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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2008.11.21.

International Language Schools of Canada (ILSC)


『授業時間数とコースを選択、自分のオリジナル時間割が設定できる、バンクーバー有数の大規模校


カナダは、バンクーバー、トロント、モントリオールに3キャンパスを持つ、Student Centred Approachで有名なILSC。学生数1000人を誇る、バンクーバーでも1、2を争う大規模校。学生の希望に合わせた、コース、カリキュラムを設定。週13、17、24、30レッスンとレッスン数が選べ、50を越えるコースの数々から、レベルに合った希望のコースを選択し、各学生オリジナルの時間割が設定できるのが、大きな魅力。

→2002年のILSC取材ページはこちら


★学習に対して、ハングリーな学生が多いです!
(Paulさん:President)

−Paulさんは教育学の修士号をお持ちだと伺いましたが。
「はい、成人教育の分野で、修士号を持っています。1960年半ばにアフリカにフランス語を教えに行ったのを始めに、1960年末には日本で英語を教えたりと、長年、世界を回りながら、教育に携わっています。」

−ILSCの特徴を教えてください。
「はい、まず第一にStudent Centred Approachが挙げられます。要は、当校は、学生を中心として回っている学校だということです。当校では、学生のフィードバック(感想や提案)を大切にし、それに沿ってコース設定、カリキュラム内容、授業構成を変えています。よって、当校が提供するコースは、常に学生の希望によって設定されたものばかりです。授業で使う教材も、毎月最初の週に、それぞれのクラスの学生が希望するもの、興味のある分野についてアンケートを取り、それに合わせて、教師がその月のレッスンプランと教材を用意する形を取っています。学校が準備した教材、コースに学生を当てはめるのではなく、学校/教師が、学生のしたいこと、学習したいことに合わせ授業を作り上げるアプローチを取っているのです。現在は、スピーキング・リスニングを重視するCommunication Program、読み書きを重視するAcademic Program、TOEFL、TOEIC、ケンブリッジなどの英語試験準備を目的とするTest Preparation Programビジネスプログラム、そしてHumanitiesプログラムの5つのプログラムを柱に、50種類以上のコースを提供しています。また、レッスン数も週13、17、24、30レッスンと、留学の目的に合わせて選ぶことができます。

第二の特徴として、学生の学習意欲の高さがあげられます。これは、当校のStudent Centred Approachによって、学習意欲が高まっている結果だと思います。また、当校で勉強する事によって、学生の描く将来のビジョンに一歩近づくこととなり、それも更なる学習意欲につながっているでしょう。よって、当校は、学習に対してハングリーな学生が多いです。」

−ILSCは、創立1991年、今では、バンクーバー校は学生数1000人の大規模校、そして、モントリオール、トロントにもキャンパスを構えますが、成功の秘訣は何でしょう?
「はい、1つは、心から学生のために頑張ろうという気持ちの教師とスタッフが、チームになって、しっかり学校運営をしているのが成功の秘訣だと思います。

次に、現代社会の変化があると思います。というのも、この10〜15年、グローバリゼーションによって、若者や成人がより気軽に海外に出るようになったこと、また、英語が世界の共通語になったこと、そして、若者、成人が英語習得に大きな価値を見出すようになったことが大きいでしょう。言語習得だけでなく、他文化・他言語を学ぶ(ふれる)機会としても留学に大きな価値が付加されていると思います。

最後に、当校がバンクーバーに開校したことも、成功の秘訣と言えるでしょう。カナダは、美しいだけでなく、治安も良い事から、留学先、語学研修先、旅行先に選ばれる傾向にあり、その中でも、マイルドな気候もで、山と海に囲まれて美しく、安全なバンクーバーが、ESL学習のキャピタルとも言うのでしょうか、言わば、ESL学習の中心地になっているからです。」

−今後、更なる拡大の予定はありますか?カナダの他都市への進出などもお考えですか?
「今後も他都市にILSCのキャンパス開校を考えています。しかしながら、カナダではありません。カナダ国内には、バンクーバー、モントリオール、トロントを3大都市にキャンパスを構えているので、次は海外進出を考えています。」
(注:ILSCは、既にインドにもキャンパスを持っています。)


★英語が話せるようになって帰国した同僚達、これが私がILSCを選んだ理由です!
(Kanaeさん:学生)

