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2011.02.04

EUROCENTRES Vancouver

『伝統と実績を誇るEUROCENTRES(ユーロセンター)のバンクーバー校』
2010年に20周年を迎えた、ユーロセンター・バンクーバー。ブリティッシュ・コロンビア州政府からいち早くEQA(British Columbia Education Quality Assurance)の認定を受けた私立語学学校です。その厳しいクオリティー管理と、徹底した個別指導へのこだわりを伺ってきました。

「最先端学習、徹底した個別指導と上達チェックなど、抜群のカリキュラムを提供しています。」

Makikoさん(エグゼクティブ・ディレクター):ユーロセンター・カナダ(バンクーバー&トロント校)の創立者であり運営者のお一人。学校創立以来第一線で活躍され続けている、教育界のプロです。
ユーロセンターについて教えてください。

「はい。ユーロセンターは、1948年にスイスの財団により設立された、大規模な私立語学学校です。スイス人にとって英語留学といえばイギリスなので、イギリスを始めフランス、ロシア、イタリア等に複数のキャンパスがあり、世界的なネットワークがあります。バンクーバー校は、メープルリーフ・ランゲージ・カレッジとして1990年に創立し、2002年にユーロセンターと提携して今の名前になりました。お蔭様で昨年で20周年を迎えることができ、バンクーバーで最も古い語学学校の1つとされています。カナダでは他にトロントにもキャンパスを構えています。」

ランゲージズ・カナダとEQAの認定校として、どのようなことに気をつけていらっしゃいますか。

「はい。ランゲージズ・カナダからは、厳しい審査をへて認定校になってからも3年ごとにチェックが入り、学校の質が落ちていないか、基準が守られているか等を調べられるので、常にトップ・クオリティーのプログラムを提供できる様に細心の注意を払っています。講師もランゲージズ・カナダの基準に則って雇う必要がありますので、英語を母国語とし、学士以上の学歴と認定されたTESL校での免許をもち、海外および国内での教師経験がある者に限られます。

EQAとは、British Columbia Education Quality Assuranceの略で、カナダの語学教育の品質管理をつかさどる機関です。今までは主に州立や国立学校のプログラムの質を保証していたのですが、最近になってランゲージズ・カナダに加盟している私立語学学校も認定を受けれるようになりました。ユーロセンター・カナダは、そのEQA指定校として選ばれた最初の5校の私立校に入っています。

当校ではその高いスタンダードを維持するために、第一週、中期、最終週、と定期的に学生にアンケート調査を行っています。スタッフの対応、学校の質、教師、教え方、アクティビティー、宿泊サービスなどについて学生のニーズと満足度をチェックするものです。これは、クオリティー管理として世界中のユーロセンター・キャンパスが義務づけられているものであり、全キャンパスのアンケート結果は本部に送られ、各キャンパスへ評価が出されるシステムになっています。バンクーバー校は常にトップの成績をおさめており、トロント校も3位に入っているんですよ。」

貴校の特徴は?

「当校では、学生一人ひとりの目標達成に向けた個別指導が徹底しています。担任による毎週の個人面談など、学生第一のサポートを提供し、個人的なアプローチを行っています。

また、学生が特定分野を集中して学べるように、一般英語コースに選択科目を設け、専門的なアプローチを行っています。選択科目には、ケンブリッジ英検、IELTS、TOEFL、TOEIC、ビジネス英語、フルーエンシー、試験対策コース、アカデミック・ライティングとスピーキングなどがあります。

この個人的なアプローチと専門的なアプローチの組み合わせこそが当校の一番の特徴であり、サクセス・システムと言えるのではないでしょうか。

その他には、無償サポートが充実している点が上げられます。週に2〜3回設けられているスタディー・クラブでは、自習室に講師が1人待機していて、学生に自習アドバイスをしています。授業や参考書で分からなかったところや、コンピューター学習のやり方などを自由になんでも質問できます。ユーロセンターで開発したオリジナルの自習教材や、それ以外の学習資料も豊富に揃っていますので、多くの学生が利用していますね。

また、検定を受ける方は、試験用に特別サポートが受けれるばかりではなく、無料で模擬試験を受けることもできます。

アクティビティーの一環として、誰でも参加できる1時間ほどの会話クラブもあるんですよ。当校ではこの様な無料サービスをとおし、学生により多くの学習機会を提供しています。」

学習内容と評価を明確にしたカリキュラムだと伺いました。

「はい。当校の一般英語コースは、細かく10段階のレベル設定をしています。入学日には読・書・聞・話・全てのレベル・チェックを行い、学生一人ひとりのニーズと学習目標を確認した上でのレベル分けをしています。

各レベルの教室には、週ごとに習得すべきことが具体的にリストアップされた紙を張り出しています。学ぶことを明確にすることで、目的を持った学習と、効率的な自習ができるようになるからです。また、当校ではユーロセンター標準テストをもとに、定期的に学生の上達度をモニターしています。これによって講師は各学生に的確な指導ができますし、学生も自分の弱点を把握したり、上達を実感することができますね。

レベル評価には、JET分析という、コンピューターを駆使した画期的なシステムを取り入れています。文法、書、聞、話、のスキルをそれぞれテストし、解答をコンピューターに入力すると、どこを間違えたかで具体的にどの参考書のどのページを勉強しなおせば良いかが出てくる、というものです。学生はそれをもとに弱点補強のための復習をすることができます。

出席率が80%以上の学生には終了証書が発行されますが、これにも、読・書・聞・話の各エリアの評価と総合レベルが細かく記載されます。これだけ緻密にカリキュラムを管理しているので、毎日きちんと授業に参加し課題をこなしていれば、英語力は間違いなく伸びますね。」

おすすめのプログラムは?

