海外送金。

海外送金に特化した当ページでは、海外への送金情報を幅広く扱っています。(By 海外送金コンサルタント)

海外送金に有利なカレンシーオンライン

2014年1月22日更新

海外送金では、主に2種類の費用がかかります。

1つ目は、海外送金手数料です。海外送金手数料は、多くの場合、定額となって
いますので、その分、比較が容易です。特に、海外送金を初めて検討する場合、
この手数料でだけ比較している人が多いです。しかし、実は、海外送金をする
場合、もうひとつ、とても重要な費用があるのです。

そのもうひとつの費用(2つ目の費用)は、「差額(スプレッド)」と言います。
スプレッドとは、市場為替レートと、海外送金レートとの差額のこと何です。
「え、差額って何?海外送金レートって2種類あるの?1種類じゃないの?」
って不思議に思われた方もいらっしゃるかと思います。

まず、市場為替レートについて説明します。

市場為替レートとは、みなさんが、ニュースとかで聞いてる為替レートのことです。
ニュースを解説している画面の中で、為替レートが変動した画面を見たことが
ある人もいるかと思います。このように、市場為替レートは、常に変動しています。

では、どうして常に変動しているのでしょうか?ニュースでは、米ドルの為替レートが
取り上げられることが多いので、米ドルを例にとって説明します。

世界中には、米ドルを買いたい企業・投資家・個人などが大勢います。
その一方で、米ドルを売りたい企業・投資家・個人なども大勢いるのです。
売りたい人と買いたい人が集まるのが「市場」です。まさに、米ドルなどの
各種通貨を常に売り買いしているのが、「為替市場」となります。

為替市場は常に変動している。

売りたい人と買いたい人が大勢集まれば、そこにはいろいろな思惑が交錯します。
例えば、米ドルを買いたい人が多くて、売りたい人が少なかったら、一体価格は
どうなるでしょうか?そう、買いたい人が多いわけですから、値段があがります。
つまり、米ドルの値段が上がる=米ドルを買いたい人が多い、という状況です。
そして、米ドルの値段が上がっている状態のことを「米ドル高」と言います。

しかし、為替市場はとても複雑です。それは、通貨が複数存在しているためです。
ドルを買うために、円で買う人もいますし、ユーロで買う人もいるのです。
ただし、通常、「米ドル高」といった場合は、全ての(多くの)通貨に対して
米ドルが高い状態のことをさします。ある特定の通貨(例えば、日本円円)に
対してのみ、米ドルが高い状態があったとすれば、それは「円安」となります。
米ドルと日本円のみに話をフォーカスすれば、「米ドル高」=「円安」と
覚えてもらってかまいません。

なぜ、円が高く表示されると、「円安」と呼ぶのか?

ここで、ニュースを思い出してみてください。米ドルの値段が、昨日は1ドル
80円だったとしましょう。今日は1ドル82円になっていたとします。
さっきの説明を思い出してください。米ドルを買いたい人が増えているので、
米ドルの値段が上がったのです。つまり、「米ドル高」ですよね。
そして、「米ドル高」=「円安」なのです。

そして、ニュースでは、通常、このような状態を「円安」と呼びます。
「どうして値段があがったのに円「安」と言うのだろうか?」と疑問に
感じていた人も多いと思いますが、上記の説明の通りです。

為替相場って、誰が参加できるの?

「為替市場」は誰でも参加できるわけではありません。
特定の資格を持った銀行や投資会社のみが参加できる仕組みになっています。
みなさんが築地の「魚市場」に行っても、漁師さんから直接魚は買えないのと同じです。
では、一般の企業や個人は、どうやって海外の通過を購入するのでしょうか?
そう、銀行や投資会社を通じて、海外の通貨を購入するのです。

ですから、皆さんが、海外の通貨を購入する場合、為替市場の価格では購入できません。
みなさんが、魚を魚市場の値段で買えないのと同じ仕組みと言えばわかりますよね。

スプレッドは、海外送金時の見えないコスト

そして、為替相場は、常に(秒単位)で変化しています。
しかし、銀行が海外の通貨を売る場合、その金額は秒単位では変わりません。
通常、1日単位で変更します。(まれに、為替市場の変動があまりに大きい場合は、
1日の途中で変更させる場合もあります)銀行といえども、ビジネスです。
損をするわけには行きませんから、市場為替レートに、一定の手数料を載せます。
これが、最初に書いた「スプレッド(差額)」になります。

銀行が設定する複数のレート

ちなみに、銀行が外国為替を売る場合に、複数のレートを設定しています。
そのうち、皆さんが関係する可能性が高い2つのレートについて説明します。
ひとつは、海外送金レート(TTSレート)と言い、もうひとつを、
現金レート(Cashレート)と言います。

ここでは、海外送金の説明をしているので、海外送金レートのスプレッドに
ついて説明します。多くの銀行は、午前10時〜11時くらいの時間帯に、
その時の市場為替レートに対して、だいたい1.5円〜1.8円程度上乗せした
金額を海外送金レート(TTSレート)として設定します。
どの程度上乗せするのか(スプレッドがいくらであるか)は、銀行によっても
異なりますし、為替の変動状況によっても異なります。為替が大きく変動して
いる時は、スプレッドの金額も大き目になる傾向があります。

スプレッドはどれくらいなのか?

