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2014.06.27

VanWest College

『留学第一校目として、安心して選べる語学学校』
1988年の開校以来、学生を温かく迎え続けてくれている、穏やかな雰囲気の語学学校VanWest College。
バンクーバーの他にケローナにもキャンパスがあり、フレンドリーでプロフェッショナルな講師陣による、質の高いプログラムが好評です。今回は総合英語の他に、ビジネス英語プログラムのBULATSに焦点をあてて取材しました。

「温かい雰囲気と、フレンドリーでプロフェッショナルな講師陣&スタッフ」

Natsumiさん(カウンセラー):自らもバンクーバーでの留学とワーキングホリデーを経験されているので、学生の気持ちに寄り添った、親切で細やかな対応をしてくださいます。
貴校の特徴を教えてください。

「当校の一番の特徴は、フレンドリーで家族的な雰囲気です。講師と生徒さんとの距離の近さはどの学校にも負けません!精神面や生活面でいつでも相談にのってもらえるので、留学第一校目としても安心して通っていただける学校です。

また、講師やスタッフはただフレンドリーなだけではなくて、1人1人の学生さんをしっかり見てサポートしているので、学習面でも上達しやすい環境です。慣れない環境で勉強を始める学生さんにとっては不安も大きいかと思いますが、スタッフ一同少しでも気を楽にしてもらえるように心掛けて接しています。」

メインとなる一般英語は、どの様なプログラムですか。

午前中の総合英語は、英語の4スキル(リスニング/スピーキング/リーディング/ライティング)をバランス良く学習できるプログラムです。文法を理解し、使えるようになることに重点を置いたカリキュラムで、日常場面をもとに実践練習をします。午後は、選択科目の中から、興味や苦手分野に合わせて特定のスキルを集中的に学習します。

一般英語は、週15時間コース(午前中の総合英語のみ)、25時間コース(総合英語+午後の選択クラス1つ)、29時間コース(総合英語+午後の選択クラス2つ)からお選びいただけます。」

Natsumiさんのお勧めプログラムは?

「私が特に推したいのは、ビジネス英語のBULATSというプログラムです。BULATSはケンブリッジ英語検定の1つで、EUを中心に世界135カ国で実地されているビジネス英語能力試験です。このプログラムを目当てに当校に通われる学生さんも多いんですよ。

英語検定というと日本ではTOEICが有名ですが、TOEICはリスニングとリーディングだけで英語レベルを計るので、いくら高得点を持っていても、英語でのプレゼンテーションや電話応対ができないという方もいらっしゃると思うんです。

それに対してBULATSにはスピーキングやライティングも含まれ、全てビジネス・シーンに特化した試験内容になっています。職場で本当にコミュニケーションがとれるかを試されるテストなんですね。そのため国際的な企業間では圧倒的な実用性が認められています。

授業内容もとても実践的なものなので、職場ですぐ使える実践力が鍛えられます。将来英語環境の職場で活躍したい方や就職活動へ向けて資格取得を目指す方にぴったりのプログラムですね。洗練された英語とスピーキングの瞬発力を身につけられるので、社会人の方にもおすすめです。
中・上級の2レベルあり、バンクーバー・キャンパスで受講できるプログラムです。」

他にはどんなプログラムを提供されていますか。

「BULATS以外のテスト対策コースには、IELTSがあります。

大学進学準備プログラムにおいては、当校は名門Waterloo大学が提携している唯一の語学学校です。他にもUniversity of Regina、Royal Roads University、Justice Institute of BC、Yukon College、Vancouver Art Instituteなどと提携を結んでいます。アメリカの提携校もあるんですよ。(詳細はお問い合わせください。)大学進学準備プログラムは、留学の若年化に伴い、これからもどんどんニーズが上がってくると思います。

