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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2003.02.07

GLOBAL VILLAGE English Centres


『受け入れ態勢の良さは抜群。勉強の後は豊富なアクティビティ。』


ハワイやオセアニア、ロンドン、日本にもグループを持つ大手のシェーングローバルビレッジの、バンクーバー校2つのキャンパスのうち、イェールタウンキャンパスに伺って、人気の各プログラム秘密を探ってきました。


ルームメイトに触発されて、ケンブリッジ検定を勉強中。
(Claudiaさん:生徒/メキシコから。ケンブリッジクラス。)

―どうしてカナダに?
「カナダに来て7ヶ月になります。なぜ来たかというと、メキシコでは英語を話せないと仕事が無いんです(笑)。で、両親が私をここに来させたかったんで、今は私も少しはしゃべれるようになって、両親もすごく喜んでます。私もすごくここに来たかったんですが、お金が無かったので、両親がサポートしてくれました。」

―どうしてこの学校を選んだのですか?
「この学校の広告を新聞で見て、エージェントに問い合わせて、詳細を得ました。インターネットも調べて、両親にも見せて、了解を得たんです。先生方が好きだし、とても快適です。ESLはとても使えますね。ここにきた当初はビギナー3で、ガスタウンのキャンパスで勉強していましたが、今はケンブリッジ検定のクラスにいます。なぜかというと、ルームメイトがスイス人の子だったんですが、彼女が突然、ここのケンブリッジ検定のクラスで勉強することを決めたんです、彼女のレベルは私と一緒だったのが、突然彼女だけ上達し始めたの!(笑)WOW!と驚いたわ。確かに彼女はいっつも3時間くらい宿題をやってたし週末も勉強してたけどね。彼女を見て、英語上達にはやっぱり一生懸命勉強するしかないんだと、今までここで楽しんだけど、そろそろ真剣に英語を勉強しようと決めたの。ケンブリッジプログラムはすごくいいと思うわ。クラスは楽しいですよ。その前はIntermediate2にいて、ライティングに興味があったのでTOEFLのフルタイムのクラスも取りました。」


★TOEFLは、日本で医学関係書類の翻訳をしているので、それに役立てるためです。
(Souichiさん:生徒/
メディカルサイエンスを日本の大学で学んでいたそうです。)

―こちらにはどれくらい?
「10ヶ月ほどいます。目的は、スキー(笑)です。バンクーバーはスキーにいいところですからね。」

―どうしてこの学校に?
「UBCの英語学校に行っていたんですが、アカデミックな内容だったので、こちらの学校に変えました。この学校は、ここに通っていた友人に勧められたので。彼はケンブリッジのクラスだったんですが、僕はTOEICを勉強しています。履歴書に書けますしね。去年の10月から勉強していて、今は850点くらいですが、900点以上が目標です。ちょっと大変ですが。先生方はとても経験があって、宿題をたくさんくれます(笑)。 実はTOEFLも午後のパートタイムでとっているんですが、それはTOEFLにライティングが含まれるからです。実は、日本で医学的なレポートや書類を英語から日本語への翻訳をしているので、それに役立てるためです。」


★ビジネスクラスの午後の授業は、4つの中から2つが選べる午後の選択授業から構成されています。

―ビジネスイングリッシュプログラム担当のKathleenさんからお伺いします。このビジネスプログラムが人気だとお伺いしましたが、なぜでしょう。
「このプログラムにはさまざまな選択の余地があるからでしょうね。月ごとに明確な授業内容が設定されているだけでなく、パートタイムとフルタイムが選べます。生徒さんの中には1つ以上の目的を持ってきている方がいますから、午前に一般英語でグラマーを勉強して午後にビジネス英語を取るということもできます。4セッションからなる最長16週間のプログラムで、どの月から始めてもかまいません。1ヶ月からでもOKです。まず朝のクラスは、2、3のレベル別にクラスを設けていて、クラスのサイズは平均12人、最大14人です。セッションごとにテーマがあって、それに沿ってリーディング、ライティング、ディスカッション、そしてセッション末のグループプロジェクトもあります。時々授業だけでは時間が足りないから、グループのメンバーと学校の後でプロジェクトに取り組むこともあるでしょうね。プロジェクトでは本当にビジネスの仕事をしているような感覚で取り組みます。休憩の後、セッションごとに決まったビジネスの基本のスキルを学びます。午後は前半に2つの中からの選択授業があり、さらに休憩の後また2つの中からの選択授業を選ぶことができます。時には教師が生徒をビデオで撮影したりもするんですよ。4ヶ月間で基本の全てをカバーできます。とても集約的な授業で、フルタイムだと2時間位の宿題が期待され、プロジェクトが始まるとさらに増えるでしょうね、でも、多くのことを学べますよ。1995年から始めましたが、今まで一度もクラスのキャンセルが無いほど人気です。」

