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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2008.10.24.

Language Studies International (LSI) 


『国際色豊かな環境でしっかり勉強しよう!ケンブリッジ英検対策で知られる学校

イギリス、アメリカ、オセアニア、ヨーロッパに広がる40年の歴史を誇るLSIのカナダ、バンクーバー校。日本人が少なく、ヨーロッパ、南米からの学生など、アクティビティーを通してインターナショナルな友人を沢山作れるのが魅力。一般ESLだけでなく、ケンブリッジ英検対策にも強く、しっかり勉強したい学生向けの学校。カナダのトロント校や、世界のLSIキャンパスへのトランスファーも可能。 有給/無給のプラクティカムもある。


★日本人は勤勉でよく勉強するので、英語力向上も早いです!
(Christopherディレクター:カナダ、ヨーロッパ、日本とESL教育に長年携わっているベテラン。)

-LSIは、勉強をしっかりさせてくれる学校だと聞きますが、貴校の特徴を教えてください。
「はい、LSIでは、アカデミックな面を重視し、ESL一般英語だけでなく、ケンブリッジ英検対策プログラムに強いのが特徴です。当校では、ケンブリッジ英検が、TOEIC/TOEFLよりしっかりと総合的に英語力を審査するテストだと判断し、結果、ケンブリッジ英検対策の勉強をすれば、英語力全般をより効率的に伸ばせると考えます。よって、中級レベル以上の学生には、ケンブリッジ英検コースを勧め、今では、在校生の1/3がケンブリッジ英検コースを取るまでに至ります。ケンブリッジコースは、一般ESLコースよりハードで、宿題も多く大変ですが、英語力が伸びるのが早いと評判です。ケンブリッジ対策コース受講には、中級レベル以上の英語力保持者というのが条件ですが、もし、英語力が規定に満たない場合は、その前段階として、3週間のPre-Cambridge(準備)コースもあります。

次に、学校全体で、きちんと勉強するアカデミックな環境が整っていながらも、フレンドリーさをも忘れていない点があげられます。クラスは、1クラス14名までとなっていて、非常に国際色豊かです。日本、韓国人留学生に偏りがちなバンクーバーのESL学校のなかでも、当校は、ヨーロッパ、南米からの学生が多く、逆にアジアからの学生は少なめです。なので、日本人が少ない学校を探している方、インターナショナルな友人を沢山作りたい方に特にお勧めです。現在は、在校生120名おりますが、学生の国籍は18カ国にものぼります。そして、1週間や2週間の短期の学生ではなく、ESLもケンブリッジコースにおいても、12週間以上連続して受講する学生が多いのも、当校の特徴です。

そして、当校の教師は長年勤務している者が多いのも特徴(自慢?)ですね。一般的に、ESL教師の入れ替わりが激しいと言われるこの業界で、10年プラスの勤務者が多いのは、当校が教師を良い待遇で迎えていることと、教師に合った人材を揃えていることの2つがあげられると思います。私は、教師を雇う際に1つ気をつけていることがあります。それは、良い教師を雇うのではなく、良いキャラクタ-の教師を雇うということです。トレーニングをすれば、良い教師には誰もがなれると思います。しかしながら、良いキャラクターというのは、その人が持っているもので、トレーニングでどうにかなるといったものではないからです。

最後に、学生の留学生活を有意義で思い出深いものにするために、スタッフによるサポートシステムもしっかりしています。学校生活やホームステイは、スチュ-デントサービスコーディネーターのCARLYが先頭になって、やっています。また、学校で友達を沢山作れるよう、アクティビティーも盛んです。緊急時などは、日本語を話せるスタッフもいるので、安心だと思います。」


−LSIでは、入学初日のオリエンテーションをしっかり行うそうですね。
「全くその通りです。学校初日のオリエンテーションは、しっかりやるようにしています。1時間かけて、留学中の心構え、学習活動について話します。改めて、留学の理由・目的をはっきりさせることで、とるべき動作、するべきことが、はっきりします。