−留学を決めた理由を教えてください。
「はい、実は、高校時代から、留学したいと漠然と思っていました。高校を卒業後、ホテルの専門学校を経て、横浜のホテルに就職しましたが、やっぱり英語を話すお客様と思ったほどコミュニケーションが取れませんでした。そんな中、同期の仲間がバンクーバーに留学し、とても良かったと言っていたので、留学を決意しました。」

−ILSCを留学先に決められたのは、どうしてですか?
「はい、最初は、どこの学校に行こうか色々調べたりしましたが、かえって見すぎて混乱してしまいました。最終的に、同期の仲間がILSCをすごく薦めてくれたので、ILSCに決めました。また、もう一人、仕事の仲間がILSCで勉強していて、2人とも英語がとても良くしゃべれるようになって帰って来たので、これなら!と思い、ILSCに決めたのです。」

−学校はいかがですか?
「はい、学校は、ILSCにして本当に良かったと思います。先生がすごく良い!ですね。質問すると、ランチタイムでも休み時間でもきちんと丁寧に教えてくれます。また、面白い先生が多いです!先生を始め、スタッフがとてもフレンドリ−で、ILSCを選んで本当に正解でした。」

−レベルは、上がりましたか?
「クラスは、入学当初は、B3で、今(7ヵ月後)は、I4とA2の間です。今は、午前中はマーケティングのクラスをとり、午後はJob Interviewのクラスをとっています。午前中も午後も、なんと日本人は、クラスで私一人です。」

−友達は増えましたか?
「クラスを通して、友達が沢山できましたが、やはり文化が似ているせいか、アジアの学生の方と仲良くなる傾向にありますね。なので、韓国や台湾の友達が多いです。学校が終わっても、Eメールで連絡を取り合っています。また、来年はお互いの国(日本と韓国)を訪問する予定をたてています。」

−カナダ到着時から、同じホームステイ先に滞在されているそうですが、いかがですか?
「はい、とても良いステイ先なので、到着時からずっとお世話になっています!両親と14歳になる娘、12歳になる息子の4人家族で、とても親切です。夏休みは、家族旅行でオカナガンに一緒に連れて行ってもらいました!共働きなので、食事は朝はシリアル、昼はサンドイッチといういわゆるカナディアンの食事ですが、夕食は必ず家族一緒に食べますし、私のためにご飯を炊いてくれる事もあります。」


★しっかりとしたレベル分けで、英語を能率的に上達させます!
(Aires先生:Academic Preparation Program+TESOL & TYL Prep Director)

−経歴を教えてください。
「はい、私は、大学で第二言語教育論を専攻し、公立学校で、FSL(French as a second language)を担当するフランス語教師として13年ほど勤務しました。しかしながら、現場の教師では、毎日の授業に追われ、できることも限られていたため、カリキュラム作成や改正など、アドミニストレーションの分野で働きたいと思うようになったのです。ILSCでそのポジションが空いたので、ILSCで勤務するようになりました。今では、Academic Preparation Program、 TESOL & TYL Prep Directorとして、アカデミックコースと、TESOL TYLのコースをまとめています。」

−ILSCには、50以上のコースがあると聞きましたが、日本人に人気のコースは何ですか?
「そうですね、全般的にリスニングとスピーキングを重視するコミュニケーションプログラムが日本人学生に人気だと思います。初中級のレベルの日本人学生は、特にその傾向があります。

レベルが高くなると、受講できるコースも増えてくるので、ビジネスコースやHumanitiesコースが人気の傾向にあります。他には、TYL(4週間で12歳児までの学生に英語を教える)コースも人気ですね。1週間のプラクティカムも含め、4週間のコースなので、時間が限られた学生でも受講可能なのが、人気の理由かと思います。このコースは、現在2ヶ月先まで満席となっています。」

−レベルは、スキル別の設定ですか?
「はい、リーディング、ライティング、スピーキング、リスニングの分野で、スキル別にクラス分けをしています。例えば、日本人は、リーディングやライティングが強く、スピーキングやリスニングが弱い傾向にあり、ブラジルなど南米の学生は、その逆の傾向にあります。なので、スキルごとに、自分にあったレベルで勉強できるようにし、そうする事で、各スキルの上達が速まると思います。」

−上のレベルに上がるには、テストがありますか?
「はい、クラスにより判断の仕方は異なりますが、上のクラスに上がるには、進級テストに合格する必要があります。コミュニケーションクラスでは、面接試験と学生の授業中の態度、課題への取り組みなどで総合的に判断します。逆にアカデミッククラスは、筆記試験と面接試験により判断します。また、月に5日以上欠席すると、出席点が足りないという理由で、翌月に上のクラスには上がれません。学校の判断に不満のある学生は、プログラムディレクターにレベルをChallenge!することも可能ですが、95%のケースで、学校側の判断が正しいという結果になっています。」