「一般英語コースで英語を上達させてからは、インターンシップ・プログラムをとるのがおすすめです。カナダでの無償企業研修の経験は、将来の就職活動に大いに活かせると思います。インターンシップ期間は、学校で授業を受けた期間の半分以下と法律で定められていますので、例えば一般英語コースを6か月間受講した場合、同じく6か月間のインターンシップができます。

インターンシップ・プログラムは、一般英語コースにお申し込み時点で研修分野の希望を出していただき、その希望と学生さんの英語レベルをもとに当校で研修先を斡旋しています。学生さんは、銀行、ホテル、法律事務所、商社、旅行会社、劇場など、いろいろな分野で活躍されていますね。学生2人を同時期に同じ企業には送らない方針をとっていますので、例えば銀行は銀行でも、複数の派遣先を用意しています。銀行に行くと、当校で派遣した学生がカウンターで対応してくれることもありますよ。英語力は職種によって当校のレベル6〜8以上が必要です。面接の受け答えのトレーニングなどもしています。

その他にも、大学進学準備プログラムや英語を学習しながら冬のスポーツを楽しみたい方に最適なホリデー・プログラム、9歳から受講できるジュニア・プログラム(夏季・冬季あり)などもあります。親子で語学留学にいらっしゃる方もいますよ。」

バランスのとれた国籍編成だと伺いました。

「はい。ヨーロッパ、中南米、中近東、アジアのバランスを偏りなく保つことを心がけていますので、とても国際的です。ブラジル、スイス、ドイツ、フランスやスペインなど、世界40カ国以上から集まる学生たちと友達になれますよ。日本人は11%と少なめです。年齢層も幅広く、16歳からシニアの方まで学ばれています。」


学校の様子

受付とラウンジ 授業の様子 清潔な教室
もっと課題が欲しい人は、
ここから自由にピックアップ。
自習用教材も豊富。 コンピューター・ルーム

「アカデミックかつフレンドリーな学校」

Andreaさん(Director of Studies):お父様のお仕事の都合で小学校から高校までを日本で過ごし、日本語に堪能。アカデミック・カウンセリング、講師の面接・トレーニング、カリキュラムの作成等を担当。アカデミック・チームのリーダーです。
一般英語コースについて教えてください。

「一般英語コースは、聞、話、読、書の全エリアの上達を目標とし、総合力をつけるプログラムです。広範囲なトピックをカバーし、コミュニケーション力を養います。様々なスピーキング・アクティビティーをとおして単語と文法の使い方を練習する、という活気にあふれた授業ですね。このアクション・オリエンティッド・アプローチは、当校のどのコースにも使われている教授法です。

コースは週に20、25、30、35レッスンから選択できます。週35レッスンは5:30まで授業があるので、短時間に成果を出せますね。20レッスンと30レッスンに週2〜3回のプライベート・レッスンを加えたプレミア・プログラムもあります。

授業構成は午前は必須科目、午後は選択科目になっています。各自の英語レベルとニーズに合わせてフレキシブルにコースをカスタマイズできるのが特徴です。中・上級以上の英語レベルがあれば、午前中の必須科目のかわりに、IELTSかケンブリッジ英検の集中講義を受講することもできます。」

新しい講師をトレーニングされる際には、どんなご指導をされていますか?

「そうですね、教授法の徹底指導はもちろんですが、特に生徒一人ひとりの個性を引き出すこと(personalization)の大切さを伝えるようにしています。学生は一人ひとりみんな違いますから、面談や会話を通して一対一のコミュニケーションを大事にし、学生を良く知り、各個人に必要なサポートを提供するようにと指導しています。授業に厳しさを求める学生もいれば、リラックスが必要な学生もいますよね。そのグループ毎に求めるものが違うので、講師はそれを見極め、学生達のニーズに対応してクラスを引っ張っていく必要があります。

また、勉強を楽しむということは語学習得にはとても大切なことなので、学生がくつろいで楽しく学べる環境作りを促しています。当校はアカデミック重視の学校ですが、同時にアットホームでとてもフレンドリーな学校なんですよ!」