しかし、市場為替は秒単位で変動していますので、銀行がスプレッドをいくらに
設定しているのか、正確に判別することはできません。また、何時何分の
市場為替レートを参考にしたのかも不明です。そのため、銀行間のスプレッドを
比較するのは非常に困難ですし、もしかしたら、それをする意味もないかもしれません。
一番解りやすい比較方法は、各銀行が公開しているTTSレートを比較することです。

実は、現在、日本の各銀行で公開しているTTSレートには、ほとんど差はありません。
ですから、銀行から送金する場合は、送金レートの比較をしても、同じとなってしまい、
「海外送金手数料」のみで比較している人がとても多いです。

ちなみに、JTBの「送金名人」というサービスがあります。海外送金手数料が500円で済む
ということで、多くの利用者を集めていますが、実は、送金名人では、スプレッドが
銀行と比べると割高となっています。(銀行の設定レート+1.6%)

スプレッドの低い銀行

では、スプレッドが銀行はあるのでしょうか?少なくとも、日本国内にある銀行間で
比べる限りは、あまり差がありません。一部、ロイズ銀行や、楽天銀行の海外
送金レートが良いとされていますが、実際は、一般の銀行のレートと比べた場合、
スプレッドの差は(ドルで見た場合)0.1円程度の差にとどまっています。

ちなみに、日本国内で、究極にスプレッドが低い取引があります。それは、
FX取引です。しかし、FX取引では、原則として、購入した外国為替を現物(現金)
として引き出したり、そのまま海外へ送金したりすることができません。
なぜなら、FX取引では、投資目的での利用が多いため、購入額全額の決済を
行うのではなく、差額決済(売り価格と買い価格の差額決済)がが前提となっているためです。

それでは、差額決済ではなく、現物決済をする場合で、一般個人や一般企業が、
スプレッドをより低くすることは可能なのでしょうか?

海外送金をタイプ別に比較・検討

(1)送金金額を考える

ベストな海外送金は、実は1通りではありません。
なぜなら、あなたの送金金額によって、送金回数によって、ベストな海外送金の方法が
異なるからです。以下に、いくつかのパターンに分けて、ご説明いたします。

(Aー1)送金金額が10万円以下を、1回だけ送金する場合

この分野は、非常に需要が高く、いろいろな会社が様々な
サービスを提供しています。

最初に書きましたように、海外送金の場合の手数料は主に2種類
(送金手数料と、スプレッド)ありますが、送金金額が10万円
以下の場合は、ほぼ、送金手数料に注目してもよろしいかと思います。
以下に、海外送金手数料が安いとされる。主要なサービスを列挙します。

また、Western Unionという海外送金に特化した
銀行があるのですが、この銀行が、FamilyMartから
海外送金できるサービスを始めたようです。
※また調べて報告します。

ただし、上記のいずれの方法であっても、送金レートがあまり
良くありません。
スプレッドは、だいたい3〜4円くらいと思ってください。

スプレッドを低くしたい場合は、急がないのであれば、
郵便為替(住所宛送金・送金小切手)という方法も検討しても良いと思います。
小切手は、日本ではなじみがあまりありませんが、海外では非常に一般的な
決済方法として利用されています。小切手には、金額と受取人が記載されており、
受取人であれば、銀行へ入金すれば現金となりますが、それ以外の人は銀行へ
入金することができないというものです。(厳密に言えば、第三者へ譲渡する方法
もありますが、ここでは説明を割愛します)
郵便為替は、発行手数料もそれほど高くなく、為替だけを郵送すると、
紛失等の恐れがありますが、受け取り主他の荷物といっしょに
郵送するのであれば、このような方法も検討しても良いかもしれません。
(?)なお、万一紛失などした場合は、手数料を支払うことで、紛失した郵便為替を
無効にして、新しい郵便為替を再発行することも可能です。