例えば、ESL学校の中には、English Onlyのルールを作り、守らない学生には罰金や罰則を定めている所もあります。私は、英語が話せないからといって、子供を扱うような罰金罰則制度はおかしいと思います。当校では、オリエンテーションでしっかり留学の目的について話しているので、母国語を使う学生はいませんが、万が一母国語を話す学生がいた場合でも、罰金罰則ではなく、校内で母国語を話すことが英語力向上においてどういう結果を生むか、話しあう方法をとります。というのも、当校では、学生を成人・大人として接するからです。

もちろん、何かわからないときに、英語で質問する方法を知らなければ、母国語に頼らざるを得ないのは当然です。日本人留学生は、英語を沢山知っていてもコミュニケーション方法を知らない学生が意外に多いものです。なので、もしわからなかったらどういう行動を取るべきかわかってもらいたいので、オリエンテーションではロールプレイまでして、はっきりしない事をはっきりさせる質問方法を学びます。」


★就職活動を視野に入れて、英語力向上を目指します!
(Takeshiさん:北海道出身、英文学科卒。ケンブリッジ英検対策コース受講中。英文科卒と胸を張って言えるよう、英語力を磨きたいという。)

−バンクーバー留学を決めたきっかけは何ですか?
「はい、大学卒業後、3年バーで勤務しましたが、そろそろ転職をしようと思い、就職活動ならTOEICの点も含め英語力をあげておかなくてはということで、カナダ行きを決めました。今回は、旅行もしたかったので、ワーキングホリデービザを取得しました。LSIに学校を決めたのは、日本にいる友人の友人がカナダならLSIが有名と言っていたので、自分で調べ、入学の手続きをしました。校長先生に、『TOEICの点を上げたいなら、ケンブリッジ英検のコースを取るとTOEICの点だけでなく、英語力全般が上がる』とケンブリッジコースを勧められ、ケンブリッジコースを取ることにしました。最初の3週間は、Pre-Cambridgeといって、ケンブリッジプログラムの準備コースのようなものを取りました。」

−学校・授業はいかがですか?ご満足されていますか?
「はい、とてもラッキーだったと思います。日本人が全体でも5人と日本人が少なく、しかも国籍がとても豊かなので、色々な国からの学生と友達になれます。放課後や週末に、一緒に飲みに行ったりします。学生も先生も良い人ばかりですね。」

−ホームステイの経験もされたそうですね。いかがでしたか?
「はい、とても良いファミリーでした。ファザー、マザーに17才の息子の3人家族ですが、この息子がすっごい大人でびっくりしました!おばあちゃんのお誕生日パーティーや、イングリッシュベイなどに一緒に連れて行ってもらいました。最高!でしたが、家でお酒を飲んではいけないというルールがあったので、1ヶ月でアパートに移りました。」

(写真:クラスの集合写真。Takeshiさんは左から2番目。)


★正しい英語を使えるよう、しっかり指導します!
(Steve先生:LSI勤務歴14年になるベテラン。上級クラスを担当。)

経歴を教えてください。
「はい、大学で言語学を専攻し、1994年に卒業しました。それ以来、ここLSIでESL教師として勤務しています。現在は、修士課程コースを履修中です。この14年間で、1Aから4Bまで全8レベル、TOEIC、TOEFL、ケンブリッジ英検、発音など、あらゆるコースを担当してきました。学生が、英語という言語をきちんと使えるようになるよう、英語上達の過程を最大限にサポートする事にやりがいを覚えます。また、学生がより良い仕事に就けたり、学生同士インターナショナルな友達の輪を広げていく姿を見ると、とても嬉しく思いますね。」

−現在はどのクラスを担当されていますか?
「午前は、4Aという一番上のESLクラスを担当し、午後は、ケンブリッジのCAEといって上級のケンブリッジ英検のコースでスピーキングとリスニングを担当しています。ともに、ヨーロッパ(スイス、ドイツ、フランス)を始め、南米(メキシコ、ブラジル、コロンビア)など国際色豊かなクラスになっています。」

−今日のケンブリッジ英検対策のクラスでされたことを教えてください。
「はい、ケンブリッジ英検対策のクラスでは、基本的に、対策用の問題集を使って授業を進めます。僕が担当している午後のクラスは、スピーキングとリスニングを重点的にカバーし、ケンブリッジ英検と同じ形式の問題を実際に行います。例えば、会話を聞き、そのトピックについての選択問題に答えたり、2-3分のスピーチを聞き、その後にそのスピーチについて書かれた文章の穴埋めをしたり、また5人の会話を聞き、どの人がどの気持ち(ハッピーやアングリーなど)かのマッチングなどなど、本当のケンブリッジ英検の模擬形式です。」