その他にはワーキングホリデーの学生さんを対象とした、有給と無給のインターンシップもあります。」


「先生と生徒が仲良し!初めての留学でもすぐに馴染めます。」

Natsukiさん:General Englishを受講中。
この学校を選んだ理由を教えてください。

「はい。初めての語学学校なので、アットホームで真面目過ぎない、雰囲気の良い学校を希望したら、エージェントがこの学校をすすめてくれました。
実際入学してみたら本当に雰囲気が良くて、この学校にして良かったなと思っています。初めは不安でナーバスになっていたのですが、いったんクラスに入ってみると、先生やクラスメート達が明るくとても優しく受け入れてくれたので、すぐにリラックスしてうちとけることができました。何かわからないことがあると、みんながすごく頑張って一生懸命教えてくれるんです。それでも分からなければ先生が丁寧に教えてくれるので、授業がどんどん進んでいって私1人が置いてけぼりになることは絶対にありません。始めての留学でもすごく安心な学校です。

今受講しているクラスは?

「午前中は総合英語で、午後は選択クラスでスピーキングを取っています。」

これまで学んだことで、どんなことが役にたっていますか?

「文法ですね。私はVanWestに来るまで、文法がこんなに奥が深いことだとは知りませんでした。日本人は文法を知っていると思いがちですが、実際はさらっとしか学んでいないんですよね。総合英語の授業では、生徒が他の生徒に文法の説明をする機会があるのですが、中学でやって分かっているつもりでいた文法も、『じゃあ説明してみて』と言われるとうまく説明できないという事が何度もありました。今は文法をきちんと勉強すると、スピーキング力が向上するんだという事を実感しています。
それから、この学校では文法のクラスでもたくさんスピーキングをするので、少しづつ他国の訛りも分かるようになってきたのが嬉しいです。」

この学校のどんな所が好きですか?

先生と生徒の距離がすごく近くて仲が良いことです!生徒はみんな先生方のことをすごく信頼してるし、尊敬してます。生徒数も1クラス平均10人くらいでちょうど良いし、国籍バランスも良いですね、みんな本当に仲良しで、明るい学校です。」


学校の様子

学校外観 レセプション カウンセリング・ルーム
広いロビー ポップな色合いの校内 清潔なカフェテリア

「きめ細かなサポートで目標達成を応援します。」

Edwardさん(英語講師):総合英語とBULATSのクラスを担当されています。いろいろなレベルを幅広く教えられる先生です。
BULATSの授業内容を教えてください。

「はい。まず中級レベルは、基礎的なビジネス単語や表現を学びながら、ビジネスについての理解を深めることを目的とした授業内容になっています。特にリーディングやライティングを重視した授業ですが、ロールプレイやグループ・プレゼンテーションを通してスピーキングの練習も行います。試験対策クラスですから、スピーキング・テストの練習にはかなり力を入れていますよ。

上級レベルでは、特にスピーキングとリスニングにフォーカスし、人事、マーケテイング、新規事業立ち上げ、会議参加、社内変革、電話対応、苦情対応などについて学びます。

教材はケンブリッジの教科書の他に、それを補助するプリントや他の媒体をいろいろ交えて授業を進めています。例えば教科書のテーマが<広告>なら、Youtubeで広告を見せたりして、実践的な授業にしていますね。教材に出てこないこともしていますよ。よくやるのは、取引/交渉の仕方ですね。”僕に何かを売りつけてみて”と学生にチャレンジを与えます。

ライティングは非常に大切ですが、授業中は時間がもったいないので、毎週末にビジネス・ライティングの宿題を出しています。例えば60語ぐらいの短いビジネス・メールや200語のビジネス・レター、あるいは報告書作成など、試験に出ることを課題にして練習させるんです。課題をきちんとこなす学生は、しっかり上達しますよ。」

