インカム・タックス・リターンとは
「インカム・タックス」というのは、日本でいう所得税のことです。
そして「インカム・タックス・リターン」とは、日本の確定申告にあたります。
そして「インカム・タックス・リターン」とは、日本の確定申告にあたります。
確定申告は、日本では特定の人しかしませんが、カナダのインカム・タックス・リターンは、毎年全員しなければいけません。
インカム・タックス・リターンをすることによって、本当に払わなければならない税金を計算し、毎回のお給料から天引きされていたインカム・タックスの金額が多ければ返金、少なければ支払いをすることになります。
ワーキングホリデーの方も含め1年のうち何か月かでもカナダに居住した方はインカム・タックス・リターンをする必要があります。
申告期間と締め切り
該当期間:1月1日から12月31日までの1年分。
締め切り:前の年の1年分のインカム・タックス・リターンを次の年の4月30日までの間に提出。
※4月30日を過ぎても手続き自体はできますが、計算の結果追加で税金を支払うことになった場合、利子が加算されてしまいます。
申請に必要なもの
申告内容により必要書類は変わりますが、
ワーキングホリデーの方や、留学にいらっしゃっている人の場合下記のものが必要です。
・T4※
・T1 General(申請書類)
・T2202A(学校から発行される書類)
・T1 General(申請書類)
・T2202A(学校から発行される書類)
※「T4」とは、雇用主から発行される書類で、日本でいう源泉徴収書のことです。
雇用主は翌年の2月28日までに「T4」を渡す義務があります。
2月28日になっても「T4」をもらっていない場合は雇用主に催促しましょう。
「T4」は1社につき1枚もらわなければいけません。もし、1年の間に2社で働いた場合は2枚、3社で働いていた場合は3枚必要になります。
申請方法
(1)T4を会社から入手する。
(2)申告書に記入する。・・・記入は英語またはフランス語です。申告書はCanada Revenue Agency (カナダ・レベニュー・エージェンシー) のウェブサイトからダウンロードできます。申告書と一緒に説明書(英語)もついています。
(3)申告書を含めた必要書類をカナダ税務局に郵送する。
(2)申告書に記入する。・・・記入は英語またはフランス語です。申告書はCanada Revenue Agency (カナダ・レベニュー・エージェンシー) のウェブサイトからダウンロードできます。申告書と一緒に説明書(英語)もついています。
(3)申告書を含めた必要書類をカナダ税務局に郵送する。
オンラインにて申請
政府と直接繋がっているサイトがいくつも存在し、オンライン申請が出来ます。
そしてCanada Revenue Agency (カナダ・レベニュー・エージェンシー) にも登録が必要です。
あとは連絡を待つのみ。
政府と直接繋がっているサイトがいくつも存在し、オンライン申請が出来ます。
そしてCanada Revenue Agency (カナダ・レベニュー・エージェンシー) にも登録が必要です。
あとは連絡を待つのみ。
このように自分でやることもできます。
ただ、時間がかかったり記入漏れをしてしまったりすることもありますので、「時間を節約したい!間違いなく申告したい!」あるいは「やっぱり英語だと難しくてよくわからない」と思う方は、専門業者に頼むのもいいかもしれません。
知り合いのカナディアンは、ある日「君、この書類使えたのに!使ってたら800ドル戻ってきてたよ!」と母の友人会計士から言われて以来、自分で申告するのをやめたそうです。
結果はいつわかるの?
雇用主からT4をもらってすぐに申請した人の場合、まだカナダ税務局も混雑していないので、数週間程度で結果がわかります。
ですが、多くの人が4月30日までの間に一斉に申告をしますので、締切近くに申告するにつれ、結果がわかるまでに2か月程度かかってしまうこともあります。