★バンクーバー、そして、LSI、また戻ってきました! 
(Vanessaさん:スイスからの留学生、去年の夏にLSIで知り合った友達といまだにメールなどで連絡を取り合っていると言う。)

Vanessaさんは今回バンクーバー留学が2回目だと伺いましたが。
「はい、そうです。去年の夏に2ヶ月、ここLSIでESLを勉強しました。とても良かったので、また今回3ヶ月の留学を決めました。今回は、ESLでなくケンブリッジ英検のコースを取っています。」

−なせ、バンクーバー、そしてLSIで勉強することにしたのですか?

「はい、私は足が不自由なので、車椅子が必要なのです。よって、留学の第一条件として、車椅子のアクセスが整備されている、車椅子フレンドリーな街と学校を選ばなくてなりませんでした。エージェントに聞いた所、この学校を薦められました。費用の面でも、イギリスと比べ、安価なので、バンクーバーに決めました。去年、2ヶ月滞在して、車椅子でも比較的簡単に色々行動できるので、快適でした。毎日通学にバスに乗りますが、車椅子でも問題なく、乗り降りできます。」

−去年と今年と英語力を比べて、どの位伸びたと思いますか?
「自分ではあまり気が付かないのですが、ホストファミリー(去年も同じステイ先に滞在)に、去年と比べるとよくしゃべれるようになったと言われますね。また、今回、ケンブリッジ英検のプログラムを受講していますが、初日のクラス分けテストで、CAE(上のクラス)に入るように言われたので、だいぶできるようになったのだろうと思います。」

−今回のカナダ滞在で、絶対してみたい!ということはありますか?
「はい、是非、ロッキー山脈に旅行に行ってみたいと思います。今、車椅子で参加できるツアーがあるか、調べています。」


(写真: Vanessaさんのクラス授業風景、Vanassaさんは、写真左。)


★地球の裏側で生活していても、見ているTVはドラゴンボールと同じだったりします!
(Mia先生:LSIでの教師歴は、短いものの、既に学校1、2を争う人気の先生だという。エネルギッシュでテンポの良い授業が人気!)

ESL教師になられたきっかけを教えてください。
「はい、アメリカオレゴン州のサウスオレゴン大学で、国際関係学を専攻しました。卒業後、一年ほど日本で英語を教えながら、日本語を学びました。その後、主人がカナダ人なので、バンクーバーに移り、しばらくは、移民のためのESL学校で教えていましたが、今年の2月にLSIに移り、今に至ります。」

−現在はどのクラスを担当されていますか?また、どのようにクラスを進めていらっしゃいますか?
「午前は、2Bという中級クラスを担当し、午後は、ケンブリッジのFCEといって最初のレベルのケンブリッジ英検コースを担当しています。午前のクラスでは、今日はIF節について勉強しました。『もし、ロッキー山脈に行くなら、私は、何々するだろう』というように例文を作って練習しました。最後に、次の時間への導入として、同じIF節でも異なる用法である仮定法を紹介しました。午前のクラスは、一般ESLのクラスなので、スピーキング、リスニング、ライティングと色々混ぜ、テンポの良い授業にしています。このクラスは、学生が13人で、メキシコ、スペイン、ブラジル、トルコ、ポーランド、コロンビア、そしてカナダのフランス語圏ケベック州からの学生がいます。

午後のケンブリッジ英検のクラスでは、規定の教科書(問題集)に沿って授業を進めていくので、授業の雰囲気がガラッと変わります。2時間の授業のうち、最初の1時間はPHRASAL VERBのスピーキングの練習で、2時間目はリスニングの模擬テストを行いました。このクラスも、学生が12人で、韓国、日本、スイス、メキシコ、ブラジル、スペインからの学生と国際色豊かです。」