アクティビティーと宿泊施設の様子

ディープ・コーブで。 サッカー・クラブ ビーチで。
快適なホテル・レジデンス ホームステイの部屋 ジュニア・プログラムで使う
UBC大学内の寮

「真剣に学びたい人も、楽しく学びたい人も、きっと満足する学校だと思います!」

Yumaさん:一般英語コース25を受講中。以下Y。
この学校のどんな所が好きですか。

Y「学校が大き過ぎないので先生方と生徒との距離が近いところや、日本人が少ないところがいいですね。一般英語コースは生徒を楽しませる授業といった感じで、先生方が本当に面白いのでどんな人でも楽しめると思います。

僕は留学をすると決めた時に、決めた期間は絶対にやめないで最後までずっと1つの学校で勉強を頑張ろうと決めていました。一年近くこの学校に通ってみて、入学当時は全くのビギナーだったのが今はずいぶん英語が上達したし、自分も成長していると実感しています。この学校にして本当に良かったです。」

Misatoさん:一般英語コース25を受講中。以下M。
Misatoさんはいかがですか。

M「私は大きな学校よりは、他の人たちとの交流が取りやすい小さな学校で学びたかったので、この学校はちょうど良いです。

スピーキングに力を入れた授業なので話す機会もたくさんあるし、アジア人だけではなく、いろんな国籍の人がいるのも嬉しいですね。

先生方はみんな面白く親切で、やる気のある学生をサポートしてくれるので、真剣に勉強したい人にはとても良い環境だと思います。」

必須科目の授業ではどんなことをしますか。

Y「必須科目には4コマあって、前半の2コマは会話を交えながら文法を習います。後半の2コマは前半の2コマと関連性を持たせた授業内容で、リーディングやライティング、応用が中心の勉強です。この学校の授業の基礎はスピーキングなので、どのクラスでも会話が多いですね。」

M「授業はクラスメートとコミュニケーションをとりながら会話の練習ができるように工夫されています。スピーキング・アクティビティーをとおして楽しんで会話をしているうちに自然に英語が身につく感じです。チーム対戦のゲームをするとすごく盛り上がりますね。

先生に『クラスでこんなことがしたい。』といったリクエストを出すと、資料を集めて授業に取り入れてくれます。」

宿題は多いですか。

M「多くはないですが、ほぼ毎日出ます。リーディングや、その日学んだ文法や単語で例文を作ることが多いかな。足りないと思えば先生からプリントをもらうこともできるので、自分達のモチベーション次第で課題の量を増やせます。」

Y「この学校は自主性を重んじているので、自分からすすんで学習したい人のために、いつもエクストラでいろいろな課題が用意されてるんです。教室の壁には週ごとの授業内容が記してある紙が貼ってあって、自習をしたければ具体的にどの教材のどのページを勉強すればいいか等も書いてあります。先生から与えられる宿題以外にも、自分で積極的に学習できるのですごく良いと思います。」

お2人共こちらの学校で長期間学ばれていますが、今までで特に良かったコースは?

M「ケンブリッジ対策コースがすごく良かったです。真剣に集中的に学びたい人におすすめです。試験は難しかったですが、いい結果が出せて成果を実感できました。このコースを受けてなかったら、私の英語は今のレベルには達していなかったと思います。」

Y「僕はエグザム・スキルという、フルタイムの試験対策コースが一番お勧めです。TOEFL、TOEIC、IELTS、ケンブリッジなどいろいろな試験を総合的に学ぶコースなのですが、すごく役に立ちました。

アカデッミク・ライティング・コースも良いという評判ですよ。」

今後の目標は?

M「英語を勉強してるうちにもっと学びたいという欲が出てきたので、できればあと1年カナダで勉強を続けたいと思っています。ここに来て、将来したいことも見えてきました。まだまだ模索中ですが、これからも勉強を頑張って、日本に帰ってからも英語が使える環境で仕事がしたいです。」

Y「僕はとにかく英語の環境に居たい、英語をもっと上達させたいという気持ちで一杯なので、今カレッジに入学する準備をしています。2年ぐらいカレッジに通ってから日本に帰るのが目標です。

社会に出る前に自分の考え方を確立したくてカナダに来たので、そういったところも頑張りたいです。もうすぐユーロセンターを卒業になるので、ちょっと淋しいですね。卒業してもみんなに会いに来ようと思います。」


<取材後記>

ユーロセンター・バンクーバーは、国際色の豊かさ、経験豊富なスタッフ&講師陣、ダイナミックで楽しい授業、徹底した個別指導など、学生が語学学校に求める要素が揃った学校です。

校舎も広々として清潔で、自習室やコンピューター・ルームなど気持ちよく学習ができる環境が整っています。学生の非常時には、電話一本でつながる24時間体制のホットラインがあるのも安心です。

スタディー・クラブや自習用課題など、学生の学習意欲を沸き立たせる無料のサポートも充実していて、真剣に学びたい学生にとっては嬉しいかぎり。こういったサービスをどんどん利用すれば、飛躍的に英語が上達することでしょう。取材にご協力いただいた学生さん方も、しっかりと目的を持って勉強に励まれていらっしゃいました。

クオリティー管理に手を抜かず、常に学生にとって最適な学習環境を提供し続けるユーロセンター・バンクーバー。息の長い学校であることにも頷けました。

レポート Jpcanda.com取材班(Nicky)
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