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毎週更新!カナダ留学・語学学校・専門学校『生』情報

2001.7.17
New Image Actiong And Modeling Schools
『カナダで自分自身をピカピカにみがいてみたい人におすすめの学校』

ここはアクター、モデル、メイクアップアーチストを養成する専門学校。「そうか、自分には関係ないな…」と思うなかれ。各コースの基礎クラスは、誰でも参加して多くを学べるよう、広く門を開いているんです。


★アクティング基礎クラスは“コミュニケーションスキルをみがく場所”。誰にでも参加して欲しいです。
(NORIさん・・・ここを訪れる全ての日本人の相談相手になっている、とても頼れる日本人スタッフ)


−アクティングというと日本ではなじみのない言葉ですが、演劇や俳優になるための勉強とは違うのですか?

「確かに俳優を目指したい方は大歓迎です。けれども、そうでない方にもすごく役立つ勉強なんです。アクティングというのは、一つのコミュニケーション手段なんですよ。自分が伝えたいことを、効果的に、魅力的に表現するというのは、なにも俳優に限らずすべての人が持っていたいスキルですからね。」

−では、実際に俳優を目指していない生徒もクラスにはいるのですか?
「そう、たくさんいますよ。老若男女を問わず。特にベーシックと呼ばれる基礎クラスはどなたが受講しても問題ない。むしろ自分自身を磨き上げる第一歩としてたくさんの人に体験してもらいたいです。」

−生徒のみなさんは授業を楽しんでいるようですか?
「もちろん!もともと特に興味があったわけでもなく、何か新しいことを学んでみようかな、ぐらいで入校される生徒さんも多いですが、始めてみるとやりがいがあるのでしょうね。次のレベルのクラスを再申込みされる方がほとんどです。特にアクティングのクラスは英語を勉強するという意味でも効果的なクラスなのだと思いますよ。ちょうど今、アクティングの授業をやっているところですが、覗いてみますか?」

(ということで、わたしたち取材班はアクティング基礎クラスの授業におじゃましました・・・。)

アクティング基礎クラスを教えるシェア先生(現役の女優さん)に質問です。
−今日はどんな授業をしているのですか?
「今日は基礎コースの最終回なのよ。それぞれ与えられたシナリオを覚えて、ビデオカメラを回しながら順番に発表していくの。2分間もの間、役になりきって話すのよ。8週間前にスタートした時にはみんな照れちゃって声も出なかったのだけど。今日はみんな素晴らしくよく出来ているわ。」

−英語が苦手な留学生も、ちゃんと授業に参加できているのですか?
「もちろん。とても良い英語の勉強になるわよ。語学学校の代わりにここへ来る人もいるくらい。英語でコミュニケーションすると言うのは、ただ英語を知っていればOKなわけではないでしょう?身振り手振り、アイコンタクト、立ち振る舞い、すべてはコミュニケーションに必要なことなの。それをアクティングを通じて学んでいるのよ。」

−日本人の生徒はどうですか?
「たくさん教えたけれど、シャイな子が多いわね。特に女の子(笑)。まず人前で英語を話す、ということに大きな壁があるようね。とても小さな声で話して、手足をモジモジさせて・・・。でもこのアクティングのクラスで学べば、もっとすんなりと人前で話せるようになるわ。週に1度、クラスメイトの前で与えられた課題の英語を身振り手振りを付けて話すことを繰り返しするのだからね。」

−話すことに自信がつくというわけですね。
「そう。最初はみんな恥ずかしいと思うのね。でも、人前で話すシチュエーションに慣れて、相手に伝わるように表現する方法がわかれば、自信をもってコミュニケーションができるわ。 」

なるほど、授業に参加させてもらいシェア先生のお話を聞いたら、NORIさんが言っていた「自分自身をみがくための授業」という意味がよくわかりました。それにしてもシェア先生、現役の女優さん、コミュニケーションの達人とあって、お話も授業もわかりやすい!その表現力の豊かさに、とっても魅せられてしまいました。


★日本人に人気があるのは、『メイクアップアーティスト』のクラス。卒業生の就職率ほぼ100%!!
(まこさん・・・在校生。入学のきっかっけはなんとなく・・・だったけど、もうすぐ卒業。プロになりたい。)

−この学校に入学したきっかけは?
「変な理由なんですけど、もともと旅行の勉強をしようかと考えていて、でもやっぱり合わない気がしてそれをキャンセルしたんです。他の代わりになる学校を探していた時にたまたまここの学校に来て、スタッフのNORIさんにいろいろ話を聞いて、メイクアップがおもしろそうだったから。自分で本当に何がやりたいかはわからなかったけど、授業を見学した後は決断早かったです。」

−ではもとからメイクアップとか、ファッション系に特別な興味があったわけではないんですね。
「まあ、ごく普通にはありましたが、自分がそれを勉強するとは思ってなかったです。けっこう簡単かなあ、って思って簡単に決めちゃったんですよね。実際はとっても大変でした(笑)。

−どんなところが楽しかったですか?プロのメイクって、根本的にきっと違うのでしょうね?
「うん、違う。人の顔に絵を描いていくような感じがする。色をブレンドしたりとか言うのは、考えたこともなかったし。始めは難しかったけど、慣れると人にやっている方が全然おもしろいかもしれない。自分のはできるだけ手を抜きたい方なんですけど、人のだといろいろできるし、顔も違うし、人にやっている方が全然おもしろい。 」

