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2010.11.05

GEOS Language Academy, Victoria

『きめ細かなサポートで、初めての留学でも安心な語学学校』
コミュニケーション力を向上させるしっかりしたカリキュラムと、学生サポートの良さに定評のあるジオス・ランゲージ・アカデミー・ビクトリア(以下ジオス・ビクトリア)。講師とスタッフ一同が、学生の英語上達と、ビクトリアでの生活を全面サポートしています。今回は、会話力を伸ばすCEPプログラムと、人気のStudy & Work(Co-op)プログラムについて取材しました。

「学生が当校に満足し、Happyであることが何よりも重要」

Mattさん(マネージャー):京都で英語を教えていたことがあり、日本の文化や食べ物が大好き!旅行をはじめ、スキーやスケート、サイクリング、料理、ワイン作りなど、多趣味な方です。
ジオス・ ビクトリア校の歴史を教えてください。

「当校は1997年1月に開校しました。ESLの1コースのみで、学生数は15名というスタートでした。その後着実に発展を続け、今では世界中から200名近い学生を迎えるサクセスフルな学校へと成長しました。メキシコ、韓国、サウジアラビア、台湾、スペイン、ドイツ、コロンビア、イタリア、ブラジル、スイス、カナダ、日本などからたくさんの学生が学びに来ています。
プログラム数も増え、メインとなるCEP(Comprehensive English Program)の他に、フルタイムのTESL & TECサーティフィケート・プログラムや、非常に人気の高いStudy & Work(Co-op)プログラム、高校準備プログラムを開講するにいたりました。それに加えて多くの選択科目も提供しています。プライベート・クラスもとても人気です。

もう一つ重要な発展を遂げたプログラムといえば、当校のホームステイ・プログラムです。開校当初は15家族ほどのホストファミリーでしたが、今では200家族以上の素晴らしいホストファミリーが年間を通して学生の皆さんを温かくむかえてくれています。

私は開校当時ESL講師として働いていましたが、その後いろいろなポジションを経験しながら、常に当校の成長と共に歩んで来ることができたことを嬉しく思います。」

この学校のモットーとは?

「当校では学生第一と考えています。学生が当校に満足しHappyであることが、私達にとって何よりも重要なことです。スタッフ、講師一同がその同じ気持ちで働いています。

また、『国際理解と異文化間のコミュニケーションの促進に努める』というモットーを掲げ、学生の英語の上達と自己啓発を促す環境を提供しています。英語オンリーポリシーは、そのための大切なルールです。」

貴校と他校との違いは何だと思われますか。

「なんと言っても学生へのケアでしょう。当校ほど学生のケアを親身になってする学校は他にないと自負しています。学校によっては学生のテストの点を上げることばかりに重点を置き、彼らが本当に英語を話せるようになり、英語環境でしっかり暮らしていけるかということには関心を持たない所もあります。逆に学生が楽しいと思える授業のみに留意する学校もあるでしょう。当校では学生の英語を上達させ、楽しく快適な勉強環境を提供するのに加えて、講師とスタッフ全員が、学生のビクトリアでの生活をきめ細かにサポートしています。オープン・ドア・ポリシーで、銀行での口座の開き方や、携帯電話の契約のし方、旅行の予約の仕方など、学生がいつでも相談に来ることができるようにしています。

ビクトリアが留学生にとって勉強しやすい環境なのはどうしてですか。

「ビクトリアは小さな町ですが、フレンドリーで安全な環境です。町並みは英国調で美しく、緑も豊かなので快適に暮らせます。ニューヨークやパリ、バンクーバーのように溢れる娯楽に気をとられることなく、落ち着いて英語の勉強ができる環境でしょう。楽しみを優先させたいなら大きな町がいいでしょうが、真剣に英語を学び成果を出したいならビクトリアに来ることをお勧めします。」


