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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2001.11.07
T. Otani & Associates - International
Relations LTD.「TOA」 

『家庭、地域のクオリティーが高いホストファミリーだけを厳選! 安心したホームステイ選びならTOA』

「何か想像と違う。」「誰に相談したらいいの?」「会話がうまくいかない。」など、ホームステイでは、言葉・文化・育ちの違いから来るトラブルが少なくないと聞きます。日本航空と留学ジャーナルのホームステイプログラムを長年手がけてきているTOAでは、どのようにしてこの難しい問題に取り組んでいるのでしょう。


★嫌なことは全くありません。本当にみんな大好きです。ずっとこの家庭に住んでいたいです。
(尋子さん:ESLを終え、現在はビジネススクールに通うTOAからの生徒。この家庭には7ヶ月間住んでいる。)
(エスターさん:この家庭の一人娘さん、12歳。ずっと尋子さんと腕を組んで話していた)
注:ホストファミリーの意向で、この二人の写真は公開いたしません。ご了承ください。

−尋子さん、素敵なおうちですね。
「はい。今、来られるときに見たかと思いますが、家の前は黄色く紅葉した木が沢山ある公園があり、その横にはコミュニティーセンターもあります。家も大きくてマザーがきれい好きなので、いつも整頓されています。後で部屋を見せますね。広いお部屋で、お花の壁紙がとっても可愛いのです。恥ずかしいので、すみませんが写真は勘弁していただきたいのですが…。(後で見せていただきましたが、とっても可愛いお部屋でした。インターネットのケーブルもあり、電話も尋子さん専用で引いてもらってました)」

−ホストファミリーは気に入ってますか。
「はい!最高です!今日は出張で居ないのですが、ファーザーはとってもひょうきんな人で、いつも笑わせてくれて、マザーとも仲良く、休日はよくファーザーがバーベキューを外で焼いてくれて、ディナーを作ってくれるのです。そして、見てのとうり、エスターも可愛いでしょ?12歳なんですが、とっても私になついてくれてるんです。」

−こんにちわエスターさん。尋子さんはこの家庭でどの様にすごされていますか?
「Hirokoは、いろいろな国の友達が沢山いるので、たまに一人で外出しますが、後はほとんど私達の家族や親戚、友達などと出かけたり、食事したりしています。最近はウィスラーにハイキングをしに行きました。Hirokoはとっても楽しくて、可愛い人です。わたしは学校で、日本語のクラスを取っているのですが、宿題を見てもらったりなど、お姉さんのようでもあり、友達のようでもあります。とっても大好きです.。」

−尋子さん、本当に可愛いらしいエスターさんですね。住んでいて楽しそうですね。
「はい、本当に。帰国までまだ4ヶ月以上ありますが、それを考えると寂しいですね。でも帰ってからも、日本に来てもらったり、また会いに来たりしたいと思っています。先月は私の母がこちらに遊びに来ました。母は、ここでもずっと日本語で会話していたので、娘の私がはらはらしました(笑)。本当に、素敵な家庭で、何一つ嫌なことがないですよ」

−英語のコミュニケーションで、とまどったりすることはないですか?
「いつもみんなは分かりやすい英語を、ゆっくり話してくれます。もちろん、全て分かるわけではありません。みんなが急いでいて、早く話している時はなおさらです。初めの頃は聞き直すのが悪いかな、と思っていたのですが、最近では聞き直す方が、うまくコミュニケーションが出来ると分かったので、どんどん聞いています。マザーはもちろん、エスターも賢い女の子なので、どんどん教えてくれるので、なにも困ることはありません。」

−Annさん(ホストマザー)、尋子さんに英語をゆっくり話すことや、聞き直すことに対して、大変だとかは思いませんか?
「急いでいるときなどに、早く話してしまうこともあるのですが、Hirokoに聞き直されて、ああそうか、わたしは焦っていたんだ、落ち着こう、と思って、一呼吸入れてから話すことは、私にとっては良いことだと感じています。ですから、Hirokoと話しているときは、私も落ち着いていられるので、実は喜ばしいことだと思っていますよ。」