★ポジティブに楽しみながらっていうのが、僕のモットー!
(Sebastianさん:ドイツからの留学生)

−留学の理由を教えてください。
「はい、国際ビジネスの更なる理解を目標に留学を決めました。ILSCのクラスで、ビジネス英語の語彙を増やすのと同時に、日本、中国、ブラジルなどの学生と共に学ぶという、ドイツではないインターナショナルな環境で、他の学生の文化を学びながら、視野を広げるチャンスだと思いました。」

−今受講しているクラスは、何ですか?
「はい、午前は、ビジネスマネージメントのクラスをとり、HRについて勉強しています。クラスは、10人ほどで、日本、韓国、中国、ブラジルなど、色々な国の学生がいます。午後は、インターナショナルビジネスのクラスを取っています。授業では、新聞の記事を読み語彙を増やしたり、最近のニュースについてディスカッションをしたりします。また、先生のビジネス経験などを聞くのもとても楽しいです。もう少ししたら、インターンシップ開始です。HRの分野で、インターンシップできたらと思っています。」

−Sebastianさんは、Language Patrolもされているそうですが、どのようなことをするのでしょうか?
「はい、Language Patrolは、ILSCの各キャンパスに一人いて、学生がキャンパス内で、母国語を話していないかチェックして回る係です。もし、母国語を話す学生を見つけたら、学生登録番号と名前を記録し、学校に伝えます。僕は、母国語を話してはダメだぞ〜といって回るのではなく、みんなで英語を話そう〜ってポジティブに明るく言いながら教室を回るようにしています。何事に対しても、ポジティブに楽しみながらって言うのが、僕のモットーなのです。」


★学校と授業の風景
黄色の看板が学校ビル
入口ラウンジ付近の
学生を集めてチーズ!
しっかり勉強する
クラスの様子

ハロウィンの
仮装パーティー

学校アクティビティー
ラフティング
ホームステイ
家族とゲームを楽しむ


★Co-opはとても貴重な体験になるでしょう!
(Jenniferさん: Co-op Education Program Director)

−Co-op Education Program Directorとしての仕事について教えてください。
「はい、まず学校開始直後に、学生とお会いする時から、私の仕事が始まります。この時点でのカウンセリングの目的は、私が学生について、理解を深める事です。例えば、学生のゴールは何か、どのような職歴、学歴があるのか、Co-opで何を得たいと考えているか、そして学生の性格などです。カウンセリングをする上での、とても重要な情報です。

Co-opの時期が近づいたら、実際に学生のプロフィールと希望のCo-op分野をもとに、Co-op先を決めます。実際にCo-opが始まってからも、フォローアップをしたりするのも私の重要な仕事の1つです。Co-op中は、ウィークリーレポートをEメールで提出してもらっています。学生が、毎日Co-op先でどのような事をしているのか、またどのような事を学んでいるのか、レポートを読む事で、把握しています。そして、問題や悩みがある場合は、Eメール又は電話でいつでも連絡をとるように、常にお願いしています。

Co-opが修了する頃には、私がCo-op先に出向き、学生とスーパーバイザーに会い、Co-opの総まとめをします。そして、ILSC Co-op Programのサーティフィケート授与となります。」

−Co-op先はどのようにして決めるのですか?
「はい、当校で用意する産業のリストから、Co-opをしてみたい産業を3つ選んでもらいます。産業のカテゴリ−をいくつか挙げますと、Tourism & Hospitality、Marketing & Marketing Research、International Trade、Event Management、Hotel Management、School & Educationなどがあります。学生が選んだ希望の3つの産業から、Co-op先を、学歴、職歴、英語力など総合的にみて決定します。」

−Co-op先にはどのような会社がありますか?
「Co-op先は、例えば、Tourism & Hospitalityの分野では、マリオット、ルネッサンス、フェアモントなどの一流ホテルがあります。仕事内容は、過去の経験、そして英語力によって決まります。また、Co-op期間も仕事内容を左右します。Co-op期間が長ければ長いほど、職場にも慣れ、より責任の重い任務を任せてもらえます。最近の例では、日本でHuman Resourcesにおける学位を持ち、その分野で数年の経験のある学生が、ホテルのHRでCo-opをしています。彼女のオフィスには、デスク、コンピューター、電話があり、他の社員2人とスーパーバイザーの4人チームになって勤務しています。現在は、非常時のマニュアルの改訂版を作る作業をするとともに、HRに寄せられる質問に対応しています。

