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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2008.07.25

Vancouver Career College  



『短期の申込も可、カナダ人を対象としたインターナショナルなキャリアカレッジ


カナダ最大手の私立キャリアカレッジ(職業訓練校)EMINATA+グループ傘下のバンクーバーキャリアカレッジ(以下VCC)。カナダ人学生と一緒のクラスで勉強でき、また短期の申込も可能なのが、大きな魅力。コースによっては、就学期間と同じ期間働ける就労ビザや、プラクティカムビザの取得もでき、カナダで勤務経験を得たい方にお勧め。英語力が規定に満たない学生には、付属のESLコースもある。

→2002年のVCC取材ページはこちら


★『英語プラス何か』をしっかり身につけ、充実した留学生活を送りましょう。
(Michaelさん、ディレクター:教育産業17年目のベテラン。日本、韓国、トルコ、イギリス、カナダとESL教育産業にて経験あり。BCITでマネージメント職3年を経て、VCCの現職に就任。)

−VCCとは、どのような学校ですか? 特長を教えてください。
「まず第一に、当校は、カナダ全土に広がるカナダ最大手の私立キャリアカレッジ(職業専門学校)EMINATA+グループの学校だということです。規模が大きく、母体もしっかりしているので、色々な面で安心です。プログラムにおいても、ビジネス、ホスピタリティー、貿易、ヘルスケア-関係、コンピューター関係、そして、電気配線/水道管工事など、幅広い分野のプログラムを提供しています。

次に、バンクーバーなど留学生が多い大都市では、ESL学校がESLの延長としてビジネスプログラムを提供していることが多いのに対して、当校は、カナダ人を対象としたインターナショナルキャリアカレッジであることです。よって、学生も地元の学生が95%を占め、留学生は、5%と少数派にとどまっています。(キャンパスによっては、5%以下)バンクーバー校のプログラムは、留学生と地元のカナダ人学生が上手く混ざり、インターナショナルな学習環境のもと、授業が進められているので、特にお勧めです。

第三の特長は、当校では、比較的短期での申込が可能な点です。短期のプログラムがあるだけでなく、1年や2年のディプロマプログラムでも、モジュールごとに申込ができます。(プログラムによっては、不可の場合もあるので、詳しくはお問い合わせください。)留学期間が限られている留学生や、経済的な事情から、長期通学が難しいカナダ人学生のニーズに応えた、学生フレンドリーなシステムになっています。

また、先日、Vancouver Career College English Language Centreと名称を新たにし、付属のESL学校を開設しました。この学校は、キャリアカレッジには、英語力不足で入学許可が得られない方を対象とし、短期間でキャリアカレッジ入学に向け、英語力を伸ばすことを目的としています。校舎を、VCCキャンパス内に構えているため、授業はESL学生と受けるものの、一歩教室を出れば、カナダ人学生が勉強するカナダのカレッジと変わらない環境になり、カナダ人学生とおしゃべりをしたりという交流のチャンスが得られるのが、大きな魅力だと思います。」


−VCC留学に興味を持たれた方にメッセージをお願いします。
「留学となると、不安も多いでしょうが、どうぞご安心なさっていらしてください。英語力に不安を覚える方もいらっしゃると思いますが、当校付属のEnglish Language Centreでしっかり英語力を伸ばしてから、キャリアプログラムへ編入できるので心配ありません。

最近では、留学と一言に言っても、英語プラス何かをしっかり学んで帰ってこそ、成功した留学と言える時代になりつつあると思います。留学で語学の勉強をして帰るだけでは、もはや足りないのです。当校には、そういった英語プラス何かを学ぶキャリアプログラムが沢山用意されています。また、せっかくのカナダ留学の機会ですから、当校にて、留学生だけとでなく、カナダ人学生とともに学ぶ環境を、一人でも多くの方に体験して頂けたらと思います。」



★カナダ移民を目指して、頑張っています!
(Yumiさん:日本では歯科衛生士。、現在、コースも修了し、仕事探しをしているという。)

−バンクーバーキャリアカレッジで勉強することを決めた理由は、何ですか?
「はい、私は日本で歯科衛生士なので、カナダでも歯科衛生士になりたいと思いました。カナダでは、予防歯科を重視する傾向があり、歯科衛生士の認識が日本よりも高いので、日本で働くより、やりがいがあると思いました。バンクーバーキャリアカレッジに決めたのは、大手の学校なので、潰れたりという心配がないことと、カナダ人と一緒に勉強できるからです。将来、カナダで働こうと真剣に考えているので、留学生と学ぶ生ぬるい環境よりも、カナダ人と肩を並べて、必死に頑張るほうが将来のためだろうと思いました。

今回、受講したコースは、コミュニティーヘルスケア-プログラムです。とりあえず、このプログラムを修了して、リブインケア-ギバーになるのが、移民になる一番の近道だと思ったので、このプログラムの受講を決めました。また、移民になれたら、カナダで歯科衛生士の道に進みたいので、医療英語を勉強しておきたいと思ったのも、このプログラムにした理由の1つです。」

