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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2002.03.21

Language Repair Shop (LRS)

『究極の少人数制!ひと味違う語学学校。』

Language Repair Shop (LRS)はカナダのバンクーバーのガスタウンにある徹底した少人数制の語学学校です。英会話のクラスはなんと最高3人まで、他のクラスでも6人までと厳しく少人数制が保たれているのですが、学校の雰囲気はとても暖かく、先生も生徒もリラックスしたアットホームなものです。口コミでどんどんとその人気が高まっているLRSの魅力を取材しました。

★LRSではみんなリラックスした雰囲気で学んでもらいたいと思っています。
(Michelleさん:Director/学校の代表者の一人。学校の運営の他、先生として教えています)

−プログラムの概要を教えて下さい。
「会話に重点をおいた最高3名までのConversation Program、他の学校の基礎のESLプログラムに似ているけれども、6人までの少人数で会話に重点をおいたSpeaking Development Program、上級者向けでアカデミックな内容を扱い、正しい英語を話すことを目的としたSpeaking with Excellence、3段階に分けて細かく発音を学ぶPronunciation Program、話し言葉とは違う書く英語を多角的に学ぶExcellence in Writing Program、インタビューやニュース番組など生きた英語を実践的に学ぶListening Programの6つのプログラムを提供しています。この6つのプログラムを生徒個人のニーズに合わせて自由に組み合わせることが可能です。また会話のプログラムは最高3名まで、他のプログラムも最高6名までの定員です。」

−プログラム以外の課外活動について教えて下さい。
「月曜から木曜までの午後5時半から午後7時半まで、LRSに登録している生徒は誰でも無料で参加できるクラブがあります。最近の時事問題を取り挙げてディスカッションするDiscussion Club、映画の中の語彙や表現学ぶMovie Club、北米の短編小説を読みディスカッションを行うReading Club、ロールプレイを行いながら実用英会話を学ぶActing Clubの4つがあります。各クラブには担当の先生がいて、適切に指導をしています。また、月に1回、ユニークなアクティビティーを行っています。前回はチリ・クッキング・コンテストでした。今月はギネス世界記録更新チャレンジ(!)を行う予定です。ギネスブックに公認されている世界最長のESL授業は24時間なのですが、その記録に挑戦して25時間のESL授業を行い、世界記録を更新するイベントです。参加者には朝食も準備することになっています。」

−他の語学学校に満足できず、この学校に移ってくる生徒さんがとても多いそうですが、一般の語学学校とは違う点な何ですか?
「まず、第一にLRSのプログラムが少人数制だからというのが挙げられます。一般的な語学学校では一クラス12-15名程度が標準的ですが、LRSでは3-6名までの徹底した少人数で授業が行われていて、学習効率がよいということがあります。また次に、LRSは、コンクリートのビルの明るい教室で壁に絵もかかっていなくてといった無機質な大規模校とは違う、暖かい雰囲気があることです。生徒さんにはがちがちに勉強するだけの生活ではなく、学校でもリラックスしてほしいと思っています。ここにいる先生もプロフェッショナルな態度を保ちながらも、生徒には打ち解けた態度で望んでいます。勉強するときも、あまり必死にならずにもっとリラックスして楽しめる雰囲気をつくるために、学校の中を居心地よくするため観葉植物やアートで飾っています。その点で他の学校とはかなり違うと思います。またLRSの先生はみんなアーティストです。音楽、演劇、絵画が趣味で、とても芸術の才能に恵まれています。そういうクリエイティブな人は自由な環境にいること大切なので、学校の雰囲気や環境は一般の語学学校に比べてかなり違うと思います。


★帰国後、日本語教師としての仕事に英語を活用したいです。
(Yuriさん:生徒/ボーイフレンドもLRSに通 っています)

−カナダに来たきっかけやこの学校を選んだ理由を教えて下さい。
「私は日本で日本語教師をしていたのですが、カナダ人に会う機会が多くてカナダに興味を持つようになりました。私のボーイフレンドも英語を勉強していて留学を考えていたので、自分は英語とカナダの文化とこちらでの日本語教育の様子を勉強するのに良い機会なので2人でカナダ留学を決めました。彼が留学前に学校を見学しにバンクーバーに来て、2週間滞在の間、沢山の学校を廻りました。LRSの対応が非常に良かったのと、少人数制でクラスが3-6人なので、そういったところにすごく惹かれて決めました。また少人数のクラスの割には料金的な面 でも高くないと思っています。長期滞在なので、金銭的な面からいってもとても助かるのでそういった点も考慮に入れていました。」

−授業のようすや勉強の成果はどうですか?
「この学校のいいところはなんといっても少人数制なのとアットホームなところです。あと放課後のクラブ活動があってそういった気軽に参加できる集まりが充実しているのも良いと思います。学校自体の人数が多くないのでフレンドリーな雰囲気があり、それがとても好きです。大きい学校はちょっとビジネスライクなところがあったりするのですが、LRSはフレンドリーで居心地がよくとても落ち着けるのが気に入っています。お友達もとても作り易いです。」

