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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2002.02.21

GCEA College


『バンクーバー郊外の静かな環境。充実したホームステイも魅力。』

GCEAカレッジはバンクーバー近郊のサーレー市にキャンパスを持つ新しいESLスクールです。サーレー市の中で治安のよい高級住宅エリアに200件以上もの厳選したホームステイ先を持ち、高い評判を得ています。バンクーバーからスカイトレインで30分ほどの落ち着いた環境にある GCEAカレッジの様子を取材してきました。

★質の良いホームステイ先を私達スタッフが厳選し、全て面倒をみています。
(Ryanさん:Assistant Manager/入学、ホームステイ担当。コンピューター関係の仕事も同時に兼任)

−学校の沿革とプログラムの概要ついて教えてください。
「GCEAカレッジは1999年に創立された比較的新しいESLスクールです。プログラムはGeneral English Program、Test Preparation ESL(TOEFL/TOIC)、Business ESL Program、Hotel & Resort Management Diploma、TESLの5つあります。General English Programは8レベルに分かれていて、一クラスは最大で10人、平均で5-8人の少人数のクラスです。また、講師陣は全てきちんとESL教師の資格と豊富な経験をもっており、教えることに情熱を持っています。Hotel & Resort Management DiplomaはCanadian Tuorism College (CTC)とパートナーシップで行っているプログラムで、GCEAのESL6-8レベルの生徒は入学テストなしにCTCのコースに入学できるようになっています。また、TESLのコースはサイモン・フレイザー大学(SFU)の大学の教授を招いてGCEAで教えてもらっています。SFUで教えられているプログラムと全く同じ内容です。SFUでは教授は400-500人の生徒に講義をしていますが、ここでは4-5人のクラスで受講することができるという長所があります。Business ESL Programは英語ばかりでなくコンピューターのクラスも含まれていて、この秋始まる予定になっています。」

−ホームステイのシステムに特徴があるのですね。
「はい。私達はホームステイの業者を通さず、自分たちでホームステイ先を選んで審査し、生徒とホームステイ先のやりとりを全て面倒みています。生徒とホームステイ先には24時間の緊急連絡先を与えています。ホームステイ先はサーレー市の中で治安のよいフレイザーハイツと呼ばれる高級住宅エリアに200-300件あり、家族構成やホストの仕事の内容などを多くの条件を審査し、面接を重ねた上で契約しています。また、ホームステイ先には基本的に1家庭に1生徒で、ほとんどの家庭が、生徒を毎日学校や駅まで車で送り迎えしてくれます。ホームステイではよく問題が起きると聞いていますが、私達の学校ではほとんどそういったトラブルはなく、小さな問題も全て解決しています。また、問題の多い家庭とは二度と契約しません。ほとんどの家で生徒はとても楽しく過ごしています。パーティーに連れて行ってもらったり、外食にもたくさん連れ出してもらっていると聞いています。(ホストファミリーがお金を使いすぎて、大変だったそうです。)またある生徒は夏のコースをとって、ホームステイしたのですが、そのホームステイ先がとても気に入ったので、また国にかえって学生ビザをとって同じホームステイ先に帰ってきたということもありました。」


★就職をしてからもずっと英語の勉強は続けたいと思っています。
(Theresaさん:ESLプログラム advanced/初めお父さんに留学を勧められたときは断りましたが、自分で英語に興味をもってから留学を決めました)

−こちらに来られたきっかけは何ですか?
「カナダはとても自然が豊かできれいだし、まずなによりも物価が安く、授業料もそんなに高くないので魅力的でした。GCEAを選んだのは、お父さんがこの学校のことを知っていて、雑誌で情報などを集めて決めました。最初父に留学を勧められたときは、勇気もなくて断ったのですが、韓国で小さな英語学校に通うようになってとても英語に興味を持ちました。そして父に自分から頼んで留学することにしました。ここに来て8ヶ月になります。」

−ここの授業や生活はどうですか?
「最初GCEAに6ヶ月だけ申し込んだのですが、ここの先生が大好きでもう6ヶ月延長することにしました。レベルごとに先生がいるのですが、ひとつのレベルでは1人の先生にずっとついて学ぶので、先生のことをよく知ることが出来ます。このシステムが本当に好きです。クラスメートとも仲良くなれてとても楽しんでいます。前はホームステイをしていました。とても親切なホストファミリーで、一緒に外出したりととてもよい経験になりました。韓国に帰ってしまうと一人暮らしはできないので、ホームステイもとても楽しかったのですが、違う経験が出来ればいいなと思って今は一人暮らしをしています。」