−授業はいかがでしたか?
「とても良かったです。私のクラスは、18人と大きめでしたが、日本人は、私一人だけでした。私の場合、会話は大丈夫なのですが、文法が苦手なので、教科書を読むのが大変でしたね(笑)。医療の分野を目指す学生は、もともと面倒見が良いのか、クラスメートは皆親切で色々教えてくれ助かりました。先生も、休み時間でも、メールでも質問を受け付けてくれました。また、英語が母国語でない学生もしっかりついていけるように、黒板に書いてくれたり、時には、私が書き終わるまで待っててくれたりしましたね。本当に、クラスメートや先生に恵まれました。

最後に、このクラスを取って、一番良かったのは、何と言っても度胸がついた点ですね。『私は、これができます!』って自信を持って言えるようになりました。」


★将来は、クリエイティビティ-を生かした仕事がしたいです!
(Neilさん:コンピューターグラフィックスコースを受講中。カナダ人学生。)

このプログラムを取ろうと思ったきっかけは?
「BCIT(バンクーバーの公立職業訓練校)で、建築のディプロマを取ったのですが、思ったよりドライな分野でした。より、クリエイティブな仕事につきたいと思い、コンピューターグラフィックスに興味を持つようになったのです。他の学校のコンピューターグラフィックスコースもリサーチしましたが、バンクーバーキャリアカレッジが、やりたい内容を全てカバーしていたのと、一番短期のプログラムだというので、このコースに決めました。」

−クラスでは、どのようなことをするのですか?

「はい、プロジェクトの課題が頻繁にあり、ポートフォリオ作成に努めています。一番最近のプロジェクトは、グループプロジェクトで、30-40ページのカタログを作成するというものでした。僕のグループは、地中海クルーズをテーマにし、クルーズのカタログを作りました。その他にも、不動産や、ビタミン剤、ワインボトルのラベル、レストランのメニューなどを、コンピュターグラフィックスを用いて作成するプロジェクトがありました。マーケティングは産業に関わらず、どのビジネスでも必要なので、このスキルを身に付けておくのは、強いと思います。」

−どのようなプログラムを使うのですか?また、プログラムは、自分で購入した方が良いのでしょうか?
「ADOBEのイラストレーター、フォトショップなど、ADOBEのほとんどのプログラムを使います。授業が半日で、残りの半日は、ラボの時間なので、自分で購入しなくても、ラボの時間を最大限に利用すれば、授業についていくことは可能です。ただ、よりしっかり身に付けたいなら、プログラムを購入してしまうのが一番だと思います。僕は、購入したので、自宅でも好きな時に勉強でき、良いと思います。」


★国際貿易の場で、活躍されたい方のためのプログラムです!
(Kumar先生:FITT(国際貿易)プログラム担当。博識で、経験豊富、しっかり学生を指導すると評判。)

−先生は、素晴らしい学歴をお持ちで、またバンクーバーでもCITPの資格を持つ数少ないFITT講師のお一人だと伺いましたが。
「はい、SFUで、教育学の修士課程を修了しました。FITTプログラムを提供する学校は、多々ありますが、CITPの資格をきちんと保持するFITT講師は、バンクーバーでも3−4名です。もちろん、私もその数少ない講師のうちの一人です。また、バンクーバーキャリアカレッジのFITTプログラムのコーディネ−ターもしています。」

−FITTプログラムでは、どのようなことを勉強するのでしょうか?
「はい、FITTプログラムでは、8つの分野を各分野約60時間ずつかけて勉強します。8つの分野は、Global Business Environment/International Marketing/Trade Finance/Supply Chain Management/Market Entry Strategies/Trade Research/Legal Aspects/Trade Managementとなっていて、ファイナンスや法律まで幅広い分野を学ぶのがおわかりかと思います。そのうち3分野は、プロジェクトの課題によって、残りの5分野はテストにより、採点がなされます。4分野合格するとFITTサーティフィケート取得、8分野全て合格するとFITTディプロマ取得、そしてその上で国際貿易業務経験を積むとCITPの資格の取得となります。このプログラムでは、どのように貿易が成り立っているかだけではなく、貿易に関する法律/文化/言語の違いから発生する問題、チャレンジ、そしてその解決法など、実践的な内容までカバーします。

プログラム中は、フィールドトリップとして、FEDEXのオフィスや、関税局などに行ったりします。また、トレードショーなどにも参加することによって、業界でのネットワーキングをしっかりされている学生が多いです。」

−FITTプログラムを修了すると、将来どのようにプラスになるのでしょうか?
「残念なことに、現在、貿易に携わっている会社の半数が、きちんとした貿易の知識や経験を持つ人員を配置していないと言われています。そういった会社に、FITTを修了した学生が加われば、会社に利益拡大をもたらし、結果、FITTプログラムの卒業生は、大切な人材として扱われること間違いないでしょう。よって、国際貿易の分野でキャリアを築きたい方には、是非お勧めしたいプログラムです。