−英語の能力はどのくらい上がりましたか?
「こちらに来たばかりの頃はぜんぜんできなかったので、8ヶ月たってかなり話せるようになったと思います。授業以外でも先生に質問してもいやな顔されないし、授業以外で先生達とでかけることもあるので、学校だけで学ぶといった感じではないのが良かったと思っています。」

−これからの予定はありますか?
日本に戻って、また日本語教師の仕事をする予定です。今度はビジネスマン用のプライベートレッスンをしたいなと思っています。ビジネスマンの方は長くて3年の滞在で使える日本語を学ばなくてはいけないので、ある程度文法の説明は、時間短縮のために英語でやらなくてはいけないのです。英語と日本語を比較して、どうして生徒さんがなかなか理解できないとか説明できるので、英語力も必要になってきます。こちらで学んだ英語が生かせればいいなと思っています。」


LRS以外での勉強は全くしていない状態で、この間試しにTOEICを受けたら790点でした。
(Yasushiさん:生徒/最初は読み書きができればと思っていたそうですが、結果 的に総合的な英語力がついたようです) 

カナダに来たきっかけは何ですか
「大学卒業後、日本で4年半働いていたのですが、仕事があまりに忙しくて体調を崩して辞めざるを得なくなりました。再就職する前に、英語は今後仕事の上で役に立つと思って、留学を決めました。留学先をカナダにしたのは、単純に生活費が安いからです。日本にいて英会話学校に通 っているより、こちらで語学学校に通ったほうが費用の面からいって安かったので、カナダに来ました。」


この学校を選んだ理由を教えて下さい
「LRSについて知ったのは、友達が1人バンクーバーにいたので、留学前に彼を訪ねて英語の学校を見て廻りました。友達は最初は違うESLに通 っていたのですが、自分が訪ねたときにはLRSに通っていて、紹介してもらいました。LRSの先生やスタッフと話してとても感じがよいのでここに決めました。問題は本当のビギナーのレベルが私が学校に入ったときにはなくて、それが大変かもしれないと言われました。こちらで勉強して約1年になります。」

授業の印象について教えて下さい。
「最初心配していたレベルが低いことによる弊害がほとんどありませんでした。ESLのクラスにあたるSpeaking Development Programが総合的になんでも教えるクラスだったので、問題がありませんでした。授業のカリキュラムがとても柔軟で、生徒に合わせて授業が行われています。自分はこんなことが知りたいと先生に伝えるとそれを授業に反映してくれます。また発音の授業もとても役にたちました。単に単語の発音の仕方を学ぶだけでなく、会話の仕方までカバーしている内容がとても良いと思います。初級者でも十分やっていける学校だと思います。」

−英語力はどのくらい伸びましたか?
英語力では、中でもリスニングが一番伸びたと思います。最初はテレビとか全然キャプションがあってもわからなかったけれど、今はキャプションがなくても問題ありません。最初は英語の勉強に来たときに、就職に役立てようと思っていたので、会話にはそれほど重点を置いていなかったのですが、会話もとても伸びました。ここの授業の他に、何にも受けていないのですが、この間試しにTOEICを受けたら790点でした。LRSで勉強して総合的な英語力がとても伸びたと実感しています。LRSは少人数のクラスの割にとても授業料が安いし、やる気がある人にはとてもいい学校だと思います。」


★学校と授業の風景


学校はこの歴史のある建物の

3階にあります。


色々なアートが飾られた
レセプションの様子。


たくさん観葉植物があります。
屋根裏に続く階段。

授業の様子。
会話の授業は1対1になることも。
テーブルを囲んで
話に花が咲いています。
キッチン。
コーヒーや紅茶が自由に飲めます。
コンピューターのセクション。
屋根裏の赤い梁が素敵です。


月曜と火曜のクラブ掲示。

水曜と木曜のクラブ案内。
手作り靴下アニマル!


ここの講師陣やスタッフには人間として素晴らしいものを感じています。
(Jacqueline先生:Instructor/Speaking Development Program担当

この学校の特徴は何ですか?
「まずはすばらしい講師陣ですね。先生として優れているだけでなく、ここの講師陣やスタッフはみんな人間として素晴らしいものを感じます。一緒に仕事をしている仲間という枠を越えて、先生同士はみなとても仲の良い友達としてもつきあっています。次に、全ての人を歓迎する雰囲気もあります。私達は最大限に学ぶことや教えることを楽しもうとしています。日本では先生は一方的に教室の前に立ってものを教えるというスタイルが多いと思いますが、私達はその全く逆を行こうとしています。つまり、全員が参加してクラスを運営していくということですね。そうやって、かかわりが深くなっていくことで暖かい雰囲気ができるのだと思っています。また少人数のクラスというのも大切な要素のひとつです。会話のクラスで3人、それ以外のクラスでは6人というサイズは、他の大規模校に通 っていた生徒から本当に勉強するのに望ましい人数だと聞きました。やはり少人数だと生徒の話す機会が飛躍的に増えるし、集中の度合いも違ってくるので、学習効率の面 からいっても重要だと思っています。また最後に学校の雰囲気や建物、ガスタウンもとても特徴のある場所です。この校舎はとても古いカナダらしい雰囲気のある個性的な建物で、ガスタウン自体もとても昔のカナダの面 影が残っている場所です。」