学校の様子

学校周辺には多くの観光スポット ビクトリア中心地にある学校 授業の様子

「英語を学びながら、世界へと視野を広げて欲しい。」

Kyleさん(ESL講師):音楽や課外授業、ゲスト・スピーカーやネイティブ・スピーカーとの会話などを通して学生の好奇心を膨らませ、学ぶ意欲を上げる授業を心がけていらっしゃるそうです。中国で英語を教えた経験もあります。
CEP(Comprehensive English Program)プログラムの概要を教えてください。

「はい。当校のESLにあたるCEPは、会話力を伸ばし、コミュニケーション力をつけるプログラムです。レベルは6レベルあり、12週間で1レベルを終えるカリキュラムなので、長期で学ぶ学生も多いですね。週24時間のフルタイム・コースと週31時間のインテンシブ・コースがあります。プログラムは、午前中のインテグレイティッド・スキル・クラスと午後のアクティブ・リスニング・クラスから成り、インテンシブ・コースはこの午後の授業の後さらに選択科目の受講となります。

午前中のインテグレイティッド・スキル・クラスは、読解力、ライティング力、会話力、リスニング力の4スキルを総合的に身につける授業です。ある特定のスキルにフォーカスをするのではなく、コミュニケーションをとりながら、全てのスキルをバランスよく英語を学んでいきます。学生が自信を持って、様々なシチュエーションのもとで話せるような環境づくりに努めています。

午後のアクティブ・リスニングは、リスニングと会話を中心とした授業になっています。様々な話題を取り上げながら、会話の運び方正しい発音などを練習します。会話を通じて熟語や俗語を学び、リスニング、ロールプレイ、討論などのアクティビティーで実際に使いながら身につけていきます。上級レベルにいくにつれ、言語学的にも文化的にも複雑な状況に対応できるようになっていくでしょう。その場の状況に合わせて、正式な話し方とカジュアルな話し方を使い分けられる様になります。

教科書を使った授業の他に、プレゼンテーションと課外授業もこのプログラムで重要な役割を果たしています。課外授業はコース内容に関連のあるアカデミックなもので、きちんと計画された意義のあるアクティビティーです。クラスで学んだスキルを生活で実践することを目的としています。

インテンシブ・コースの選択科目には、TOEIC、TOEFL、IELTS、ライティング、リスニング&発音スキル、ビジネス・イングリッシュ、文法があり、各自のレベルにあったクラスを講師と相談しながら決めていきます。 これらの選択科目を単独にパートタイムとして(一週間に6時間)受講することも可能です。」

他校のESLプログラムとの違いとは?

「ジオスのカリキュラムには、担任講師との個人カウンセリングが含まれています。各コースの上達レポートに添って、弱点強化法やそれぞれのスキルの勉強方法、目標設定など、担任だからこそできる的確なアドバイスをしています。

またレッスン以外でも、日記のチェックなどを講師に頼むこともできます。」

心に残るエピソードなどあれば教えてください。

「今でも思い出すのは、シャイな日本人女性のNさんという生徒のことです。

Nさんのクラスには、コロンビア人のとても社交的なカップルがいました。持ち前の明るさと人懐っこさで、彼らは毎朝クラスメート全員にハグをしていたんです。その彼らに初めてハグをされた時、Nさんは心臓発作で倒れてしまうんじゃないかと思う程のショック反応を示し、私に苦情を言いに来ました。そこで私はNさんにこう言ったんです。「でもNさん、あなたがカナダに来たのは、様々な文化を持つ他国からの学生と英語を学ぶためでしょう?」彼女は私のその言葉に同意してくれて、1〜2週間後には、自然にコロンビア人の二人にハグができるようになっていました。

そしてなんと、それから2ヶ月ほどたってクラスにコロンビアからの新入生が入って来た時、Nさんは自分から真っ直ぐその学生の前に行き、“Hey, how’re you doing? My name is N” と声をかけハグをしたんです!恥ずかしさを克服して、異文化を受け入れたNさんは素敵でした!私はあの日のことをずっと忘れないでしょうね。」


アクティビティーの様子

ワイン・テイスティング サイクリング 秋の森を散策

「この留学で人生観が変わりました!」

Miyukiさん:GEOSビクトリアで9ヶ月間英語を学ばれました。
留学先に ジオス・ビクトリア を選ばれた経緯を教えてください。

「カナダの中でも気候が良く、大都市ではないことからビクトリアを選びました。学校は、ビクトリアに来てから何校か体験レッスンを受けてから決めました。アットホームな雰囲気と、日本語でのサポートが受けることができるところがこの学校を選んだ理由です。他の学校には、カナダに滞在した後に日本で何ができるか等、日本のことを理解した上でアドバイスしてくれる人がいませんでした。」

この学校のどんな所が好きですか?

