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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2003.05.16

Robson College

『各クラスから宿題が出る、勉強量が多い学校

宿題が多く、勉強の量が多い、厳しい学校。そんな学校を探している人、注目!
ロブソンカレッジは、生徒が多くの成果を得られる学校を目指しています。


一般ESLのクラスと比べて早く進むのが特徴のスーパーインテンシブ。
(Shauna先生:3ヶ月集中スーパーインテンシブクラスAM担当。教え始めて10年目のベテラン。)

―現在教えているクラスについて教えてください。

「朝は基本的に会話、文法と語彙に焦点を当て、午後はリスニングとリーディングを学びます。一般ESLのクラスと比べて早く進むのが特徴です。生徒達は3ヶ月間に3つのテキストブックを終え、多くのことを学びます。ロブソンカレッジの宿題の量は全体的に多いけれど、スーパーインテンシブの宿題の量はさらに多いので、通常、3ヶ月間でかなり英語力が伸びます。」

―スタート時の英語レベルは?そして目標とするレベルは?

「入学時のレベルは、通常中級の生徒が多いですが、それより少々レベルが低かったり、高い場合もあります。低い分には、かなりのやる気がある限りかまいません。以前、日本人の生徒が初級レベルでこのスーパーインテンシブに入ったのですが、とてもとてもやる気があって、どうかクラスに残らせてください、お願いしますと頼みこんでくるので、私も彼をそのままクラスに残しました。3ヶ月が終わったときには彼の英語力がすごく伸びていて、ロブソンカレッジのスカラシップを取ったほどです。ゴールは生徒によって様々。生徒を比べはしません。一般的には上級の入り口と言えますが、ゆっくり伸びる人もいて、その場合中級の一番上のレベルと言えるでしょう。」

―クラスの生徒達をどのように励ましていますか。

「3ヶ月の最初に、このコースはとても大変だと、最初は特に覚悟がいると念を押しています。でも一所懸命勉強し、宿題をいつもこなしていれば必ず英語は上達する、やればやった分だけ上達すると言っているわ。厳しいけれど、その中にクラスメイトと励ましあって学ぶ楽しさもあります。」


日本と違うのは、ネイティブの人がたくさんいて、英語を話す環境があること。
(Yuさん:生徒/ 大学を休学して留学中。スーパーインテンシブプログラムの2ヶ月目。)

―ロブソンカレッジに入学を決めた理由はなんでしたか?

「日本のカナダ大使館でやっていたセミナーに参加し、ロブソンカレッジの情報をもらい、厳しいということを聞いて入学を申し込みました。」

―スーパーインテンシブのクラスはどうですか。

「僕は時間の使い方が下手なので、毎日3-4時間の宿題が大変す。他の人たちはもう少し楽しんでいるとおもいます。クラスメイトは韓国人が多く、英語でしかコミュニケーションできないので、自分の為にはなっていると思います。アクティビティでクラスの皆と旅行に行った際も、日本人は僕だけだったので、ずっと英語で話していました。次の日はかなり英語が上達したような気分になりましたね。(笑)担任の先生も、上の人から宿題を必ず出すように、と言われているようです。毎日のように宿題はありますが、先生が良いので、毎日の授業はやっていて楽しいです。」

―日本でやってきた勉強と、ロブソンカレッジの勉強とは何が一番違うのでしょう。

「やっぱりバンクーバーにはカナダ人がいるということでしょうね。(校外に)カナダ人がたくさんいて、英語を話す環境がある、という。積極的に英語を話すか話さないかは、自分次第でしょうね。宿題で忙しいですが、ホームステイ先では夕食時に家族と話す機会があります。」

―現在のプログラムが終わった後は?

「就職活動のためにも、TOEICとスピーキングに集中して勉強しようと思っています。」


宿題をやってこないとクラスでやることがないので、生徒は皆、宿題をちゃんとやっています。
(Gaby先生/VCCのTESOLコースを取り、ロブソンカレッジで教え始めて3-4年目。)


―現在どのクラスを教えていらっしゃいますか?

「朝スピーキングスキルの中級、その後リスニングを3クラス教えています。」


―スピーキングスキルのクラスとは、また宿題は?

「スピーキングの技術と会話の正確さを高めるクラスです。今は生徒は女性ばかり6人です。生徒は基本的に、話す、話す。そして私は間違いを矯正していき、生徒は間違えた個所を、正しい文章にしてもう一度繰り返します。時々外へ出て、地元の人にも話し掛ける機会があります。金曜日にプレゼンテーションがあり、その後、教室の外で生徒と個別に話し、間違った個所を指摘し、評価とレベルアップのアドバイスをします。多くの宿題が出されるなかで最も重要なのは、時事ニュース。各生徒が新聞の異なるテーマを割り当てられ、毎日そのテーマの記事について2-3分クラスで話します。会話の本からも宿題が出ます。」

―リスニングのクラスの宿題はどういったものですか。

「リスニングの宿題は、家でディクテーション(聴いたものを書き起こす作業)をしなくてはなりません。毎日その日のラジオの生放送が2-3分録音されたカセットテープを、生徒は宿題として家に持ち帰り、書き起こし、翌日の授業でその回答と解説をします。」

―宿題をしてこない生徒はいますか?

