jpcanada.comについて / 広告募集中 / jpcanada.com トップ

毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2002.11.22

TLC, Test Prep Language Center

『秘密のオリジナルテキストでTOEFL、TOEIC対策はお任せ。』

以前に某大手語学学校で教えてらした先生が独自にあみだした教材を使って、TOEIC、TOEFLのスコアがあがる、と評判の高いTLC(Test Prep Language Center)。今回の取材は、こちらの教材に加えて、ユニークなプログラム内容についてもお聞きしています。


★TOEIC、TOEFLだけを専門に、他校では真似できないユニークさで、生徒さんの英語力アップをサポートします。
(写真左、Lilyさん:Director/韓国人カウンセラーも兼任しています。)
(写真右、Sueさん:Coordinator/日本人カウンセラー。)

-プログラムの特徴を教えて下さい。
「TOEFL、TOEICの2つのコースがありまして、授業はそれぞれ1日2時間半(月〜金)のパートタイムになっていて、1セッションが4週間、3セッションで終了となります。両コースとも、インターミディエイト、プリアドバンス、アドバンスの3レベルがあり、最新のオフィシャルスコアをもとに、各レベルお申し込み頂きます。オフィシャルスコアを持っていない方や、かなり以前のスコアをお持ちの方には、こちらでプレイスメンストテストを受けて頂きレベルを判断しています。この2時間半の授業の他に、チュートリアル、という時間帯も用意されています。」

−そのチュートリアルとはどのようなクラスでしょうか。
「午前クラスの方は、授業開始前、午後クラスの方は、授業後の1時間、週に1度の割合で参加していただく2対1の少人数レッスンです。こちらは、セッションのスタート日に実施されるテストにより、生徒さんにはレベルの合うパートナーが選ばれ、二人一組となって、先生から直接、テスト・宿題で間違った部分に対する指導や、個人のウィークポイントを強化するために、その人専用の宿題が配布されますので、生徒さんにとって非常に貴重な時間です。」

−模擬テストは行っているのですか?
「実際の試験の様なプラクティステストは、授業の中では行っておりません。授業時間をそのテストの回答に割いてしまうのはもったいないからです。ただし、各セッションのスタート日に生徒さんにテストを受けて頂きます。これは、チュートリアルのパートナーを決めるためと、当校でお申込をして頂いた時点からスタート日までにレベルが変わっている生徒さんがいないか、を確認するために行われるものですので、特に生徒さんにはスコアをお知しらせしておりません。」

−教材について教えて下さい。
教材は、当校の講師であるEugeneのオリジナルなんです。彼は以前から大手の英語学校のTOEIC、TOEFLコースの先生として、大変人気が高かったのですが、今は独立してTLCで教えています。そこで当校では、当時から少しづつ彼が独自に開発したプリントを教材として、どのクラスでも使用しています。その単元、トピック毎にまとめられてありますので、一枚一枚生徒さんに手渡して、生徒さんはそれらをファイルに綴って頂く形です。プラクティステストについては、市販の物を使うこともあるのですが、この教材、という面においては全て彼のオリジナルで、それ以外には使っておりません。」

−その他にコースの特徴はありますか?
「宿題でジャーナル、と呼ばれるものを書いて頂きます。トピックは自由に選んで頂けますが、週に1度の提出が必要です。それとは別に、月に1度提出するブックレポートか、新聞、雑誌を要約をしたものを週に1度提出するか、どちらかを選んで頂いて、こちらも宿題としています。これらの宿題については、先生より細かいミスなどがチェックされた後、生徒さんは返却されます。このような宿題が何故TOEICコースの生徒さんにも課されるのか、という質問を受けることもありますが、ここでは、実際に使える語彙と文法を、テストのための勉強から一歩踏み込んだ形で学べる、ということでライティング、さらにリーディングの力もつきますし、とても効果的だと思います。」

−最後にこれから来られる生徒さんに伝えたいことはありますか?
「これもユニークな点だと思いますが、先生方にもマニュアルがあるんです。というのも、当校は、テキストを作った先生の評判が元で、生徒さんが集まりだし、その評判は衰えることがありません。私達が考える良い学校というのは、イコール良い先生、だと思うんです。ですから、このクラスの先生は最高だけど、こっちはどうも・・・、というような偏りを作りたくないんです。その意味で、先生方には、時間をかけてトレーニングを受けてもらい、私達の方針に納得して、どの先生も生徒さんにとってベストの状態でいてもらうようにしています。他の大きな学校では、ひとつの選択コース、としてこれらの試験対策コースを設けているところはありますが、そこでは本当に生徒さんの期待に添えるものではないかもしれません。それぞれの学校には専門によって、得意不得意があると思います。その点、私達は、TOEIC, TOEFLだけを専門に教えていますので、この分野に関してはトップスクールのひとつだ、という自信があります。」


★こんな僕でも、やる気満々にしてくれる先生は素晴らしい!
(Katsunoriさん:生徒/ワーホリで、今はTOEICのアドバンスクラス受講中。)

