■ RESP(学資積み立てプラン)とは、
カナダ政府が子供のための学資積み立てを後押しするための優遇制度です。現在2歳の子供が成長し大学に入学するころには、、親元を離れて生活した場合、年間約$90,000もの費用が掛かると言われています。そのための積み立てを助けるため、様々な優遇制度を取り入れたのが、カナダ政府が勧めるRESPです。
■ RESPの概略
・補助金制度
年間、子供1人に対し、$4,000までを積み立てできます。その際、最初の$2,000に対し政府から20%($400)の補助金が給付されます。生涯積立金は$42,000(1人)なので$7,200もの補助金が受けられることになります。
・税制優遇
RRSPとは違い積立金は税金の控除にはなりませんが、投資運用中に発生した利息・配当金・キャピタルゲインには積立金を下ろすまで、税金が繰り延べ控除となります。しかも引き出す時は、積み立てを実際に行った両親の税率ではなく、受取人である子供の税率が適用されます。通常、大学等へ進学する子供は収入が無いか非常に低いため、税金がゼロということもあります。
・登録スタイル
受取人を1人だけ指定する「Single Plan」の場合、両親だけでなく叔父母や祖父母などの親類または友人でも積み立てをすることが可能です。(SIN番号を受取人が持っていること)
・指定教育機関
2002年現在、対象となる教育機関は「連続3週間以上(カナダ国外の場合は13週間)のコースで、週の授業時間が10時間以上あること。」となっています。この条件を満たしていれば、カナダの大学・短大だけではなく、日本の専門学校に通う場合でも適応されます。また授業料の他、教科書代、通学費、下宿代などにも利用できます。
■ RESPでの投資 VS Non-RESPでの投資比較(年間$2,000、投資期間18年、年率8%複利の場合)
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RESP |
Non-RESP |
| 元本 |
$36,000 |
$36,000 |
| 政府補助金 |
$7,200 |
$0 |
| 投資実績 |
$50,429 |
$20,653(*) |
| 総額 |
$93,629 |
$56,653 |
| 差額 |
+$36,976 |
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(*)RESP外の投資で発生した投資収入に40%の税率が適応されたと仮定した場合
資料提供:TD Canada Trust
■ 銀行のRESP VS 学資プランの比較(Scholarship Trust 一般的なプラン。各プランにより多少異なる。)
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銀行(証券会社) |
学資プラン |
| 運用者 |
銀行又は銀行系証券会社 |
非営利団体 |
| 政府補助金 |
受けられる |
受けられる |
| 登録費用 |
一切無し |
登録費有り |
| 運用先 |
投資先は長期投資向き(100種類以上)から確定利回りなどの短期投資向きまで自分で選択可能。 |
プランで決められた運用先のみ。 |
| 受取人が進学しない場合に払い戻される金額 |
解約時の運用実績から政府補助金を引いた額($50,000までは自分のRRSPへ移動可能) |
元本から政府補助金・利息などを引いた額($50,000までは自分のRRSPへ移動可能) |
資料提供:TD Canada Trust