−授業はどんな感じで進むのですか?
「実技の時と、テキストの時がある。テキストはすごく厚かった。もちろん全部英語で。カラーセオリーとか、スキンケア、肌タイプ、あと骨の名前や筋肉も全部覚えなければならなかったし、とても大変でした。暗記するのはホント、いやだった。」

−でも、そういうこともやっぱり必要な知識なんですよね?
「日常のメイクなら知らなくてもいいけど、アーティストとして働いていくのであれば、やっぱり知っておかないとな、って思います。 」

−まこさんは、これからプロのメイクアップアーチストを目指していくのですか。
「はい、一応目指してみて、まだどれくらい自分がメイクを好きかわかっていないし、ボランティアとかでも実践するチャンスを作っていきたいです。一度そういう機会があったんですよ。先生がオーガナイズしている小さいファッションショーを手伝わせてもらって、すごく楽しかったんです。そういうのをどんどんやってみて、本当に好きだったらチャレンジしてみようかなあ、って思います。」

−この学校に来て変わったこと、良かったことは?
「メイクアップアーティストを目指すっていう、ひとつ目標ができたことかな。」

この学校でメイクを学ぶ利点は主に3つ。一つはメイクの先端技術が集まる北米で、生の情報に触れられること。次に良い道具が手近に揃うこと。そして良いモデルがいること。これは、様々な肌の色をした人たちがこんなにも集まっているバンクーバーならではのことです。この環境で、しかも英語で学ぶわけだから、将来あなたが活躍できる舞台は無限に広がりますよ。 (NORIさん談)

入り口ロビー。真っ赤な壁には、卒業生の写るポスターが栄える。 メイクアップルーム。舞台裏を支えるメイクアップアーティスト達の第一歩がここにある。 ロビー横にこんなオープンテラスが!明日を夢見る生徒達がここで将来を語り合う。

★後日、モデル科の生徒が出演するファッションショーも取材してきました。
裏方では、何人ものモデルさんに真剣な表情でメイクをしているまこさんの姿がありました。プロのメイクアップアーチストとして、できればカナダで活躍したいという彼女。がんばってくださいね!

このメイクの後、モデルさんも、そしてまこさんの表情もパッと華やいだ瞬間が印象的だった。 自分で少しずつ揃えていったメイク道具も今はこんなに。 会場でライブをやるシンガー北田朋子さんも飛び入りでまこさんにメイクを依頼。「いつもよりスッキリ歌えそうデス!」


★見てみないとわからない発見がたくさんあります。まずは頼れるNORIさんに会いに行こう!

−アクティング、メイクアップの他に、モデリングというコースがありますね。
「はい。モデルを養成するコースです。ただ、モデルの基礎クラスはプロを目指す方以外にもおすすめしています。誰だって、自分を美しく見せたいですよね。
その方が持っている姿勢の良さ、歩き方が美しい、自分の身体を知っていてコーディネイトがうまいとか、場面場面に合った洋服を選択できるとか、そういうことが積み重なり、自分自身をキレイに見せることの頂点にいる象徴的な存在がモデルさんですよね。でもキレイになるためのスキルは誰もが身につけたいものなのです。 基礎クラスではそのようなことを学ぶので、アクティングの基礎クラスと平行して受講する人も多いですよ。」

−どのコースも基礎クラスでは、俳優・モデルの概念にとらわれず、教養として学ぶことができるんですね。
「そうなんです。そこから始まります。まずはベーシックのクラスに自分自身を磨き上げる第1歩として参加してみてください。それがきっかけでプロを目指すために、さらに上のクラスを受講される方もたくさんいます。学校はアクター・モデルのエージェントもやっているので、プロとしてチャンスを作って行きたい方も応援しています。」

−夕方からの授業が多いようですね。
「はい。ですから、昼間は会社に行っている社会人の方や、学生、ESLに通う日本人の生徒さんも夕方から授業を受けることができるんです。そういった方々のために、時間的にも金銭的にも、できるだけ負担のないように考えています。」

−なるほど。この学校には実際に来てみないとわからないことがたくさんありました。
「仕方のないですね、それは。だからとにかく学校に来て見て欲しいです。わたしが納得のいくまでとことんお話をさせてもらいます。何でも相談にのりますよ。」


<取材後記>

モデリングとアクティングの学校と聞いて、そうかそうか、モデルと俳優の養成学校か、キレイなお姉さんたちがたくさんいるんだろうなー、などと思いながら出掛けていきました。

たしかにそこは、洗練されたおしゃれな学校でしたが、とても明るく太陽がたくさん差し込むフロントで、気さくなNORIさんに出迎えてもらい、私なんかが行ったら場違いじゃないかという心配はすぐになくなりました。アクティングの基礎クラスを見学した時も、日本で言うところの「あいうえおあお、かきくけこかこ・・・」みたいな発声練習をするわけでもなく、「英語を楽しみながら勉強したい」「自分の表現力を高めたい」「俳優になるための基礎を学びたい」・・・と、それぞれの生徒が様々な理由で参加している自由な雰囲気が伝わってきました。

この学校を選ぶ理由はきっとあなたにもあることでしょう。それが何であるかを発見しに、まずはバンクーバー発祥の地“ギャスタウン”にあるこの学校を訪ねてみてはいかがですか?

レポート Jpcanada.com取材班(Shinobu/Aya)



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