また、プログラムの最後に4−6週間プラクティカムがありますが、英語力があり、ワークビザを持っている学生は、プラクティカム後、そのままカナダで就職先が見つかっています。母国に帰国した学生も、貿易の分野で活躍している学生がほとんどです。」




★しっかりAHLAの資格を取って、ホスピタリティー関係の仕事に就きましょう!
(Amery先生:フレンチバックグランドの、学生想いの先生)

―経歴を教えてください。
「はい、バンクーバーキャリアカレッジでホスピタリティープログラムを担当するようになって、10年になります。その前は、BCITで教えていました。

ホスピタリティー産業で、長く勤務し、HR(人事)のマネージャーなどを勤めた経験があります。また、7年間、自分でレストランを経営していた時期もありました。その時に、たまたま教える機会に恵まれ、とてもやりがいのある仕事だと思い、講師の道に進むことにしたのです。UBC(ブリティッシュコロンビア州立大学)で、インストラクターの資格も取得しました。」

―Amery先生が、10年も担当されているとのことで、プログラムもAmery先生が作られたのですか?
「その通りです。AHLAのホスピタリティーの資格取得の為のプログラムなので、12のモジュールに分け、ホスピタリティーの分野を幅広く学びます。コース修了時には、この業界で自信を持って働けるだけの知識とスキルを身に付けることになります。また、学生のほとんどが、ホテルやレストランでプラクティカムをして実践の勉強もしています。そして、フィールドトリップとして、ホテル、レストラン、トレードショー、ホテルの客室用のマットレスの工場、ランドリーショーなど色々な所に行って学生の視野を広げます。」

―今日の授業では何をされましたか?
「はい、今日の授業は、コンピューターラボで、ホテルやレストラン、ラウンジで広く使用されているコンピューターシステムのトレーニングをしています。もちろん、こういったホスピタリティーの分野特有のプログラムだけでなく、基本的なスキル(インターネットやパワーポイントなど)の授業もあるので、全くコンピューターがわからない方も安心して授業に望めます。」

―このプログラムに興味がある日本人留学生に一言お願いします。
「そうですね、このプログラムを受講するまでに、できる限り英語を学んでくることが一番だと思います。また、カナダ式の授業スタイルである、授業中に積極的に発言したり、参加することにも慣れていると良いですね。

私は、このプログラム担当講師ではあるものの、『一から十まで教える先生』というよりも、『学生を成功に導くガイド役』だと思っています。皆さんのやる気が出るような、興味深い授業をするよう努めています。また、学生をしっかりサポートしたいとの想いから、緊急時用に、私用の携帯電話の番号を学生に教え、いざという時にも対応しています。」


★学校と授業の風景
キャリアカレッジ
サレ-キャンパス

クラスの様子

電気配線の授業

プラックティカルナースの
プログラム

学生のプレゼンテ-ション
卒業式の様子



★授業のこと、ビザのこと、キャリアのことなど何でもお気軽にご相談ください。
(Elizabethさん:キャリアプログラムアドバイザー。)

−Elizabethさんは、本当に日本語がお上手ですが、どうしてそんなに日本語がお上手なのですか?
「いえいえ、とんでもないです。 以前、主人が三重大学に留学したのに付き添って、日本に5年半滞在しました。そのときに通訳などをして、日本語を磨きましたが、もう忘れてしまって・・・・。」(細かい日本語のニュアンスまでしっかりわかってくれます。)

−ESL部門にも日本人スタッフがいらっしゃるそうですね。

「はい、ESL部門、バンクーバーランゲージセンターには、マリコという日本人スタッフがおります。ESL部門の質問、相談は、彼女が担当し、私は、キャリアプログラムや就職の質問や相談などを担当しています。2人で、学生の皆さんの留学が成功するように、頑張っていますので、何でもお気軽にご相談ください。」



<取材後記>

バンクーバーのダウンタウン中心部に位置する、バンクーバーキャリアカレッジのバンクーバーキャンパスは、付属のESLプログラムから、幅広いキャリアプログラムを提供しています。

今回の取材を通して、一人一人の学生が将来の夢や目的をしっかり持って、キャリアを築くために真剣に勉強をしている印象を受けました。VCCは、学歴がどうこうというよりは、雇用主が即戦力としてみなす、仕事に直接結びつく、知識やテクニックを習得するための学校です。VCCの卒業生(カナダ人学生や、ワークビザを持っている留学生)は、比較的簡単に(分野による)仕事を見つけているそうです。

VCCは、英語だけでなく、プラスアルファーを身に付ける勉強をされたい方、日本でのキャリアアップにつなげたい方、カナダ移民希望の方にお勧めだと思います。また、カナダ人と一緒に勉強できるというのが、VCCが他のキャリアカレッジと大きく異なる点でもあります。勉強だけでなく、いわゆるカナダの地元カレッジでの留学を体験されたい方にも、お勧めの学校です。

レポート Jpcanada.com取材班(kiki)

写真:VCCとPCU(ともにEminata+グループの学校)卒業式

 




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