-カナダに来ることになったきっかけは何ですか?
「自分探しです(笑)。大学卒業してから飲み屋さんをやっていたんですけど、先が見えなかったので、そのまま飲み屋を続けていく気もなかったし、大学時代から海外に出てみたいというのがあったので、今がその時、新しい自分を捜しに行こう!ってことになったんです。で、とりあえずお金がなかったんで、ワーホリのできるカナダで気候も温暖、日本人がいて情報収集の面でも困らなさそうなバンクーバーを選びました。」

−TLCを選んだ理由を教えて下さい。
「来た当初はESLに行って、それからバイトして、最後に何をしたいか、と思ったらESLだと中途半端になりそうだったから、数字を出せるTOEICのクラスでもとろう、と。TLCに決めたのは、エージェントの紹介だったんだけど、その人も実際にTLCの先生に習ったことがあって薦めてくれたんです。当時から名物講師として有名でしたから。それで、とりあえずクラスを受けてみたら、はまってしまった、と。他の学校はよく学費割引とかがあるから、TLCはそういうとこに比べれば安くはないけど、それでもこっちに来たい、と思いましたね。

−クラスについて教えて下さい。
「何よりもテキストと先生の説明がいいと思う。他の学校のテキストは市販のものだけど、TLCはうちの名物先生が自ら整理して作り上げたテキストだから。例えば、whenの使い方は色々あるんだけれども、それがひとつひとつまとめてあって、うまく整理されているので、今まであやふやだったところがすごく明確になるんですよね。そして、復習をクラス内と宿題とで、細かくしつこいくらいやるので、イヤでも覚えるというシステムもうまくできてるなー、と思います。この先生についていったら絶対上がるな、って実感できますよ。チュートリアルで教えてもらっていても、弱点をその場でキャッチされて、彼の持っている分厚い資料の中から、すぐその説明のプリントが出てくるんです。ほんとにすぐ(笑)。プロですね。」

−今後の予定を教えて下さい。
「塾を経営したい。前にも中学生を教えていたことがあるんだけど、個人指導に近い総合塾みたいな形でできればいい、と思っています。TLCに通って、教える仕事がしてみたくなったんですよ。TLCの先生のおかげで、僕はだめな生徒だけど、そんな僕でも勉強しなければもったいない、という気にさせてくれたからですね。こっそり彼の教え方とかを盗んで帰ろうか、と思ってます(笑)。」


★単語や文法の使い方まで教えてくれるところが力になっていると思います。
(Taichiさん:生徒/TOEICアドバンスコース受講中。難しいと言われる高得点からのスコアアップも果たしています。) 

-カナダに来ることになったきっかけは何ですか?
「今は日本の大学院生なんですけれども、何年か働いた後、将来ロースクールに行きたいので、英語力アップを図りに来ました。日本で働きながら勉強することも考えたけど、こっちで勉強した方がはるかに短い時間で済みますし。バンクーバーを選んだのは、何人か知り合いがいて生活がしやすい、と聞いていたからですね。最初は、普通にESLに行ってTOEICの勉強はしないつもりだったんですけど、就職を考えたら絶対必要ですから。それで、帰る日が近づいてきているのに、点数が目標に届きそうになかったので、TOEICの専門学校に変更しよう、と思ったんです。その時、ESLで知り合った人が、Eugeneのクラスをとっていたことがあって、テキストも教え方もすごいいい、って勧めてくれたのでTLCに来ました。」

−スコアがとても上がったとお聞きしました。
「800点から935点まであがったんですけど、どうしてか、というのは自分でも今一わかんないですよ。でも、きっと派生語を例題も交えながら沢山勉強して、語彙が増えたのと、知らなかったりあやふやだったりした文法がわかるようになって、結局はリーディングとかでも全体的に文章を早く理解できる、という結果になったのではないか、と思います。」

−その他にTLCのどの辺りを気に入っていますか?
「宿題をやっていれば、そして授業に出ていれば、自分で何か他にやらなくても全部カバーされている、というところですね。その分、宿題に追われてなかなか自分のやりたいことができない、ということもあるけど、その分スコアや英語の力アップは望めるのではないか、と思います。」

−今後の予定を教えて下さい。
「12月に日本に帰って就職活動です。それで、4,5年働きながら、TOEFLのスコアをあげて、アメリカのロースクールに進みたいです。」


★生徒さんのやる気に自分も大いに影響されています。
Paulさん:講師/プリアドバンスのTOEIC・TOEFLクラスを担当されています。
 

−バックグラウンドを教えて下さい。
「大学を卒業した後、日本に渡って3年半程英語教師をしていました。最初は語学学校で教えその後は私立の小学校で英語のクラスを持ったり、大手企業の英語研修の講師も務めました。」

−TLCで教えていて感じることは何ですか?
「TLCで教えることは自分にとってとても刺激になっていますね。トレーニングも学校のカリキュラムや方針を知るためにすごく役立ったと思いますし、内容が充実していましたね。それに、Eugeneは尊敬できるボスだし、その他のスタッフや講師のおかげで、いい雰囲気の中で仕事をさせてもらってますよ。しかも、通常のESLで総合英語を教えているのと違い、生徒さんの意気込みとゴールが明確、という点で、教える側としてもとても心地いいです。」