School & Education分野のCo-opでは、地元の小学校や高校に出向きます。日本人のある学生は、今、小学校でPhysical Education(体育)のCo−opを行っています。彼のウィークリーリポートには、どのようなアクティビティーをしたか、色々書いてあり、楽しく読んでいます。」


★Greystoneカレッジで、将来のキャリアを切り開きましょう!
(Francesさん:Greystone College Director)

−Greystone Collegeについて教えてください。
「はい、もともとは、ILSCキャリアカレッジだったのを、2006年に
Greystone Collegeと改名しました。留学生だけでなく、カナダ人学生にも門戸を開いています。卒業生や在校生の紹介で入学する学生が多いため、現在では留学生や新移民の学生が多く通っています。」

Greystone Collegeには、通う利点は何でしょう?

「はい、当校は、ESLとカナダのアカデミックな大学や、キャリアの専門カレッジの橋渡しをする学校として、大きな意味があると思います。カナディアンスタイルの学校で、カナダ式の勉強法を用いて勉強する一方、教師が、留学生など英語を母国語としない学生の対応に慣れているので、授業はとてもわかり易いです。また、フレンドリーな教師やスタッフに囲まれ、常に温かさが感じられる学校だと思います。プログラムとしては、ビジネス、ツーリズム、ホスピタリティー、そしてTESOLプログラムを開講しています。」

Greystone Collegeには、ILSCのある一定のレベル以上なら、テストやTOEFLのスコアなしで、入学が許可されるのですか?
「はい、レベルによりますが、TESOLやビジネスはA(Advanced)1以上、そして、ツーリズムのコースは、I(Intermediate)4以上から、テストなしで入学が可能です。」

−Greystone Collegeの卒業式は、特別と聞きましたが。
「そうですね、正式な卒業式を行い、学生は皆きちんとガウンを着て、参列します。ガウンを着て、正式な卒業式を行うからこそ、どれだけしっかり勉強したか身にしみて、涙を見せる学生が多いですね。インテンシブでハードなコースばかりなので、予想以上のものをしっかり学べたという嬉し涙だと思います。」



★入学日から卒業まで、出来る限り学生サポートをいたします。
(Hiromiさん:日本人カウンセラー)

―Hiromiさんは、カウンセラーとして、どのようなことをされるのですか?
「はい、学校入学初日の日本語でのオリエンテーションから、卒業の日まで、生活のこと、クラスのこと、何でもできる限りサポートさせて頂いています。学生さんと、先生、ホームステイコーディネーター、アクティビティーコーディネーター、プログラムアドバイザーなどの間に入り、橋渡しの役目をしています。

また、上級ESLレベルの方には、当校姉妹校のGreystone Collegeへの編入や、バンクーバー以外の都市で勉強/生活をされたい方には、トロントやモントリオール校へ編入のお手伝いもしています。


 


<取材後記>


ILSCは、バンクーバーでも1、2を争う大規模校。学校に足を一歩踏み入れると、さすが学生数1000人規模の学校、大きい!の一言につきます。(しかも、この学校ビルは、自社ビルだそうです!)

この学校の特色は、何と言ってもStudent Centred Approachだと思います。学生の声を大切にし、学生の希望に沿って、コース、カリキュラムの変更を随時しているそうです。スタッフの方も、コース名を覚えるのが一苦労というくらいコース数(50以上!)があり、なおかつ、学生の声によって、コースも随時変更になるので、把握するのが大変そうです。でも、逆に学生として通学するなら、長期留学でも、これだけ選択コースがあれば、やりたいこと、興味のあるコースが見つかり、安心して通える学校でしょう。

また、上級レベルの学生は、Co-opプログラムや、姉妹校であるグレイストーンカレッジに編入でき、その際には授業料もそのまま移行できるとの事です。そして、バンクーバー以外のカナダの大都市、トロント、モントリオールでも勉強してみたいという方には、ILSCのトロント、モントリオール校への編入もできます。編入手続きも日本人カウンセラーのひろみさんが、手伝ってくれるので簡単です。

楽しく、そしてしっかり英語力をつけたい方は、一度覗いてみる価値のある学校だと思います。


レポート Jpcanada.com取材班(kiki)

 


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