−ESL教師をしていて、いかがですか?
「はい、私の父が教師をしているのですが、正直自分が教師になるとは思ってもいませんでした。でも、教師になってみて、色々なバックグランドの学生と出会い、彼らの文化を学び、地球が小さく思えるようなりました。例えば、地球の裏側で生活している学生でも、食べ物やテレビの話で盛り上がったり、皆、ドラゴンボールを見ていたりというようにです。また、学生の英語上達を効率良いものにするために、教材を作ったりするのも、やりがいを覚えますね。そして、毎日が同じ作業の繰り返しでなく、新しいこと、違う事に挑戦するのも楽しいですね。」



★学校と授業の風景
学校受付の様子
学生ラウンジ
夏のアクティビティー
ビーチでBBQ

国際色豊かな
クラスの様子

インド料理に挑戦!
学校アクティビティー
野外アクティビティー
カヤッキング



留学が実り多いものになるよう、しっかりサポートします!
(Carly:Student Services Coordinator、色々な国からの学生と出会え、文化交流を楽しんでいるという。日本滞在経験もある。)

−Student Services Coordinatorという肩書きですが、実際どのような仕事をされているのですか?
「はい、もともとはホームステイコーディネーターをしていましたが、そこから広がって、学生のホースステイや学校の授業のフォローアップ、そしてアクティビティーの管理など、学生サポート全般を担当するようになりました。夏の間は、アクティビティーコーディネーターといって、アクティビティーを専門に担当するスタッフがいますが、それ以外の時期はアクティビティーも私が担当しています。」

−ホームステイというと、知らない人のお宅に滞在するので、ちょっと不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、貴校ではどのように対応されますか?
「はい、当校のステイ先は、私が選んだ200くらいのファミリーから成っています。どのファミリ−とも密に連絡を取り合って、私がきちんと把握し、自信を持って薦められるステイ先ばかりです。当校のステイ先は、小さな子供のいる家庭が多く、留学生をお世話したいという気持ちでいっぱいの家庭です。滞在開始一週間後に、アンケートを取り、学生がステイ先と学校生活をどのように過ごしているか、満足しているか、問題はないかなどの確認をしています。最初の一週間が、カナダ滞在経験が良い思い出か悪い思い出になるかを決める大切な時期だと思うので、正直に感想を書いてもらっています。もちろん、内容によっては、学生と直接話したり、ステイ先の変更も行います。」

−学校アクティビティーはどのようなことをするのですか?
「はい、週2-3回、放課後に学校アクティビティーを設定しています。より多くの学生が気軽に参加できるよう、無料かもしくはリーズナブルな料金のものが多いです。例えば、夏は毎週金曜にビーチでBBQパーティーをします。毎週70-80名もの学生が集まります。他には、ライトハウスパークへハイキングや、映画館、美術館/博物館に行ったりします。冬は、ホッケーの試合へも行きますね。その他、週末の小旅行は提携先のWESTTREKのツアーに参加することができます。学生向けのリーズナブルなツアーで、また他の学校の学生も参加しているので、LSI以外の学生と知り合う絶好のチャンスです。大人気のロッキー山脈への旅、ビクトリア、シアトル、そしてワイナリーツアー、シャチ/鯨ウォッチングのツアーなどもあります。」 



<取材後記>

LSIは、受付の方の気持ちの良い挨拶に始まり、とても気持ちの良い感じのする学校です。ディレクターを始め、スタッフがフレンドリーで、しっかり勉強させる厳しさの中にも、温かさがある印象を受けました。

コースは、一般ESLとケンブリッジ英検対策が中心で、学生の多くが、12週間以上申し込んでいて、短期の学生は比較的少ないように思いました。学生の国籍は、統計上はもちろん、校内を歩いて見てまわれば、一目瞭然という位、とてもインターナショナルです。ケンブリッジ英検は、ヨーロッパで認知度が非常に高いことから、ケンブリッジコースに重きを置くLSIは、当然のことながら、ヨーロッパからの学生が多く学んでいます。

自分のクラスメートだけでなく、学校アクティビティーを通して他のクラスとの友達と話したり、友達になる機会も多々あります。また、週末の旅行に参加すれば、他の学校の学生とも知り合うことができるはずです。インターナショナルな友達を沢山作りたい方、そして、しっかり勉強して結果を出す留学をされたい方にお勧めです。


レポート Jpcanada.com取材班(kiki)

 


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