どんな学生がこのプログラムを受講していますか。

「受講生には、会計士やエンジニアが多いですね。マーケターもいます。実際にBULATSの試験を受けるのは受講生の約半数で、残りの半数は試験のためではなく、仕事で英語を使えるようになりたいとか、BULATSで学んだことをビジネスに活かしたい、という目的のために受講しているようです。いずれにしても、ビジネス志向の強い学生達ですね。
このあいだ授業で”corporate ladder”(=会社の出世階段)についての話をしていた時、『将来自分が出世すると思うか』という質問を投げかけてみたところ、答えはなんと100%。クラスの学生全員が、『自分は出世するつもりだ』と答えたんです。全員がプロフェッショナルな野心を持っっているということです。これはすごいことですよ!私はすっかり感心しましたね。」

学生達にはどの様なサポートを心掛けていますか。

「私は、やる気のある学生には、授業の後でもエクストラ・サポートを惜しみません。さっきもBULATSの試験を控えた学生に、自習用の教材をたくさんあげたところです。彼女はリスニングに自信がないので、リスニング力を強化する彼女専用の教材を集めました。いつでも各学生のニーズに答えられるように、様々な教材を用意しているんです。
求められればいつでも提供できるので、分からないことや自信のないことはそのままにはせず、聞きに来てほしいですね。」

このプログラムを受講後、学生達はどんな道に進んでいますか。

「面白いことに、学生の国籍によってパターンがあるんですよ。
例えば韓国人学生の大半は大学を休学して来ているので、自国に帰ったらまず大学に戻り、卒業してから就職する、という進路をたどるようです。
反してブラジル人は、仕事を休んで留学している人が多い。ここで英語力をつけ、ブラジルに帰ってからはもっと良いポジションについたり、退職してもっと待遇の良い会社に転職したりしていますね。
日本人はというと、何というかもっと・・・自由な感じ?ですね(笑)。決まったパターンはなく、学生がそれぞれがのケースでカナダに来て、ここでの滞在を楽しみ、自国に帰ってからの進路もバラエティーに富んでいます。
でもどの学生についても共通して言えることは、カナダでの経験とここで学んだ知識を活かした進路選びをしていることですね。」

卒業生のサクセス・ストーリーを聞かせてください。

「以前半年以上この学校に通っていたブラジル人の学生は、間違いなくサクセスフルですね。彼は、総合英語から始まってビジネス関連のコースも一通り全部とってとても真面目に勉強に取り組んだので、卒業する頃にはかなり英語が上手になっていました。その上ブラジルではIT関係の仕事をしていたので、カナダで仕事を見つけることができたんです。
その後仕事も真面目に頑張ったので、会社がにスポンサーになり、夢だったカナダ移住を果たすことができました。最初はあまり高い給料をもらえていなかったのですが、永住権が取れたとたんに昇給し、今では高給取りですよ!ブラジルから家族も呼び寄せて、カナダで幸せに暮らしています。

彼は長い間この学校に通っていたので、ただの卒業生とは思えないですね。今でもコンタクトを取り続けていて、時どき会って一緒に自転車に乗ったり、コーヒーを飲みに行ったりしています。」


学校の様子

明るい日差しが差し込む校内 みんなが集まるパティオ 学校の隣は教会なので静か
授業風景 遅刻すると教室には入れません! 休み時間に会話を楽しむ学生達

「ビジネス・シーンで発信できる英語力を養う!
コミュニケーション能力をきたえるBULATSプログラム」

Yukiさん:BULATSを受講中。
VanWestのBULATSを受講しようと思われたのはどうしてですか。

「私は日本で社会人だったのですが、海外で住みたいという長年の夢を叶えるために今回カナダに来ました。文法はある程度学生時代にやっていますが、せっかく学校に通うならあまり勉強したことのないビジネス英語が学びたいと考えていたんです。その希望をエージェントにお伝えしたら、VanWestはBULATSの試験対策プログラムを提供している唯一の学校だと教えていただき、興味を持ちました。BULATSは日本では聞いたことのないテストだったのですが、ビジネスシーンでいかせる英語検定だということなので、この学校を選びました。」