(A−2)送金金額が10万円以下の送金を繰り返す場合

小額の送金を繰り返す場合(例えば、生活費の送金など)は、Paypalを
利用して送金する方法がお勧めです。特に、個人から個人へ送金する場合は、
Paypalを利用すると、小額送金を繰り返す場合は、かなり手数料を
抑えることが可能です。
Paypalとは、もともと海外オークションを利用した場合の、手数料を
できるだけ抑えた決済手段として登場しました。小額の海外決済の手段として、
長い歴史を持っているので、安心して利用できます。
ただし、Paypalを利用する際は、以下の3つの条件があります。
・事前の登録が必要である。(インターネットで登録できます)
・お金を受け取る側は、銀行口座が必須であること。(送金側は、銀行口座は
必須ではありません(クレジットカード支払いも可能)ですが、できれば、
送金側も銀行口座をPaypalへ登録した方が何かと便利です。
・Emailアカウントが必須となこと(Emailで認証します)
(?)なお、Paypalでは、高額の送金は(個人口座では)対応していません。

(B−1)送金額が、10万円以上50万円以下を、1回だけ送金する場合

送金額が10〜20万円程度であれば、(A−1)の方法を検討しても
良いと思いますが、20万円を越えると、スプレッドの大きさが
気になってきます。ですから、この金額帯の海外送金では、
送金手数料に加えて、送金レートも検討しなければなりません。
お勧めの方法としては、ゴーレミット(旧ゴーロイズ)です。送金手数料が、
一律2000円と割安で、なおかつ、送金レートも、一般銀行よりも
良いレートとなっています。ただし、ゴーレミット(旧ゴーロイズ)の場合、送金先の
銀行口座情報が必要となりますので、留学前に、自分の生活費を海外へ
送金することができません。(受ける銀行口座がないため)
また、ゴーレミット(旧ゴーロイズ)サービスは、日本に住所があることが前提と
なりますので、海外留学後に、自分で申込みをすることができません。
この場合は、日本の家族にサービスの申込みをしてもらう必要があります。
裏技としては、留学前に、申込書を(銀行口座情報以外の部分を)全て
記入しておき、留学して銀行口座を開いた後に、日本の家族に口座の
情報を伝えて、それを郵送してもらうという方法です。
ただし、あくまでも裏技ですので、ご自分の責任にて対応してください。
家族の情報で登録すれば問題とはなりません。

(B−2)送金額が、10万円以上50万円以下を、複数回送金する場合

この場合でも、ゴーレミット(旧ゴーロイズ)を引き続き利用しても良いと思いますが、
もし、送金回数を減らして、送金額をより高くできるのであれば、
このあと後述する(C)の方法も検討して良いかもしれません。

(C−1)50万円を越える送金を、1回だけする場合

送金額が50〜100万円程度であれば、ゴーレミット(旧ゴーロイズ)を利用する
という方法も良いですが、送金額が100万円を越えるような場合は、
更に低いスプレッドの送金を検討してもよろしいかと思います。
実は、海外送金に特化した両替商を利用すると、なんと、スプレッドが
0.3〜0.4円程度となります。これは、一般の銀行などのスプレッドと
比較すると、なんと1円以上の差となります。100万円の送金の場合、
スプレッドによる金額の差(両替の差)は、1万円以上になってきます。
では、どのような方法でしょうか?(C−2)で説明したいと思います。

(C−2)50万円を越える送金を、複数回する場合

この場合は、ほぼ間違えなく、海外送金に特化した両替商を利用することで、
海外送金にまつわる費用を削減できます。また、この方法は、海外渡航前でも
利用可能です。つまり、留学前に、自分の生活費を海外送金することが可能
となっています。ただし、送金までの手順が少し複雑ですので、
2〜3回程度の送金であれば、ゴーレミット(旧ゴーロイズ)サービスだけを利用しても
よろしいかもしれません。
以下に、大まかに、全体の手順を記載します。
(1)海外送金に特化した両替商の口座を開く →Currency Onlineのオフィシャルページ
(2)ゴーレミット(旧ゴーロイズ)の口座を開く
(3)送金金額と、両替レートの確定
(4)ゴーレミット(旧ゴーロイズ)から両替商の口座へ送金(決済用送金) →Currency Onlineのオフィシャルページ
(5)(必要であれば)現地渡航後に、受け取り用の銀行口座を開く
※他人の口座へ送金する場合やは不要)
(6)Currency Onlineの口座から、受け取り用の口座へ送金

このパターンが複雑に見えるのは、以下のような点が、通常の海外送金と異なるからです。
・まず両替を行う。次に送金する、という2段階のステップ
・海外送金も2ステップ(日本の銀行口座→Currency Onlineの口座)→受け取り用口座
・両替→両替商へ送金(決済)→両替商から送金(振込み)という3段階の流れ
手間は増えますし、送金手数料も高くなります。しかし、両替レートが良いため、
海外送金額が高くなればなるほど、その差は歴然としてきます。

今後の予定

これから、図などを加えながら、また、文章を整理しながら、よりわかりやすい
ページ作りを心がけて行きたいと思います。

また、文章には間違えなどないように配慮しておりますが、万一、間違えなど
ございましたら、ご指摘ください。

→管理人へメールを送る。