人じゃないと入らないと思うんですが、ラウンジを通 らないと、教室にいけないしくみになっているし、先生の部屋がラウンジの向こう側にあるので、ラウンジにいると先生に声をかけるきっかけも多くなります。」

−これから将来の目標はありますか?
「未だ未定なこともあるのですが、アメリカなどの学校にいこうかとも思っています。日本に帰って仕事を探すかもしれません。コンピューターエンジニアだったので、そういった仕事をまた探そうと思っています。」



★英語が上手になって自己表現が豊かになり、自信をつけていく生徒さんを教えることにとても喜びを感じます。
(Emma先生: Beginner文法 Intermediate会話担当/生徒にとても人気があります) 

−ESL教師になったきっかけを教えて下さい。
「以前はTamwoodの
サマーキャンプを担当するスーパーバイザーをしていました。キャンプでは沢山留学生に合う機会があって、自分は全体を管理するスーパーバイザーであって先生ではないのに、自然に生徒の英語を直したり、細かく指導している自分に気がつき、ESL教師としての仕事に興味を持ちました。将来はカナダ人の子供にカナダ文学を教えたいとも思っているのですが、その前にESL教師としての経験をつみたいと思っています。」

−カナダ人にに教えるのと、留学生に教えるのとではどのような違いがありますか?
「カナダ人の生徒には事実を教えることが主になりますが、留学生に英語を教えるのは、生徒が外国で生活していく上での自信、つまり英語で自分の意見が言えたり、質問できたりすることで留学生活が充実していくことと繋がっていくので、その辺が教師として生徒を指導していて実りがあると感じる点です。」

−Tamwoodのプログラムの長所を教えて下さい。
学校全体の規模やクラスが小さくて、とても親密な雰囲気があることだと思います。実際に自分の文法のクラスは5名で会話のクラスは9名で行っています。先生と生徒はとても仲良くなるし、生徒同士も仲良くなっています。放課後の時間も先生に積極的に質問したり、おしゃべりしたりしています。そういうアットホームで暖かい雰囲気がある学校なので、多くの生徒は卒業して国に帰るのをとても残念がります。」

Tamwoodで教えていてもっとも楽しんでることはなんですか?
ビギナーを教えることです。初心者の生徒は、最初ほとんど英語ができない状態でバンクーバーにやってきて勉強するわけですが、だんだんと学習していくことで実際に英語が使えるようになります。教室で学んだことを学校以外の生活の面 でも生かせていくことができるようになり、生徒の英語力は大きく成長します。その大きな成果 を感じ取ることができるので、ビギナーを教えることにはとても魅力を感じます。

−先生としての目標を教えて下さい。
「色々なレベルの生徒を教えられるようになって、生徒がどのようなプロセスを経て英語が上達していくのかをもっとよりよく理解したいと思っています。それを理解することによって生徒がどういった間違いをするのか、どういった点で壁にぶつかるのか等の問題点を解決していくことができると思っています。 」


★暖かい雰囲気をもつ学校にする一環として、生徒全員の名前を覚えるようにしています。
(Adam先生:Acting Academic Director兼Instructor/三重県に3年間滞在した経験があるそうです) 

−どんなお仕事をされているか具体的に教えて下さい。
「ESL教師 としてTamwoodで働いていますが、現在はAcademic Directorの者がイギリスにカリキュラム開発の勉強をしに行っているので、代理としてその業務を行っています。Academic Directorはもうすぐ帰国しますが、帰国後も教える仕事と、プログラム開発の仕事と半分ずつ行う予定です。」

TamwoodのESLカリキュラムの利点を教えて下さい。
「Tamwoodのカリキュラムは文法・会話・選択科目から構成されていて、海外から英語を勉強しに来る生徒に対し、英語学習に必要なエリアを包括的にカバーした内容になっています。午前中のクラスは文法と会話を行い、午後のクラスは生徒が学びたいと思っている専門科目、ライティングやリスニングなどを選択するシステムになっています。また、文法と会話のクラスのレベル分けは別 々に行われますので、自分にあった文法と会話の能力を一番に生かせるクラスに入ることができます。 」

−Tamwoodで学ぶ利点は何ですか?
「学校のサイズがちょうどいい点です。私たちの学校の規模は次第に大きくなっています。生徒に色々なプログラムを提供できる程度に大きい規模の学校ですが、まだ生徒全員の名前と顔がわかる程度の大きさです。私は生徒全員の名前を覚えるように努力しています。そうすることによって、フレンドリーな雰囲気ができ、生徒にとっても学びやすい環境になるからです。また教師陣等のスタッフがプロフェッショナルであることです。他のESL学校では先生の去就が多いが、ここでは先生がめったなことでは辞めません。最近では12月に辞めた先生がいますが、彼は大学に戻るためでした。その前ではたぶん去年の夏だったと思います。スタッフ同士が仲がよく、仕事を楽しんでいるのはクラスをとっている生徒にも影響していくのでとても重要なことだと思っています。」