初めからBULATSを受講されたのですか。

「いいえ。いろいろな選択肢をいただいたのですが、私の場合英語学習にブランクがあったので、最初の8週間は午前中が総合英語で、午後に中級レベルのBULATSを受講することにしました。最初に総合英語の授業を受けたことで感覚が戻ったと言うか、スピーキングに慣れることができたので、予定を早めて来週からBULATSの上級レベルに上がります。総合英語→BUATSの中級レベル→上級レベルという取り方をすると、段階を踏んで学んでいけるので、自信を無くしたり落ち込んだりすることなく、スムーズに上がれるのが良いですね。」

BULATSのクラスではどんなことを勉強されていますか。

「中級レベルではテーマに沿った語彙力をつけることが中心だったのですが、上級レベルではディスカッションやプレゼンテーションが多くなり、自分から発信していけるようになる力を養っていくようです。ビジネス用語から文法、リーディング、ライティングと一通り学んでいるのですが、特にビジネス・メールの書き方は、先生に添削していただけるので大変勉強になります。また、英語でも敬語に段階があり、ビジネスの場ではあまりフランクになりすぎてはいけない、ということを学びました。フォーマルな言い方を具体的に学べるので、これからの仕事に活かしていけると思います。」

スピーキングも多いそうですね。

「そうですね。先生方はみんなが話すようにまんべんなく当ててくださるので、嫌でも話さないといけないんです(笑)。でもそのぶん会話力がつくと思います。」

これまでどんなテーマが扱われましたか。

「時事ネタと言いますか、社会人の話題にあげられるような、比較的身近な内容を扱ってくださっています。例えば今は、<人事の評価をどう思うか>や、<世界の常識>などについて話していますね。いつも教科書どおりというわけではなく、先生が私達の発言の中から何かをピックアップして、そこから話を広げていってくださるので面白いです。」

印象に残っているテーマは?

「一番最初の週のテーマが、<理想的な職場環境とは>というテーマだったのですが、クラスメートも社会人経験のある方が多かったので、それぞれの国の状況を交えた上で比較ができたのがとても面白かったですね。いろいろ考えさせられて視野が広がりました。また、<インターナショナル・カンパニー>を扱った際には、ToyotaやHondaなどの日本の企業が外からどう見られているかを知ることができて興味深かったです。」

この学校にして良かったと思う点を教えてください。

「やっぱり先生方ですね。プロフェッショナルで、教えることに関しては熱心でありながら、尚且つフレンドリーに接してくださいます。そこのけじめをつけてくださっているところがとても好きです。」


<取材後記>

第一印象というものは、良くも悪くも、その後の人間の情緒を左右させることができるものだと言います。今回は、そんな言葉が何度も頭に浮かんだ取材となりました。

取材当日、インタビューに向かう記者が学校のエレベーター前でドアが開くのを待っていると、降りてきた初対面の学生さんが、”Hi, there!"と、満面の笑顔で声をかけてくれました。
それだけで爽やかな気持ちになり、受付にたどり着く前にすでに好印象のVanWest College。その印象は校内でさらにアップすることになるのです!

迎えてくださったのは、カウンセラーのNatsumiさんを初め、とにかく温かくウエルカミングなスタッフの皆さん。優しい笑顔で話しかけられ、記者の緊張はたちまち解けていきます。こんな風に迎えてくれる学校なら、学生さんはさぞ居心地が良いだろうな、と思いました。校内は明るく清潔感があり、ほっとする空間です。そこでまた印象アップ!

キャンパスはバンクーバーのダウンタウンにありながら、郊外のような落ち着きのある静かな界隈に位置しています。YMCAのすぐ近くなので、放課後はジムやプールで汗を流すこともできるそうです。
アクティビティーも盛んなので、学生は放課後も仲良しのクラスメート達とバンクーバーでのステイを楽しめることでしょう。

学校初日からたちまち安心できるような、温かい印象を受けるVanWest College。
初めての留学で心細い方におすすめしたい学校です。

レポート Jpcanda.com取材班(Mimi)
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