「ほとんどの生徒は、宿題をやってこないとクラスでやることがないので、宿題をちゃんとやっています。リスニングのクラスで、宿題をやる時間が1日1時間より少なければ、上達しないから、クラスに来なくてもいいと言っています。逆に1時間以上時間をかけてやっていれば、上達は早いですよ!」


プレゼンテーションは、回数をこなすうちだんだん慣れてきた。
(Gilさん:生徒/2002年9月に渡加。一般ESL、EXCELクラス(超上級コース)、スピーキング、ライティングクラスを終えた。)

―過去に取ったスピーキングスキルのクラスについて詳しく聞かせてください。

「スピーキングスキルのクラスのときは、毎週金曜日にプレゼンテーションがあって、どんな話題でもいいけれど、みんなの前で15分ほど話すんだ。最初の授業のときは、僕は地球の温暖化についてプレゼンテーションしました。インターネットでその情報を全部チェックして、最終的に見つけたのが、『温暖化for Kids』(笑)。子供用だけれど、クラスを取り始めて最初の頃で、論理的な文章を組み立てることが難しかったら、全て覚えたのだけれど、その頃の僕には難しかったよ。でも、その後のプレゼンにはだんだん慣れてきたね。」

―これからの計画は。

「政府の一員として働きたい。スペイン語を学んで政府の試験にパスして、外国で働きたい。計画としては、バンクーバーで英語を勉強して、来年はメキシコへスペイン語を勉強しにいく予定なんだ。イタリア語も良く似ているから、その後イタリアに行って、学びたい。今のルームメイトもスペイン語を話すんだ。」


各クラスから少なくとも1-2時間の宿題を出すよう指示しています。
 (Sachikoさん:午後からの日本語対応スタッフ)

―Sachikoさんから、ロブソンカレッジの特徴をを教えてください。

「多くのESLがある中で、ロブソンカレッジは『多くの成果が得られる学校』、成果を持って生徒が帰国できるというコンセプトを打ち出しています。その為に、スクールディレクターは教師にミーティングの中で、各クラスから少なくとも1-2時間の宿題を出すよう指示しています。

プログラム構成は選択が可能です。リスニング,ライティング、スピーキングなど一日1時間半の専門プログラムを合わせて3時間の授業にすることができ、さらに一日3時間のTOEICやTOEFLも合わせてセミフルタイムからフルタイムにすることも可能です。もちろん一般ESLは基本です。その他、スーパーインテンシブ、TESOL、いずれも多くの成果が得られるということが最終目標です。
ロブソンカレッジというと厳しいというイメージがあると思いますが、その中で『あたたかさを忘れずに』ということを大切にしたいと思っています時には厳しいことをお話することもありますが、後でよかったと思ってもらえることが大切だと思うからです。もう一度、ロブソンで勉強したいと思ってもらえることが目標であり喜びでもあります。」


★学校と授業の風景
とてもフレンドリーな受付。

スーパーインテンシブプログラムの授業風景。朝から午後まで同じクラスメイトで、とても仲が良い。

スピーキングの授業風景。最大6人の少人数クラスで生徒中心に会話を進める。
TOEICのクラスの授業風景。みんなスコアアップを狙い真剣に聞き入っている。ガラス越しに外から撮影。
ラウンジにあるキッチン。校舎のある場所は、一歩外に出ればカフェがたくさんあるエリア。
PCルーム。空き時間を利用して、メールで家族や友人とコミュニケーションを取ったり、情報を検索することができる。

★生徒が何を求めているか、いつもリサーチを行っています。
(Tinaさん:Curriculum Director/日本では教科書中心の授業から会話を楽しめるクラスへと、変革を実践していたそう。)

―ロブソンカレッジではなぜ宿題の量が多く、またスーパーインテンシブのようなプログラムはなぜつくられたのですか。

「私達のスクールディレクターの考えにより厳しい学習法と宿題が織り交ぜられ、また最終的に生徒からハードな内容が役に立った、ためになったという声がいつも聞かれるよう目指しています。私達は変化に対応しようと心がけていて、新しいプログラムは、日本や韓国や世界の需要に応えるよう常に改善しています。また生徒が何を求めているか、いつも調査を行っています。私自身、日本に7年間住んだことがありますが、海外でESLを教えることと、ここで教えることの違いを知っていなくてはなりません。ここに留学してくる為に多くの時間とお金を費やさないといけないので、ほとんどの生徒達は母国で英語を勉強しているときより真剣なのです。」


<取材後記>

午後の選択クラスを設けている学校はたくさんあっても、それらのクラスから宿題がほとんど出ないことが少なくありません。その点、ロブソンカレッジの専門プログラムは、一日1、5時間、3時間という短いパートタイムでもしっかり宿題は出ます。
むしろ宿題が授業に大きな役割を果たしています。宿題のおかげで、集中力を維持できそうです。1日10クラスもあるという人気のリスニングを始め、お好きな専門クラスで弱点の克服または強化を図ることが可能です。

ロブソンカレッジは、一見とても地味な印象があります。韓国からの生徒さんがとても多く、授業風景を見ていると、皆とても静かに、真剣に勉強に打ち込んでいます。しかし、留学期間を通して、あるいはワーキングホリデーの滞在中、誰でも勉強に没頭してみたい時があるのではないでしょうか。そのようなとき、この学校は確実に期待に応えてくれるでしょう。Peterさんが、ご自身の経験からいろいろお話してくだっさった中、「カナダ式の遊び中心の教育スタイルだけで、帰国の際何かやったと言える留学になるのだろうか」といった問いかけが、とても印象に残りました。そういった経営陣の理念が良く打ち出された学校です。勉強したい生徒の駆け込み寺と言っても良いでしょう。

昨年の終わりに隣のスペースを吸収したばかりで、ビルを丸ごと使用するのが可能になったということ。これから改装作業が進められ、完全に改装が終了したら、ますますたくさんの生徒さんを受け入れることが出来るようになりそうです。

 レポート Jpcanada.com取材班(kiri)


 



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