−もともと母国語でも話すことが苦手な人が会話のクラスに入るとなにか問題はありますか?
「会話のクラスに入る前に、ディレクターのミッシェルが、会話を続けさせる責任は生徒に方にもあるということを確認させています。YesとNoだけ答えていては上達しないので、生徒の側からの努力も必要です。また、自分のクラスであまり話さない人がいると、その人と同じように静かな性格で違う国から来た人とペアを作るようにしています。日本人の男性で静かな人がいれば、同じようにあまり発言の回数の多くない台湾人の女性とペアを組ませるという感じです。そうすると、両方とも英語を話さなくてはいけなくなります。同じ国からきていると気恥ずかしさもあってなかなか話にくいですよね。なので、同じような性格の人や同じような趣味をもっているなどの共通点があって、違う国籍どうしのペアを作ると自然と話しだすことができると思っています。またShow and Tellといって、自分の興味があるものを持ってきてクラスで説明する練習を行うと、自分に興味のあることは沢山離したいことがあるので、会話の練習にもなる上に、自分の興味があることを他のクラスメートにもよく知ってもらえるのでとても役立っていると思います。」

−生徒には授業から何を学んでほしいですか?
「生徒には、英語だけでなくどんな外国語であっても、それはコミュニケーションのための道具だということを分かってほしいと思っています。日本ではTOEICがとても重要になってきていますが、英語はテストのスコアをあげるために学ぶのではなく、単なるコミュニケーションのための手段なのです。また、間違いをすることは全然問題ではないということも知ってほしいです。語学を学ぶときは間違いを重ねないと上達しないからです。挑戦しようという自信をもつことも大切だと思います。習ったばかりのイディオムをどんどん使ってみるなど、試してみる自信があると生徒はどんどん上達していくのです。」


日本にも近い将来、LRSのブランチを設立する計画を立てています。
(Georgeさん:Director/ミッシェルさんと同じく学校の代表者。日本に4年滞在経験があります)

−学校の沿革を教えて下さい。
「Language Repair Shop (以下LRS)は英語でよりよいコミュニケーションを図ることを目的とした英会話学校です。1997年に創立された当時はLanguage Exchangeだけを扱う学校だったのですが、そのうち生徒から他のプログラムも教えてほしいという要望が高くなってきました。私達には優秀な指導陣がいるので、生徒の要望を最大限に取り上げながら、オリジナルのプログラムと教材を作成し、提供しています

今後LRSをどのように発展させていきたいですか?
去年の8月にこちらの広い校舎に移ってまだ間もないのですが、今のプログラムや教師陣と生徒の人数のバランスなどとても理想的な状態にあります。同じ校舎のなかの違う階に教室を作ることもできなくはないですが、今の時点では急激に拡大していこうという意図はありません。そのかわり、日本にLRSのブランチを作る計画をしています。バンクーバーと同じように小さい学校で会話とリスニング、発音のクラスを中心に教える学校にしたいと考えています。先生も日本で教えたいと思っている人が多いので、実現したら先生もバンクーバーで採用してきちんとLRSのトレーニングを行い、日本に連れて行こうと思っています。先生のビザや滞在先、開校の場所など細かいことをいま検討している段階です。まだまだ未定のこともありますが、早くて今年の9月か来年の春には開校できることを望んでいます。LRSの卒業生で日本に帰国した人にも会うチャンスができるので、とても楽しみにしています。



<取材後記>

バンクーバーには、3名前後の少人数でカナダ人と会話できる「会話クラブ」というサービスを提供している所がいくつかあります。LRSは、それを一歩も二歩前進させ、通常の語学学校が提供しているようなクラスと、会話クラブ的なサービスの両方を提供しています。

ここに通う生徒のほとんどが、友達の紹介という形で学校に入学しています。入学を希望する生徒は、DirectorのGeorgeやMichelleと面接をして、自分がLRSに合っているのかどうかを確認してから入学しています。また、レベルテストの代わりに、英作文を提出させる点も非常にユニークです。

学校の雰囲気は、語学学校というよりは、大学のサークルの部室と言った方が印象が近いかもしれません。オープンなラウンジに人が自由に出入りし、至る所にアーティスティックな絵や飾りがちりばめられています。

この学校は、通常の語学学校に比べて、自由度が非常に高いです。受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に何かをつかみ取ろうという姿勢があれば、学校から得られる物も大きいでしょう。一歩上の英会話を身につけたい方にお勧めしたい学校です。

レポート Jpcanada.com取材班(abe)

 



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