―Work Experienceプログラムについて詳しく教えてください。
「これはジョブトレーニングではなく、本当の英語体験です。授業とは全く違います。希望する分野の知識や仕事経験が無ければ、このプログラムには残念ですが申し込めません。派遣先でオリエンテーションは行われますが、つきっきりで教えてくれるわけではありません。4−16週間可能ですが、一般的なのは8週間で、私もお勧めします。4週間では慣れてきたころに終わってしまいますからね。とても幅広い分野の派遣先をご用意しています。もしこれに希望するのでしたら、留学エージェントさんを通して英語のレベルと履歴書、希望の会社、仕事の概要をお送りいただければ、すぐにどんなところに可能性があるか、お返事いたしますよ。」

―それではここで、もうひとりのコーディネーターのJenniferさんからプログラムの特徴をお願いします。
「一般英語のクラスは、朝一番にアクティビティなどで生徒たちの目を覚まし、会話から入って授業に興味を持たせてから、グラマーも紹介していきます。目的は英語を「話せるようになる」こと「使う」ことですのでテキストブックに答えを記入していくようなものではないのよ。カナダに来るからには教科書の勉強でなく、会話するのが目的ですものね。宿題でテキストブックを補います。それも重要ですからね。休憩の後、Functionといって、実際に使う場面を想定して会話を学んでいきます。午後のクラスは朝と違う教師が、リーディング、リスニング、ボキャブラリィ、カンバセーションに重点を置いて指導します。例えばリーディングは、新聞の記事を読み、理解していることを確認してから、それについてディスカッションするとかね。リスニングなら前の日の夜、TVニュースを録音してそれを聞いたり、複数の同じテーマの教材を使うこともあるでしょう。午後のクラスは午前のクラスと同じクラスメイトなのよ。」

―TOEFLクラスについても、詳しく教えてください。
「TOEFLクラスは、午前はリーディング、リスニング、グラマーをTOEFLテスト用に学び、午後はライティングに集中します。毎週一度、コンピューターで実際のテストの練習をします。4ヶ月このクラスを取ればテストの準備は万全ですが、多くの生徒は1,2ヶ月だけ取ります。というのも生徒たちはすでに高いレベルなので、テストの形式や答え方を勉強するだけなら1ヶ月で十分だからです。生徒たちにもよりますが、TOEFLのクラスは通常、中(450−500点)上(500点以上)レベルの2つのクラスに分かれます。」

―ケンブリッジクラスもあるんですね。
「ケンブリッジ試験は、TOEFLとは違ってグラマー、リーディング、リスニング、ライティングに加えてスピーキングで構成されています。期間中(12週または9週間)ずっと、クラスを1人の教師が担当し、かなり集中的に勉強します。テストにパスしなくてはなりませんからね。テストにスピーキングが含まれるため、スピーキングの練習にかなり時間を割きます。さらにTOEFLよりライティングが少し多いです。
この試験の3つのレベルのうち、FCEというレベルは、ネゴシエーションなどが入らない程度のビジネス英語で、オフィスで電話や手紙を使って仕事をする程度です。CAEというのは海外でビジネスをするくらいの英語レベルで、多くのネイティブスピーカーとともにミーティングやプレゼンテーションといった場面が想定されます。CPEというのは通訳者レベルに近くなり、ある国では英語先生になる場合にこのCPEが必要な場合があります。多くの日本人の生徒さんも、このケンブリッジ試験を12週間勉強した後、TOEFLを1ヶ月勉強して両方の試験で高スコアを取っていますよ。」

―日本人はスピーキングは苦手だと思うんですが。
「ヨーロッパ方面からの生徒さんたちはクラスで積極的に話すのに抵抗は無いし、ライティングもいいです。でも日本人の生徒さんたちは通常グラマーに強いです。だから違ったタイプの生徒たちが一緒に勉強して助け合うことで、クラスはバランスが取れています。入るときにパスする見込みが低い生徒さんでも受け入れていて、結果として学校全体のパスする割合が時によって変わりますが70−86%と高くなっています。バンクーバーのケンブリッジ対策プログラムでは最も質の高いもののひとつを提供していますし、生徒もそう言ってくれますね。本試験の結果が来るときはとてもエキサイティングで、他のクラスの先生方やスタッフも興味深々です。」