−生徒さんがTLCから得られるものは何でしょう。
文法、語彙などを通して、英語力、スコアアップに自信を持てるようになることですね。語彙増強については、TOEICで2回以上出題されている単語、イディオムをピックアップし、それらの定義はもちろん、例題を1つだけではなく何個も与えて、どのようにその語が使われるか、というところまでカバーしますので、記憶にも残りやすく実際に使える英語としても効果的です。」


★学校と授業の風景

クラス風景。
テスト終了後です。
自由に使用可能なコンピューター。
自由にランチなどをとれるスペース。
受付の後ろにあるロゴ。
校内の様子。


僕の頭にしまい込んであったオリジナル教材を、生徒さんに利用してもらっています。
(Eugeneさん:講師/数学的システム頭脳で上手に整理する、彼こそが有名なテキスト製作者。)


−教師経験は長いのですか?
「数学を専攻して大学を卒業してから、JETプログラムで日本で英語を教えていました。その後カナダに戻ってからまた日本で英語を教える機会がありました。2回目にカナダに戻ってきてから今まで、他校も経て英語をずっと教えています。実は、最初は、教えることが楽しい、わけではなかったんですよ(笑)。でも、何年も教えるうちに、生徒が僕のことをどう思っているんだろう、というような余計なことに気を回さなくなってもっとリラックスして教えることができてから、楽しくなってきました。しかも、今は他の先生を指導する立場にもありますので、大変ですけどより楽しいですね。」

-自分のオリジナルテキストを作ろうと思ったのですか?
「最初のきっかけ、というのは、クラスで教えていた時に、いちいち説明をホワイトボードに書いていくのが時間の無駄だ、と思ったということですね。非常に沢山書くことがあったので1週間でペンを一本絶対使いきってしまっていたんですよ。それなら、ホワイトボードに書いてあることを、紙にタイプして生徒さんに渡した方がよりクラスの時間を有効に使える、と思ったのがきっかけです。」

-TLCが誇るところはどんなことですか?
先生達みんなが、徹底して同じ指導法で、同じ教材を使って授業を進めていくので、どの時点でも何がどこで起こっているのか、ということをお互い把握できます。これは他校では見られない点でしょう。そして、生徒さんはクラスで文法や語彙を、何個もの例題を通し、実際に見聞きするだろう、という設定で英語を覚えていきます。その習った英語をチュートリアル、宿題といったクラス外でも学べるようにカリキュラムが構成されています。ですから、もちろんテストのスコアを上げることが目的ですが、それだけにフォーカスされているわけではなく、自然と一般的な英語も習得できる、という一石二鳥な面が特徴でしょう。」

−2時間半の授業で、中だるみをしてしまることはないでしょうか。
「当校に通われている殆どの方が、最初から、非常にやる気を持ってクラスに望んでくれるので、2時間半のクラスでも長い、という感じはしないんだと思います。もちろん、楽しい授業であるように、ジョークをかましたりはしますけどね(笑)。でも、テストのスコアを絶対上げるぞ、という意気込みに負けない程、そしてもっと勉強したくなるような教材とクラスの進め方を提供しているつもりです。」

−生徒さんにアドバイスをお願いします。
「TOEICやTOEFLのスコアを上げることにしても、一般的な英語に関しても語彙力を上げることでしょう。ヨーロッパの生徒さんが、文法はめちゃくちゃわかっていなくても、べらべら喋れたり、TOEFLで600点を余裕で超えているのは、使える語彙をいっぱい知っているからなんですね。ですから、クラスでも語彙を教える時は、いっぱい例題を出してどのようにその単語が使われるか、文脈やシチュエーションということも混ぜて、使える単語にして覚えてもらっています。後は、勉強すること、これに尽きるでしょう。努力しなければ伸びるものだって伸びませんからね。自然にぽっと英語が上手になることなんてありませんよ。」



<取材後記>

なんといっても、TLCの売りはその教材にあります。Eugeneさんが数学的頭脳を働かせて整理した文法、語彙などにおけるオリジナルテキスト。こちらには、そのわかり易さに誰もが感嘆させられるそうです。

そして、TLCに限っては、"あの先生はいいけれども、こっちの先生はちょっと・・・"、という偏りを避ける為、これまたEugeneさんが作られたマニュアルに基づいて、徹底したトレーニングが行われます。そのため、どのレベルでどのクラスに行っても、いつもベストな先生とベストな授業を受けることができる、珍しい学校です。

TOEIC、TOEFLのスコアを上げるための学校だから、そのスキルだけを教えてくれるんだろうな、と思いがちでしょう。ところが、チュートリアルの時間を設け、ライティングの添削、クラス内での細かく量の多い例題の活用などで、生徒さんも言っていたように、知らないうちに英語を確信を持って使うことができる、という非常に大きな利点も得ることができるようです。このように、他校とは全く趣旨の異なる、それでいて評判が絶えず衰えないTLCに興味を持って通い出される方が、さらに増えていきそうです。

レポート Jpcanada.com取材班(saki)



| 特集トップページへ戻る |

Jpcanada.com トップへ戻る