「先生やコーディネーターの方々との距離がとても近いことです。日常のなんでもないことを話しに行ったり、プライベートな悩みを相談したり、授業終了後も質問があれば自分の先生がいなくても誰かがサポートしてくれました先生方は気さくでフレンドリーな方が多く、時に先生、時にお父さん、お母さん、友達のような存在でした。何度も何度も私の発音と英語の間違いを直してくれたことに本当に感謝しています。」

ここで勉強してみて面白かったことと、難しかったことをそれぞれ教えてください。

「面白かったことは、他国籍のクラスメートと文化や政治、結婚観など私とは違う価値観について話あえたことです。

難しかったことは、何に関しても自分がどう思うか、どうすればいいと思うかについての意見を求められることです。クラスメートが意見をはっきり発言するのに対して、そのような環境に慣れていない私にとっては難しいものでした。」

学校に関連することで、一番思い出に残っている事は?

「学校に通い始めた直後にあった初めてのプレゼンテーションです。テーマは「CO2を減らすために行われている企業努力」でした。今までに日本語でもプレゼンテーションをしたことがほとんどなかったので、英語では絶対にできないと思いましたが、先生に支えられてなんとか乗り切りました。その後も何度もプレゼンテーションをする機会がありましたが、最初のものが一番印象的で一番緊張しました。」

ビクトリアでの生活はいかがですか?放課後や週末をどのように過ごされているか等を教えてください。

「放課後はヨガの教室に通っていて、天気のいい日はインナーハーバーに行ったり、ドライブに連れて行ってもらったり、友達の家に遊びに行ったりしています。あとは週に3〜4日お土産屋さんで働いています。週末は夏の間は海や公園、キャンプに行きました。週末を使ってバンクーバーやソルトスプリング島にも行きました。ビクトリアの人はのんびりと太陽のある時間を楽しんでいると思います。」

今回の留学を今後どのような形で活かしたいですか?

「帰国後に就職活動をするので、仕事の面で語学力を活かしていきたいと思っています。オーガニックに興味があるので、そういった貿易関連の外資系の会社で仕事ができたらいいなと思います。

私はこの留学で日本について考えさせられ、人生観が大きく変わりました。この経験が今後どのように自分の人生に役立つのか、自分自身大変楽しみです。留学したいという思いがあっても実際留学できる人はほんの一握りだと思いますが、チャンスがあれば本当にお勧めです。」


「Study & Workプログラムを上手に使って留学をより有意義なものに!」

Tomokoさん(Operations Coordinator):ご自身の留学経験をこれから海外に出る人達のために役立てたいという思いから今の仕事を選ばれたTomokoさん。日本、バンクーバー、ビクトリアのジオスに勤めて14年!たくさんの留学生に丁寧なサポートをされています。

Tomokoさんはこれまでジオスの3キャンパスで働かれていますが、ビクトリア校の特徴は何ですか。

「はい。ジオスはカナダでは6校開校されておりますが、ビクトリア校はアットホームでサポートがしっかりしているのが特徴です。困っている学生さんがいれば、みんなで飛びつくようにサポートしています(笑)。スタッフも教師もとても親身になって学生さんの力になりますので、留学が初めての方にも安心して来ていただける環境です。

また、カリキュラムがしっかり組まれていて、どのクラスも会話力が伸びるように作られているのも特徴です。4週間で集中的に学べるTECやTESLのコースもあります。ネイティブスピーカーにも開放しているコースなので、クラスメイトにはカナダ人が混じることもあります。当校はビクトリアでTOEICコースを常設している数少ない学校の一つでもあり、校内では毎月公式TOEICテストも行われています。」

お勧めのプログラムは?