―どのくらい上達するか、実際に目で見えるデータはありますか?
「ええ、入学時の模擬テストで、実際のテストでパスするパーセンテージを予想します。これが目安になります。(※この試験ではAが最高、Cはパスしたという意味です。)入学時予想60%のこの生徒さんもCを取ってパスしていますが、入学時に同じテストを受けていたら、パスしていなかったでしょう。CAEでAを取っているこのスイス人の生徒さんは、CPEでもCを取りました。次のこの生徒さんはCAEでCでしたが、CPEでもCをとり、皆を驚かせました。彼はよく勉強していましたよ、スピーキングが苦手でしたけどね。68%のこの生徒さんは、Bを取りました。これはすごい上達だと言えます。このようにほとんどの生徒がパスしていますが、中にはパスできなかった生徒もいます。35%のこの生徒さんには入学前にパスする見込みが低いことを伝えましたが、彼はそれでもクラスに入りました。彼はパスできなかったけれど、こちらの45%や36%の生徒さんにも同じ事を言って、彼らはBを取っています。だから、本当に生徒さん次第。本人がどのくらい努力するか、どれくらい本来の語学センスがあるかでもまた変わってくるんですよ。」


★銀行みたいにポールで仕切って順番に並んでもらおうかと思ってるんだ。
(Simonさん:Activity Coordinator/某日本食レストランの常連客とか。)


―このアクティビティカレンダーを見ると、ほとんど毎日何かイベントがありますね!
「週末のスキー・ボード旅行はもちろん、毎日何かしら用意しているよ
多くの催しは無料か、安い料金で参加できるものばかりを用意しているんだ。例えばこのホッケー観戦は、通常で買うと65ドルするけど、団体料金で大量に仕入れるから40ドルになっている。ナイトクラブもたった2ドル、ボーリングも8ドルに3ゲームと靴のレンタル料が含まれているんだ。週末のこのスキー旅行は70人くらい参加する予定だよ。初期手当ての仕方を知っているスタッフが同行するようになっている。最も大事なのは生徒達の安全だからね。これらの旅行料金も団体料金で安く押さえられているんだよ。」

―お昼休みには生徒達に机を取り囲まれていましたね。
「今はシーズンオフでこれだけど、夏場はすごいよ!銀行みたいにポールで仕切って順番に並んでもらおうかと思ってるんだ(笑)。周りから皆がしゃべるから、いつも前の椅子に座っている生徒だけと話すよって言うんだけど(笑)。ガスタウンの方にもちろんデスクがあるよ。旅行代理店みたいなこともしていて、生徒達が自分達で旅行の計画を立てたかったらここで相談に乗るよ。


★学校と授業の風景
授業風景1.各教室からはクラスの活発な様子が外から見える。

授業風景2.留学生だけでなく、新移民にもクラスを提供している。 授業風景3.スリムなスクリーンのPCを完備したビジネスクラスでも使われる教室。新システムも導入予定。
PCラボは、1階フロアの中央に位置し、生徒達が気軽にPCにアクセスできるようになっている。

他の学校からも生徒達が来るほど人気のアクティビティデスクで、Simonさん大忙し。 各所にあるソファで休憩時間はくつろぐ生徒達。後ろにはアクティビティの情報がこまめに更新される。


生徒たちがいろいろな国から来ていて変化があるのがいいですね。
Tracey先生/1990年に東京の目黒で英語を教え始めたそうです。

―どのくらいこの仕事をしていらっしゃいますか。
「この学校は5年前から働いています。前の学校が無くなってしまって、この学校で働いていた友人がここで働くことを強く勧めてくれたんです。とても働きやすいところですよ。生徒たちがいろいろな国から来ていて変化があるのがいいし、それは教師の私にとっても生徒たち自身にとってもうれしいことです。雰囲気がいいと思いますね。」

―現在のクラスについて教えてください。
「現在はIntermediate3とAdvancedのクラスを教えています。ケンブリッジのプログラムもよく教えています。朝のグラマーとファンクションで、実際の会話を使う場面を想定して授業をすすめます。クラスは11人ですが、午後の上級クラスはスイスからの生徒が3人だけよ!アドバンスのクラスではたまにあるんですよ。アドバンスまで英語力を上げるのは大変だし、今は特にシーズンオフですものね。」