−将来はどうしますか?
「韓国に戻って、会社に就職をしたいと思っています。大きい会社ではなく、一緒に働く人がお互いのことをよくわかっているような会社で働いて、英語のスキルを上達させたいです。英語はこれからもずっと勉強したいと思っています。」


★将来は英語の先生になって、塾を開いたり、英会話学校の就職して、子供に英語を教えていきたいです。
(Zeina先生:Instructor upper-intermediate/公立学校や移民のためのESLで教えてきた経験がある)

−GCEAの魅力的なところはどんな点ですか?
「なんといっても学校の雰囲気です。他の学校ではないとても自由な雰囲気があるのです。教えていてプレッシャーを全く感じません。他の学校では教えなければいけない教材やテーマがきっちりとあったりするのですが、ここでは先生が相談しあって自由にカリキュラムを作ることが出来るのです。先生同士でオープンになって教えるのに必要なことをディスカッションできるのもとても良い点だと思います。授業以外でも、クラスで誕生日パーティーや休日のポットラックパーティーもたくさん行っていて、家族のような温かい雰囲気があります。生徒はみんなとても満足していて楽しんでいるし、のびのびしている雰囲気がよいと思っています。また、いろいろな国の文化を学べるところが良いと思います。ここは韓国人の生徒が今は多いですが、以前は違う国の生徒がいて、いろいろな国の文化について話し合うのはとても興味深いです。また、自分がカナダの文化について、生徒に色々なことを伝えられるのも意義があることだと思っています。」

−授業のアプローチや重点は何ですか?
「私は授業にはコミュニカティブ・アプローチを採用しています。コミュニケーションを図ること、つまり話し合うことに重点をおいているのです。今の私のクラスでは、買い物などにいってきちんと自分の意思を伝えて相手とコミュニケートできることを中心に会話を練習しています。生徒に自分の言っていることを理解してほしいし、私も生徒が言っていることを理解できなくてはいけません。なので授業ではスピーキングとリスニングが中心で、グラマーに大半を費やすということはありません。中級にはいってくると、正しく話せることが大切になってくるので、発音等に注意しながら学びます。また、裁判所にいったり、市立図書館にいってリサーチを勉強したり、モールに行って見たいものを尋ねたりなどのコミュニケーションの練習を兼ねたフィールドトリップもして生きた英語を身につけるようにしています。」

−日本の学生にアドバイスはありますか?
「留学経験は非常に意味のある人生経験の1つです。たとえ1ヶ月だけしか留学できくて、思ったほど英語が身につかなかったとしても、異文化を経験するという経験ができるだけでとても意味があることだと思っています。多くの学生は数ヶ月しかいられないのが現状で、それでは語学能力は充分に習得できないのですが、違う文化を学ぶことができて、国に帰ってからも英語に興味を持ちつづけることができます。また、自分で英語を身につけるというモチベーションをもっていることも大切です。親に無理やりつれてこられた生徒は全然英語を身につけることはできません。きちんとやる気をもってなにを目標にしているのか明らかにしてくることが留学を成功させる秘訣の一つだと思っています。」


★授業を通して先生のことが本当に大好きになりました。
( Theresaさん:ESLプログラム upper-intermediate/中国からの留学生) 

−留学の目的は何ですか?
「まず英語を勉強して、上手に話せるようになってから、カナダの大学に進学しようと思っています。大学ではビジネスを専攻したいと思っています。」

−GCEAを選んだきっかけは何ですか?
「以前いた学校が本当にいやでGCEAに移ってきたのです。前の学校は生徒が全員中国人で、授業中もみんなが中国語を話していたのです。先生も全然注意もしなくて、全然英語の学習になりませんでした。困っていたら、ホストファミリーの家に以前いた生徒がGCEAのことをとても気に入っていたと教えてもらったので、ホストファミリーの薦めもあってこの学校に決めました。」