−これからホームステイを考えている学生に対して、なにかアドバイスはありますか。
「そうですね。ホストファミリーになろうとしている家庭、特にこのTOAの家庭は、あなたを家族として迎えるつもりである、家庭ばかりです。Hirokoのように、積極的に料理を手伝ってくれたり、子供と仲良くなってもらえると、マザー、ファーザーとしても嬉しいことだと思います。また、引っ込み思案にならず、どんどん意志を出して、そして嫌なことはNOと言えることも大切です。もし、私たちに英語で言いにくい事であれば、TOAの日本語が話せる、スタッフに相談することができます。すると、彼らはそれを、私たちに英語で説明してくれるので、すんなり解決できると思います。思ったことはどうにかして伝えること。我慢してはいけませんよ。学生さんにとっても、家庭にとっても、両方が幸せな生活を送れると、私達はよく分かっています。皆さんもそう信じて、心配せずにどんどんカナダに来てください。」

モデルハウスのキッチンのよう
絵が飾っていてとってもおしゃれなバスルーム



★自信を持って理想の家庭を紹介いたします。
(オフィスマネージャー 実さん:自身がアメリカでの留学・ホームステイの経験を持つ。)

−学生はホストファミリーの要望を言えるのですか?
「はい。初めに日本からの申込書で、ホストファミリーの希望を言ってもらいます。必ず聞き入れることは、ペットでのアレルギーと喫煙、たばこに関してです。そしてペット、子供が居たほうがよい、居ない方がよい、さらにご自分の趣味、特技、ホストファミリー先で週末なにをしたいかなどを聞いて、400件近いホスト先から、最善である家庭を、独自のデータベースから探し当てることが出来るます。また全てのホストファミリーには最大でも2人までの(国籍の異なる)学生しか受け入れないように依頼しています。それ以上の場合、家族としてのコミュニケーションが難しくなるためです。」 

−ホストファミリーと学生とのトラブルに関しては、どの様に対処していますか?
「文化や言葉の違いによっての、理解のなさからくる勘違いが多いようです。ですから、TOAでは、すぐにホストファミリーを変えようとはせずに、話し合って解決する事をまず行います。問題はホストファミリーと学生のトラブルですから、それぞれの主観が入るわけですよね。そこで、それぞれの意見を聞かなければいけないと考えていまして、ホストファミリーにはホストコーディネーターに、学生にはスチューデントカウンセラーにそれぞれ母国語で話をしてもらい、双方の意見をきちんと聞くようにしています。 このプロセスはとても重要です。過去にホームステイをして本当によかったと、心から満足して変えられる学生さんのほとんどの場合は、初めはトラブルが多くても、その後、理解し合えて仲がよくなったというケースばかりです。これは、とても喜ばしいことだと思っています。」


★豊富な経験と知識で、あなたの将来の相談から、学校選び、ホームステイまでトータルで私たちに任せてください。
(スチューデントカウンセラー美和子さん:高校生まで香港、イギリス、ドイツと世界各地に住んでいた。)

ー学生にカウンセリングをするということですが、具体的に説明してください。
「例えば、長期の留学を希望されている学生の場合、どの様な学校が良いかの話の前に、将来あなたは何をしたいのか、日本で関わりたい産業がどういう将来性があるかなど、そういう大きい観点からカウンセリングを実施します。 その他には、例えば、最初語学学校に行っている学生さんが、その後、専門学校に行きたいのであれば、私が一緒に学校見学に行くこともあります。もちろん、他にも、生活での悩みや相談をも聞きますよ。ホストファミリー先でトラブルがありましたら、しっかり間に入ってお聞きしています。 緊急連絡先は24時間体制になっています。」

−これから留学に来る学生さんにアドバイスをお願いします。
「新しいことに、そして文化に対して大きな心を持っているように心がけてください。日本ではこうだからとは思わず、柔軟な姿勢をとり、ほかの国を尊敬出来れば、きっとすばらしい留学が出来ると思います。」


学生を家族の一員として、接することが出来る家庭にだけ学生を預けています。
(ホームステイカウンセラー 眞琴さん:カナダに住んで20年になる)

−ホストファミリーに期待していることはなにですか? 
「学生を家族の一員として、接することが出来る家庭にだけ学生を預けています。下宿人として接しず、また変にちやほやもせず、日常生活に受け入れることが出来るということを期待しています。また地域も重視しています。うちはノースバンクーバー、ウエストバンクーバー、バンクーバーのウエストサイドの家庭しか、取り扱っていません。というのも、学校に行くのに、いくつかの危ない地域を通るところがないですし、また、その地域に住んでいる家庭の多くは、高学歴で、プロフェッショナルの仕事をしている人なので、教育に熱心な家庭を見つけるのが容易です。また、基本的に家族全体が仲良く、カップルで住んでいることにも重視しています。」