★この学校はテーブルサービスを受けられるレストランのようなものです。
Paulさん:Director/チームプレイヤーだと自分を評する、とても面倒見の良いディレクター。)

-学校のポリシーについて教えてください。
「クラスの最大人数は14人までに制限され、4週間毎のスタート日に入学を限定しています。これは授業の質を保つ為です。1週目に生徒と先生がお互いを知り、2,3週目に生徒たちはクラスメイトとさらに絆を深めてグループの中で勉強に集中でき、4週目には各教師は各生徒の進歩が掴めているので、テストの結果と共に適切な評価ができます。毎週月曜日に生徒を受け入れている学校は、生徒の入れ替わりが激しく授業の質を保つのが難しいのです。学校を終えるときは、盛大な卒業式で盛り上がります。この入学から卒業まで一貫した受け入れ態勢が、この学校の評判を支えています。他の学校がファーストフードだとしたら、この学校はテーブルでサービスを受けられるレストランだと言えます。夏期は入学希望がとても多いですが、国籍別の割合を制限しています。順番待ちが生するくらいです。しかし学校の質を保ちたいですし、教室に生徒を詰め込みたくはありません。教師は皆、大学卒業資格とESL教師の資格を持っています。この学校はPELSAの設立メンバーでもあります。

ー学校について教えてください。
「私達の学校は、多いときで650名もの生徒さんを抱える大規模な英語学校です。毎月入校日のオリエンテーションの後、筆記と1対1のインタビュー形式のテストをして生徒たちのレベルを判定します。ビギナー1,2,3(+季節によりインターミディエイト1)の生徒たちはガスタウンキャンパスへ移動し、中級レベル以上と試験準備クラス、ビジネスクラスの生徒はイェールタウンキャンパスに移動します。一般英語クラスのレベルは8つあり、ガスタウンで勉強してレベルが上がった生徒は随時このキャンパスに移動して来ます。イェールタウンキャンパスは4年前に学校がデザインしたものなんですよ。だからほとんどの他の英語学校がオフィスビルを間借りしていて教室が狭い廊下に並んでいるのに比べ、このキャンパスは生徒たちが自由に使えるスペースを中心にしてガラス張りの教室が周りを囲んでいるという、非常にモダンで開放的なデザインです。この学校は世界各地にあるのですが、これによってネットワーク、特にITの部分で発展し、さらに今、コンピュータやインターネットを使った授業のシステムも開発中です。一方ガスタウンキャンパスは、歴史を感じるレンガ作りの建物で、教室の窓から山や海がきれいに見え、アットホームな感じなので来たばかりの生徒たちでも居心地よく勉強できるようになっています。


<取材後記>

この学校には日本人や韓国など他の国のカウンセラーがいないのですが、ポールさんを初め、スタッフの方達とお会いして、納得。あえて日本語スタッフの必要がない、すでに万全なサポート体制です。今回の取材でもディレクター自らいろいろ案内をしてくださいました。

入学時に図書館のホールを借り切ってする入学式とオリエンテーションで始まり、卒業式でもまた一堂に会して、仲良くなったクラスメイトと再会を誓うという場面が毎月見られるそうです。毎月決まった入学日があり、一斉に新しい生徒になるということは、友達をとても作りやすい環境だといえます。さらに最低4週間は午前と午後の各担当の先生とクラスメートが一緒ということが、留学がはじめての人にはとても心強いのではないでしょうか。もちろん毎日あるお金のかからないアクティビティを通してクラス外でも友達がたくさんできることまちがいなし! 留学に不安がある方には本当にお勧めの学校です。

そして各プログラムの充実度も、この学校ならでは。ビジネスイングリッシュのクラスは、午後にクラスが2つも選択ができるという珍しいプログラムです。このプログラムの各セッションのスタート日や選択授業の内容は、詳しい内容が説明された資料がありますので、興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。

ケンブリッジプログラムの充実度も、見逃せません。一般的にケンブリッジを勉強する生徒達はヨーロッパ系に多く、この学校でもスイスからやってきた生徒達もケンブリッジのクラスで勉強しています。彼らの水準にまで英語力を高めることを目指して、ケンブリッジを勉強し始める生徒達が後を絶たないそうです。

レポート Jpcanada.com取材班(kiri)



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