Study & Workプログラムと呼ばれる、Co-opプログラムがお勧めです。

インテンシブ・イングリッシュあるいはスーパー・インテンシブ・イングリッシュを12週以上受講されると、カナダで有給のお仕事もしくは無給の企業研修ができるので、大変人気があります。トレーニング・ワークショップを設け、仕事の探し方や履歴書の書き方、面接の練習などの就職活動サポートもしています。年齢制限がなく、30歳以上でもワークのビザが取れますので、年齢制限のためにワーキングホリデーが利用できない方や、ワーキングホリデーの1年では足りなく、あと1年いたいという方にも良いですね。学生ビザへの書き換えもカナダでできるので、選択肢の一つとしてもっと多くの学生さんに知って欲しいプログラムです。

また、カナダの専門学校や大学に進学したいとお考えの生徒さんには、提携プログラムがあります。インテンシブ・イングリッシュ・コースのレベル6を修了すれば、TOEFLを受験せずに提携プログラムの学校に進学できるのでお勧めです。提携プログラムの学校は、フライトアテンダント訓練校からITの学校まで多岐に渡っています。

学校のロケーションについて。

「ジオス・ビクトリア校は、文化遺産に分類されたSayward(セイワード)ビル内にあります。市内の中心に位置し、ほとんどの観光スポットは徒歩10分ほどで行けます。また、ショッピング街や多数のカフェ&レストランにも徒歩5分という便利さです。たいていの市バスは学校のすぐ前のバス停で停車しますので、車がなくても移動がしやすく大変アクセスの良いロケーションです。ホームステイの家々も、学校からバスで20分以内の所が多く、通いやすい場所だと思います。」


Study & Workプログラムの様子

接客も任されます。 カナディアンの同僚とも仲良しに。 憧れのカフェでの仕事

「友達にも勧めたいStudy & Workプログラム

Ji-Eonさん:Study & Workプログラムを通して、携帯電話の会社で働いた卒業生。
Study & Workプログラムを経験してみていかがでしたか。

「英語だけではなく、カナダ人のお客様への対応の仕方やカナダの文化についてなど、多くのことを学べました。働く前にこの学校で2ヶ月間受講したビジネス・クラスが、とても役に立ったと思います。働き始めた時は、お客様のオーダーが理解できないこともあり大変でしたが、そういう事を乗り越えて強くなり、成長できたと思います。」

学校ではどのようなサポートを受けましたか?

「この学校ではスタッフがいつでも学生の話を聞いてくれます。英語以外のことでも、ビザやホームステイなど、個人的な問題でもサポートしてくれました。就職活動の時には、履歴書作りや仕事探しも助けていただいて、本当にお世話になりました。疲れている時ややる気が失せている時も、スタッフのカウンセリングに励まされました。ジオス・ビクトリアはサポート体制がしっかりしているので、友達にも勧めたいです!」


<取材後記>

英国風の町並みが美しいビクトリア。その中心地に位置するジオス・ビクトリア校は、スタッフや先生方の学生への面倒見がよいことで知られています。取材にご協力いただいた皆さんの丁寧な対応からも、温かさが伝わってきました。校舎も車椅子対応のビル内にあり、こんなところにも学生のケアを第一に考える校風が現れているように感じます。

人気のコープ・プログラムは、学校からの斡旋ではなく、自分でインターンシップ先を探すことで費用をかなり抑えることができるそうです。しかもその場合も学校スタッフができる限りのサポートをしてくれるということで、学生にとっては嬉しい限り。しっかりとしたカリキュラムで英語を学んだ後、カナダで働くという経験を積めば、さらに充実度の高い留学になりそうです。

学生をとても大切にするジオス・ビクトリア校。語学留学が初めての学生にも優しそうな学校です。

レポート Jpcanda.com取材班(Ryoko)
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