ウィスラー校でのプログラムのメリットを教えて下さい。
「Tamwoodのウィスラー校はウィスラー・ビレッジの中心部にあり、ゴンドラまで徒歩3分です。午前中の英語のレッスンの後、午後はスキーやスノーボードを楽しんだり、
インストラクターの資格を取ることができるプログラムもあります。英語のクラスは資格を経験を持った教師により細かい指導が受けられます。ウィスラー校では、スキーやスノーボードを思う存分楽しめると同時に英語を勉強することもできます。また、世界でトップレベルのウィンターリゾート地であるウィスラーに滞在するという、合わせて3つのメリットがあります。」


★学校と授業の風景


エントランス。
落ち着いたロビー。


ユニークな形の
受付。

アクティビティーの 告知。
色々あります。
昼休みの
コンピューターラボ。
机を丸く囲んでの授業。
生徒は10人。
TOEFLのコースはなんと4名!
大きな窓があり明るい教室。


楽しそうな写真の数々。


放課後のにぎやかな
ラウンジ周辺。プールに熱中。


放課後でも先生に色々質問したりして
仲良く歓談しています。



プロフェッショナリズムとフレンドリネスが両立している学校です。
(Tamsinさん:Marketing Director/ご主人のMathewさんと共にTamwoodのオーナーです)

−学校創立の経緯を教えて下さい。
「1993年からウィスラーでのイングリッシュ・サマーキャンプを行っていて、1995年に大人向けの学校を作りました。生徒からバンクーバーにも学校がほしいという要望が多くあったので1997年にこちらのバンクーバー・キャンパスを創立しました。2000年にサイモンフレーザー大学でのサマーキャンプ・プログラムを始めて、2001年の夏にオンタリオ州のロンドンでのサマーキャンプを開始しています。Tamwoodという学校名は私のTamsinのTamと主人のラストネームであるCollingwoodのwoodを繋げて作ったものです。」

−Tamwoodの特徴、もっとも優れている点は何でしょう?
プロフェッショナリズムとフレンドリネスが調度よく合わさっていることだと思います。他の学校ではとてもフレンドリーな雰囲気があってもプロフェッショナルではない、例えばカリキュラムが弱いとか教師がきちんとしたESL教師の資格をもっていないとかそういうマイナス面 があったりすると思います。また逆に、プロフェッショナルであっても雰囲気がよくないとかそういったことも多いと思います。でもTamwoodでは、生徒が英語を学習するという目標を、プロとしてサポートすることを第一に考えている学校です。私たち夫婦は私が弁護士、主人が国際銀行勤務というプロフェッショナルとしてのキャリアを積んだ経験があるので、プロフェッショナルとして、自分自信が英語学校で学ぶのだったらという視点を常に持っています。ですので、真面 目に学習しようと考えている生徒のニーズに答えられると考えています。それと同時に私たちはフレンドリーな雰囲気を大切にしています。なぜかというと生徒はリラックスできると、よりたくさん話すようになるからです。たくさん話すようになると、もっと練習をしてより早く英語が上達するのです。

−Tamwoodを経営していく上で気をつけていることは何でしょうか?
学校のサイズです。私達の学校では150人の生徒が限界だと思っています。このぐらいの学校の規模だと、生徒一人一人に目が届きます。また、Tamwoodではきちんと自分達でホームステイ先を選んでいるので、そういった面 からも、生徒の面倒を見られるサイズの学校であることは大切だと思います。ホームステイは特に留学生にとって大切な生活の一部であり、ホームステイ先で問題があると勉強にも集中できなくなるので、きちんとしたホームステイ先を責任持って生徒に紹介するためにも、この程度の規模であることが好ましいと思っています。私たちの学校ではカウンセラーがいて、ホストファミリーのインタビューや家の訪問を行っていて、ホームステイ先を熟知しています。生徒の性格にあわせてどんな家が一番適切かを的確にアドバイスできます。」

Tamwoodの今後の目標を教えて下さい。
「もうひとつ学校を創立する計画があります。ヨーロッパからの生徒からの要望があってカナダの東部を予定しています。また1-2つのサマー・プログラムを開講する予定もあります。バンクーバー校は生徒数が増えて手狭になっているので、近いうちに引越しをするつもりです。ダウンタウンの中央にあって、新しい建物で、きちんとした設備があって、各教室に窓があって採光がとれて、専用の出入り口がある等厳しいの基準をクリアした建物を探しているので、この建物と同様かそれ以上のよい場所になると思います。これからどんどんと優れたプログラムをカナダで提供していきたいと思っています。

 



<取材後記>

Tamwood International Collegeのバンクーバー・キャンパスはとても素敵なつくりになっています。個性ある壁のカラーリング、大きな窓、落ち着いた家具、生徒が自然に集まってくつろぐラウンジ、そのそばに先生の控え室があります。一見したところでは素敵なインテリアという印象を受けますが、実際は経営者のTamsinさんがきちんと生徒にとって必要なものとして計画して作られたものだということがわかりました。

このように、学校の環境から、ホームステイ先まで生徒の身になって考えるプロフェッショナルな運営方針と誰もがうちとける暖かい雰囲気が両立していることは、語学の学習を真剣に考える生徒にとってとても重要なことだと感じました。また戻ってきたいと多くの生徒さんが感じるのも不思議ではありません。

リピーターの多いウィスラー校でのスノーボード・スキーと英語のプログラムとともに、語学習得ばかりではなく学校外の生活を充実させたい人にお勧めの学校です。

レポート Jpcanada.com取材班(abe)



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