−この学校のどんなところが気に入っていますか?
先生がみんな魅力的なことです。授業を通して先生のことが大好きになりました。他の生徒もとても親切で、みんな英語で話し掛けてくれていて会話の勉強になっています。一クラスの人数がとても少ないので授業でも発言の機会が多くて、他の生徒のこともよく知ることが出来ます。今のクラスは8人です。」


★少人数のプログラムはとても効果的です。
( Marina先生:Instructor advanced/ヨーロッパで教えた経験もあります) 

−GCEAのプログラムの特徴を教えてください。
クラスが少人数であることがますひとつ挙げられます。この学校では一クラス5-6人の生徒が標準的で、最大でも10人以上になることはありません。人数が少ないと生徒は話す機会も増え、学習能率がよいのです。自分も生徒ひとりひとりに充分時間がかけられるのできめ細かい指導が可能です。大人数のレクチャークラスだと、先生はほとんどそれぞれの生徒のために時間をかけてあげることができないので、この学校での少人数のプログラムはとても効果的だと思っています。またプログラムに柔軟性があり、先生が必要だと思ったことはどんどんカリキュラムに加えていくことができます。生徒はあらかじめ決められたことだけでなく、その時々で自分に必要なことを学んでいくことができるので、そういった面 でも特徴があると思います。」

−生徒はどのようにして留学生活を送っていますか?
「GCEAに来たら違う国籍の生徒と出会えるチャンスがあり、クラスのサイズが小さいのでお互いをよく知り合うことができ、またスタッフもとてもフレンドリーなので、みんな楽しんで学んでいます。生徒は所属するレベルの勉強では1人の先生について学ぶので、より生徒を知ることができます。英語が苦手で色々わからないこと、不安なことがあってもきちんとスタッフがサポートするので、落ち着いて学んだり遊んだりすることができます。」


★学校の風景


学校は2階にある。


受付では丁寧に対応してくれます。

コンピューターは自由に使えます。


クラスの様子。
本当に少人数のクラス構成。


誕生日パーティーの告知。


学校の真裏はグラウンドとプール。
夏は時々みんなで泳ぎます。


サーレーは程良くバンクーバーから離れていて、治安もよく勉強に適したところです。
(Jamesさん:代表/学校の代表者)


−設立の経緯を教えてください。
「GCEAの経営者は公立の先生の資格をもっていたのですが、色々家庭の事情があってビジネスのフィールドに入ったそうです。でもやはり教育の分野に興味があって、英語を教えたいという気持ちを強く持っていたので、学校を設立したのです。特に、韓国では間違った英語を教えている学校もあったので、正しい英語を教える教育機関を作りたかったそうです。ですのでこの学校のもっとも大切なコンセプトは正しい英語をたくさん使えるようになることです。」

−サーレー市に学校を建てた理由はありますか?
「ダウンタウンに学校があってその近くでホームステイをしていると、英語を話さなくなったり、遊んだりと他の誘惑が多いと思いますが、サーレーはバンクーバー市からは少し離れているので、環境も良く、夜遊ぶところも少ないのです。かといって、サーレーはすごく中心地から離れていて不便というわけでもなく、用事があればいつでもダウンタウンにスカイトレイン1本で出かけることができます。英語の学習を真剣に考えている人には、とてもよい距離に学校があると思っています。また学校の裏はグラウンドとプールがあり、近くには大きな図書館があるなど、学校付近の環境にもとても恵まれています。学校ができたばかりで今は韓国人の生徒が中心ですが、今年から少しずつ他の国からの生徒が入学してくる予定です。」

 



<取材後記>

GCEAカレッジは、バンクーバーからスカイトレインで30分程離れたサーレー市にあります。学校のすぐ裏にグラウンドやプールもあり、夏は皆で遊ぶ事も少なくないそうです。

また、ホームステイ環境が充実しているのも見逃せません。ほとんどの家庭が車で学校や駅に送り迎えをしてくれるので、安心して外出することができます。車の中はもちろん、家庭でも家族とコミュニケーションする機会も豊富にあるそうです。

学校規模としては小さめで韓国人生徒が中心です。現在は日本人の生徒はいないそうです。

アットホームな学校で、親切なホームステイファミリーと共に、日本人社会と離れて英語を勉強したい方に、お薦めしたい学校です。

レポート Jpcanada.com取材班(abe)



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