−ホストファミリーは厳選していると聞いたのですが。
「はい。一年に一度募集しますが、書類審査・面接などを通して、合格ラインに達するのは全体の2〜3割程度です。」

−ホームステイをする学生はどの様な意識を持っていたら良いと思いますか?
「日本人は特に引っ込み思案です。カナダ人は10代から独立していて、もし子供が部屋に入ったらコミュニケーションを取ろうとしないのが普通なのです。また、英語を話す人は力強く話しますから、それに驚いて怖がる事がないよう心がけていることも大切です。学校から少し早く帰って、料理を手伝いながら話したり、ちょっとした話題でも会話しようと努力する事は、仲良くなれる秘訣です。」


★僕の学生時代に感じたあの感動を、みなさんに味わっていただきたいと願って、日々努力しております。
(小谷時数社長:T. Otani & Associatesの創設者。)

−TOAはどのような会社でしょうか?
「TOA社は、個人・団体を問わず、留学・研修のトータルコーディネートの会社で、社内に独自のホームステイ部門を持ち、独自のプログラム運営をしています。例えば、日本航空グループ(JALグループJTS)と留学ジャーナルICS社用ホームステイプログラム現地企画を担当しています。その他語学留学、専門学校、中学・高校交流プログラムなども手がけています。」

−会社設立までの経緯を教えてください。
「ずいぶん昔になりますが、わたしが大学生の時に、その当時では珍しく、カルフォルニアとヨーロッパに1年間、留学に行く機会があったのです。そしてホームステイを経験し、外国の人と接し、外国に住むこと、英語を話す事にとても興味がわきました。そしてこのすばらしい経験をみなさんに味わってもらいたいと常々考えていたのです。その後、JAL、日本航空で働いていたわけですが、そこでカナダと日本の交流を深めるため、姉妹校を提供するなどと、いろいろと手がけていました。それらの経験を元に、6年前にこの会社を設立したわけです。」

−どの様な基準でホストファミリーを見つけているのですか?
「自分にも13歳の娘が居るのですが、尺度として、客観的に見て、この家庭になら、自分の娘も送れる、という家庭だけを厳選しています。」 

−なぜホームステイだと言えるのでしょう?
「言葉と文化は密接につながっています。ホストファミリーと交流すると、その文化にふれることが出来ます。また英語の環境に入るので英語をいやでも覚えることが出来ます。そしてあまり知らされていませんが、安全性もかなり高く、重視していることです。もし病気や怪我をしてしまったら、一人で暮らしていると、かなり心細いでしょう。このように、沢山の要素が詰まったホームステイは、留学して学ぶことと同時に、学生が沢山の経験が出来る手段だと思っております。」



<取材後記>

今回は学校取材とは違う企画でしたが、いかがでしたか?ホームステイは、理想と現実が違っていることも多いと聞きます。ここTOAでは、「違いがあるから仕方がない」ではなく、その違いを克服する過程をお手伝いしています。そして、その違いを克服した時に、本当に満足の行くホームステイが体験できるようです。

TOAでは、400件以上の、独自の観点から厳選したホームステイ家族を紹介しています。事前にアンケートを実施して、できる限り生徒の要望も聞いています。これは、社内にホームステイ部門を持つ会社の強みであり、学校から紹介されるホームステイでここまで実現できるケースはあまりありません。

また、今回おじゃまさせて頂いた家庭は、本当に羨ましかったです。学生さんはそこのお子さんとずっと腕を組んで話していました。そして英語で話していて、詰まってしまうと、即座に娘さんに「・・・!」と素早く教えてもらっていました。学生さんは、「帰りたくない、寂しい」と言われていましたが、この先、日本に帰ってからも家族交流は続くだろうな、と感じました。カナダでの出会いが、その先も続くとは素敵ですよね。

ホームステイは、このようにカナダの家庭に入って、文化を学ぶだけでなく、英語も早く覚えることでしょう。そしてとても安全に暮らせます。夢のホームステイを思い描いていた方、ここではその期待を外すことなく、すばらしいホストファミリーとの交流が待っていることと思います。そして素敵なカナダでの生活を満喫してくださいね。

レポート Jpcanada.com取材班(Masumi)



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